ウィリアム・ヒル スポーツ・ブック・オブ・ザ・イヤー
うぃりあむ・ひる すぽーつ・ぶっく・おぶ・ざ・いやー
英国の年次スポーツ書籍賞。ウィリアム・ヒルが主催・スポンサーし、スポーツに関する優れた書籍を表彰する。
- 創設年
- 1989
- 主催
- William Hill (bookmaker)
- カテゴリー
- ノンフィクション・記録文学
- 選考方式
- 公募・推薦
- 受賞対象
- 不問
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 5月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
William Hill Sports Book of the Yearは1989年に創設された英国の年次スポーツ書籍賞で、ブックメーカーのWilliam Hillがスポンサーを務める。優勝者には賞金と受賞書籍のレザーバウンド(革装)が贈られ、ショートリストに残った各著者には賞金が支払われる。審査はスポーツジャーナリストや元選手らを含む審査員パネルが行い、受賞作は例年11月下旬〜12月上旬に発表される。受賞者の一覧は1989年の第1回から継続しており、近年の受賞作にはLauren Fleshman(2023)やConor Niland(2024)などが含まれる。
賞品
- 主賞品
- 優勝賞金 £30,000 と受賞書籍の革装(レザーバウンド)。ショートリスト入りの各著者には£3,000が授与される。
- 賞金
- 30,000 GBP
- 受賞書籍の革装(leather-bound copy)
- ショートリスト各著者に£3,000
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 応募・予備選考(ロングリスト) | William Hillと運営側による予備選考(編集者・出版関係者・スポーツジャーナリストが関与) | — | 長リスト(ある場合)は公式サイトやメディアで発表されることがある。 |
| ショートリスト(最終候補) | 審査員パネル(例:2020年時点チェア Alyson Rudd、Clarke Carlisle、Katherine Grainger、John Inverdale、Danny Kelly、Mark Lawson など) | — | ショートリストは公式発表され、ショートリスト入りの各著者に賞金が支払われる。 |
| 受賞者選定・授賞(最終選考) | 上記審査員パネル(チェアと委員が最終決定) | — | 受賞作は例年11月下旬〜12月上旬に公式に発表され、表彰式はロンドン等の会場で行われる(過去にWaterstones Piccadillyなど)。 |
選考基準
- 執筆の質(文体・表現力)
- リサーチの深さと正確性
- スポーツに関する洞察・独自性
- ストーリーテリングと読者への訴求力
- 文学的価値と商業的影響力
応募のヒント
推奨
- 出版社と連携して正式にエントリーする(出版社からの応募が一般的)
- 明確なサンプル章と要約(シノプシス)を用意し、主題と独自性を強調する
- 事実確認・リサーチを徹底し、出典や資料を整える
- 編集・校正を十分に行い、読みやすい文章構成を心がける
注意
- 未校正の原稿や不完全なドラフトを提出する
- 裏付けのない主張や誤情報を含める
- スポーツと無関係な内容に終始する
- 提出要項を無視してフォーマットや提出先を間違える
審査員から
- 優れたスポーツ書はリサーチと人物描写の両方を備えている—事実の裏付けと物語性の両立を重視する
- 単なる事実列挙ではなく、読者を引き込むストーリーテリングを示してほしい
- 独自の視点や新しい洞察が選考において評価される
関連の賞
- William Hill Irish Sports Book of the Year
- その他のスポーツ書籍賞・ノンフィクション系の文芸賞
公式情報
https://news.williamhill.com/sport/sports-book-of-the-year/過去の受賞者
プロテニスのツアーを現場から描いたノンフィクション。トップ選手と下位選手の格差、移動や経済的課題、精神的プレッシャーなどツアーの光と影を丹念に描写し、現代テニスの構造と選手の実態に迫る。
アイルランド出身の元プロテニス選手。ツアー経験を背景に、選手生活やツアーの現実を描いた著作で評価される。
女性アスリートの経験と女子スポーツをめぐる現実を内側から描くノンフィクション。著者自身の競技生活や他選手の証言を通じて、性別に基づく偏見や制度的課題、改善に向けた実践を提示する。
米国の元長距離ランナーで、競技経験を基に女子スポーツや選手支援に関する執筆・発信を行っている。女性アスリートの声を社会に届ける活動でも知られる。
自転車競技の名選手ベリル・バートンの生涯を追った評伝。戦後英国における女性アスリートの立場や栄光までの過程を豊富な史料と取材で再構築し、スポーツ史としての意義を示す。
英国のスポーツ作家・ジャーナリスト。戦後の自転車競技と女性選手の歴史を丹念に調査した評伝で知られる。
スポーツを通じて人種差別や社会的正義を問い直すエッセイ集。アスリートの抗議行動やブラック・ライヴズ・マター運動に関する歴史的・個人的視点を交え、運動がどのように社会変革に寄与できるかを考察する。
ジャマイカ出身の元クリケット選手で、引退後は解説や執筆活動を通じて人種問題や社会正義に取り組む。スポーツと社会をつなぐ発信で評価される。
国家的なドーピング計画の内部情報を暴露した回顧録。組織的な不正の手口、証拠収集や国際的な調査過程、告発後の亡命と安全確保の苦闘を通じて、スポーツ倫理と権力構造の問題を明らかにする。
ロシアの元ドーピング検査所の責任者で、国家的ドーピング疑惑を内部から暴露した告発者。告発の経緯とその後の亡命生活を綴る回顧録で受賞。
伝説的クリケット評論家ネヴィル・カーダスの生涯と作品、20世紀初頭のクリケット文化を丹念に描く評伝。カーダスの文体や影響を軸に、スポーツをめぐる社会的・文化的背景を織り交ぜてその軌跡を描き出す。
イギリスのスポーツジャーナリスト。クリケット関連の評伝や歴史的作品で知られ、本賞はネヴィル・カーダスの評伝で受賞(本賞3度目の受賞)。
長距離水泳を舞台にした回想的ノンフィクション。著者は海や極限状態での競技経験を通じて、身体的・精神的な挑戦、孤独、レースでの葛藤と克服を描き、人間と自然との関係を静かに掘り下げる。
長距離水泳の競技者。長距離泳や海を舞台にしたノンフィクションで本賞を受賞。競技の過酷さや個人的な挑戦を題材にする作品で知られる。
北アイルランドのボクサー、イーモン・マギーの波乱に満ちた人生を追う伝記。リングでの栄光と私生活の困難、暴力や地域社会との関わりを通して選手の人間像と精神的葛藤を掘り下げる。
著者(詳細は不明)。受賞作はボクシング選手イーモン・マギーの人生を追った伝記的作品で、選手の挫折や再生を描く。
著者の少年期の出来事と長距離泳を通じた成長を綴る回顧録。海での過酷な経験、身体的・精神的な挑戦、泳ぐことによる癒しと自己形成の物語を描く。
英国の長距離泳者。若年期からの海と泳ぎの経験を基に回顧録を著した。
北アイルランド出身のボクサー、イーモン・メイジーの波乱に満ちた人生とキャリアを描く伝記。リング上での栄光と私生活の葛藤、暴力や再起の物語を通じて一人のボクサーの複雑な人間像を浮かび上がらせる。
著者・ジャーナリスト(詳細情報は限定的)。ボクサーの人生を扱った伝記で共同受賞した。
英国の名サイクリスト、トム・シンプソンの生涯を描いた伝記。競技での成功と薬物問題、そして最後の瞬間を背景に、自転車競技の栄光と暗部を照らし出す。
スポーツに関する伝記やノンフィクションを手掛ける作家。自転車競技の歴史や選手の人物像を描く作品で評価を得た。
幼少期から世界を巡るサーフィン経験を通して自己の形成とサーフィン文化の魅力を綴る回顧録。波との出会い、友情、旅、自然への畏敬を丁寧に描き、身体経験と精神の成長を浮かび上がらせる。
アメリカのジャーナリスト・作家。サーフィン文化に関する回顧録で高い評価を受け、国際的な文学賞でも注目された。
イングランドにおけるフットボールの成立と変容を、歴史的・社会学的視点から多面的に分析する一冊。クラブ文化、階級、経済、メディアとの関係を考察し、英語圏のフットボールが社会に果たす役割を再考する。
サッカーの社会史や文化を専門に研究・執筆するイギリスの作家・評論家。英国内のフットボール文化に関する詳細な分析で知られる。
オーストラリアンフットボールをめぐる事件や文化を手掛かりに、スポーツ界に潜む性や権力構造を掘り下げるルポルタージュ。被害と加害の実態、コミュニティの反応、ジェンダーと男らしさの問題を深く検証する。
オーストラリアのジャーナリスト・作家。スポーツを通して社会問題を掘り下げる著作で評価を得ている。
1960年代に発生した競馬界の競走馬ドーピング事件の内幕を追うノンフィクション。捜査資料や関係者の証言を綿密に集め、当時の慣行や業界の暗部を明らかにするルポルタージュ。
競馬に関するノンフィクションを書いた著者。詳細な経歴情報は限定的。
著者自身の経験や関係者の証言を元に、ツール・ド・フランスをはじめとするプロ自転車競技に横行したドーピングの実態、隠蔽の手口、勝利至上主義が生む倫理的問題を告発的に描くノンフィクション。
アメリカの元プロサイクリスト。自身のドーピング体験を告白するとともに、プロツアーにおける組織的なドーピングの実態を告発した。
著者自身の経験や関係者の証言を元に、ツール・ド・フランスをはじめとするプロ自転車競技に横行したドーピングの実態、隠蔽の手口、勝利至上主義が生む倫理的問題を告発的に描くノンフィクション。
アメリカの作家・ジャーナリスト。スポーツやパフォーマンスに関するノンフィクションを多く執筆し、本件では共著者として寄与した。
ドイツ代表ゴールキーパー、ロバート・エンケの生涯と死を追ったノンフィクション。成功と孤独、精神疾患と周囲の支援のあり方を詳細に描き、スポーツ界におけるメンタルヘルスの問題を問う作品。
ドイツのスポーツジャーナリスト・作家。サッカーを中心に著作活動を行い、ロバート・エンケの生涯と自殺を扱った作品で国際的評価を得た。
イングランド代表としての激しいキャリアやチームでの立場、試合やロッカールームの逸話、引退後の人生やメディア活動までを率直に綴った自伝。ラグビー界の舞台裏と選手の内面を描き出す。
イングランドの元ラグビーユニオン選手。代表キャリアを経てメディアで解説者・コラムニストとして活動している。自伝で選手人生の裏側を赤裸々に綴る。
ハロルド・ラーウッドの生涯に迫る伝記。20世紀前半に活躍した快速投手としての躍進と、1932–33年の「ボディライン」論争がもたらした影響、イングランドとオーストラリアの関係、晩年の評価の変遷までを丹念に描き、スポーツ史と個人の葛藤を重層的に浮かび上がらせる。
イギリスのスポーツジャーナリスト・作家。クリケット史や人物伝を多く手掛け、William Hill Sports Book of the Yearを複数回受賞している(2007, 2009, 2019)。
マーカス・トレスコスィックの自伝。代表での活躍や海外遠征、精神的な困難とその克服、家族やチームとの関係が率直に綴られており、メンタルヘルス問題に関する記述が特に注目される回想録である。
イングランド代表のクリケット選手(バッツマン)。現役時代の代表活動や個人的な困難、復帰の過程を公表している。
マーカス・トレスコスィックの自伝。代表での活躍や海外遠征、精神的な困難とその克服、家族やチームとの関係が率直に綴られており、メンタルヘルス問題に関する記述が特に注目される回想録である。
著者が伝説的監督ブライアン・クラフと過ごした二十年間を綴るノンフィクション。クラフの指導哲学、人柄、名場面や逸話を生き生きと伝え、イングランド・フットボール界への影響を描き出す。
英国のスポーツライターで伝記・ノンフィクションを多数執筆。クラフに関する著作などで高く評価される。
初の黒人ヘビー級王者ジャック・ジョンソンの栄光と没落を描いた伝記。リング内外での人種差別、司法やメディアの偏見が彼の人生に与えた影響を丹念に追い、スポーツと社会の関係を浮き彫りにする作品。
アメリカの作家で、歴史・伝記的ノンフィクションを多く執筆している。スポーツ史にも詳しい。
著者の父スチュワート・イムラッハの人生を軸に、戦後イギリスの労働者階級とフットボール文化を描く回想録。個人的な記憶と社会史を重ね合わせ、プロサッカーの現実や階級の影響を温かく描写する。
英国のスポーツジャーナリスト兼放送者で、家族や労働者階級を主題にした回想録を執筆している。
バジル・ドリヴィラの生涯と、1968年の南アフリカ遠征を巡る政治的対立と人種差別の実態を掘り下げた伝記。クリケットを通してアパルトヘイト時代の英国と南アフリカの関係を検証する歴史著作である。
イギリスのジャーナリスト・評論家。政治・スポーツを問わず取材に基づく著作を多数執筆している。
イングランド・フットボールの商業化と腐敗の実態を調査報道の手法で明らかにする一冊。クラブ経営や代理人、メディアの関与がもたらした問題点を具体例と証拠で示し、フットボール文化の変容を批判的に検証する。
英国の調査ジャーナリスト。企業や権力者の内幕を暴くノンフィクションで知られており、フットボール界の問題を告発する著作がある。
ジョー・ルイス(ボクシング)とジェシー・オーウェンス(陸上)という二人の黒人アスリートを通じ、20世紀前半のアメリカにおける人種問題とスポーツの関係を掘り下げる歴史的ノンフィクション。個人史と社会史を結び付けて描く。
イギリスのスポーツジャーナリスト・作家。ボクシングや陸上などスポーツ史や人物伝を手掛ける。
伝説の競走馬シービスケットと、それに関わった三人の人物の軌跡を通じて、1930年代のアメリカ社会と希望の物語を描くノンフィクション。レース描写と人間ドラマ、時代背景を織り交ぜた読み応えのある伝記的作品。
アメリカのノンフィクション作家。丹念な取材と人物描写に定評があり、一般向け歴史ノンフィクションで高い評価を得ている。
ランス・アームストロング自身とサリー・ジェンキンスの共著による回想録。がんと診断されてからの闘病、復帰に至る過程、精神力や家族・チームの支えを率直に綴り、トップアスリートの視点から困難を乗り越える物語を描く。
アメリカの元プロ自転車選手。がんを克服してツール・ド・フランスで優勝した経歴で知られる。スポーツ界で物議を醸した人物でもある。
ランス・アームストロング自身とサリー・ジェンキンスの共著による回想録。がんと診断されてからの闘病、復帰に至る過程、精神力や家族・チームの支えを率直に綴り、トップアスリートの視点から困難を乗り越える物語を描く。
アメリカのスポーツジャーナリスト・作家。共著者としてアスリートの回想録やスポーツ関連記事を多く執筆している。
イングランドのクリケットの発展を社会史的に分析した研究書。18世紀以降の階級構造、地域共同体、プロとアマの対立、帝国主義下での競技普及などを史料をもとに追い、スポーツを通じた社会変容の過程を明らかにする。
イギリスの歴史家。スポーツと社会の関係を扱う著作があり、クリケットの社会史研究で知られる。
著者が東京の機動隊と共に合宿訓練に参加した体験を綴った紀行・体験記。過酷な稽古や武道精神、集団規律、日本文化との出会いを通じて自己変容や異文化理解を描くユニークな作品。
英国の作家・詩人。紀行や冒険体験を基にした作品を多く執筆し、日本での体験を題材にした本作で注目を集めた。
郡代表レベルのクリケット生活をユーモアと率直さで綴った回想録。長いシーズンの移動、練習、チームの人間模様、勝利と挫折が現場の生々しい筆致で語られる。
イングランド出身の元プロクリケット選手で、引退後は作家や解説者として活動。郡代表レベルの経験をもとにした筆致に定評がある。
ボクシング界のダークサイドに迫る長編ルポ。試合の舞台裏、選手を取り巻く搾取や危険、興行の構造的問題を丹念に取材し、スポーツ産業としてのボクシングの光と影を描き出す。
イギリスのスポーツ作家。ボクシングやその他スポーツの社会的背景や人間ドラマに焦点を当てたノンフィクションで評価されている。
PGAツアーに密着したルポルタージュ。選手の日常、移動生活、ツアー運営やメディアとの関係、競技の華やかさとその裏側にある過酷さを詳細に描き、プロゴルファーの現実を浮き彫りにする。
アメリカのスポーツライターで、多数のノンフィクションを執筆。とくにゴルフやバスケットボールなどの舞台裏を丁寧に描くことで知られる。
各国を巡りながらサッカーを通して国家や民族、政治がどのように表出するかを探るルポルタージュ集。クラブと社会の関係、暴力や民族主義の影響、サッカーが担う象徴的意味を鋭く分析する。
国際的なサッカー事情を社会文化的に分析するジャーナリスト・作家。政治や民族問題とスポーツの関係に鋭い視点を持つ。
ラグビー・ユニオンの変革期を内側から描いたノンフィクション。クラブと代表チームの関係、戦術や選手の待遇の変化、プロ化に伴う衝突や葛藤を関係者の証言と取材で再構築し、競技の“革命”を読み解く。
ラグビー専門のジャーナリスト。代表戦や国内大会の取材を長年続け、戦術や運営の変化を追っている。
アーセナルの熱烈なサッカーファンである著者が、自らの人生とサッカーへの執着を重ね合わせて綴る自伝的エッセイ。試合観戦の喜怒哀楽やサポーター文化、80〜90年代英国サッカーの社会的文脈がユーモアを交えて描かれる。
イギリスの小説家・エッセイスト。サッカーや音楽を題材にした作品で知られ、ユーモアと自己分析を交えた文体が特徴。
ムハマド・アリの生涯を網羅的に描いた伝記。ボクサーとしての栄光や試合だけでなく、宗教や政治的発言、私生活や晩年の闘いに至るまで幅広く追い、複雑な人物像を浮かび上がらせる。
アメリカの作家。スポーツ人物伝を手がけることで知られ、詳細な取材に基づく伝記作品で高い評価を得ている。
元プロ選手の視点からプロサイクリング界の過酷な実態を告発的に描くノンフィクション。ドーピングの蔓延、チームの圧力、選手生活の過酷さや倫理問題を赤裸々に綴り、競技の構造的課題を浮き彫りにする。
アイルランド出身の元プロ自転車競技選手で、引退後はジャーナリストとして自転車界の内情やドーピング問題を告発する著述で知られる。
オックスフォード大学ボートチーム内で起きた“反乱”(ボートレースの内幕)をコーチの視点から描いたノンフィクション。選手間の対立、訓練法の衝突、チームの分裂と再生、競技に懸ける人々の心理や大学スポーツの栄光と厳しさが生々しく綴られる。
英国のローイング選手・コーチであり作家。オックスフォード大学ボートクラブの指導などを通じ、ボートレース界の内幕に詳しい。代表作の一つが本作で、競技の人間ドラマを描く。
オックスフォード大学ボートチーム内で起きた“反乱”(ボートレースの内幕)をコーチの視点から描いたノンフィクション。選手間の対立、訓練法の衝突、チームの分裂と再生、競技に懸ける人々の心理や大学スポーツの栄光と厳しさが生々しく綴られる。
イギリスの作家。ノンフィクションやフィクションで幅広く執筆し、共著でスポーツの内幕を伝える仕事も多い。