世界・海外・国外の文学賞

← ウルフソン歴史賞に戻る

ウルフソン歴史賞 うるふそんれきししょう

第130回(2023年)

歴史文学賞学術書

受賞者

6名
Resistance: The Underground War in Europe, 1939-1945

第二次世界大戦期の欧州各地におけるレジスタンス運動を比較し、組織の成立、戦術、占領下の市民や戦後の記憶への影響を総合的に描く。

抵抗運動第二次世界大戦軍事史社会史
歴史学者

第二次世界大戦と抵抗運動を研究する歴史学者。比較的普及した大衆向け歴史も執筆する。

Hakim Adi 候補
African and Caribbean People in Britain: A History

英国におけるアフリカ系・カリブ系の人々の歴史を通史的に描き、その移住、労働、社会参加、差別と抵抗の軌跡を明らかにする。

移民史人種/民族史英国史
歴史学者

英国におけるアフリカ系・カリブ系コミュニティの歴史を研究する歴史学者。

James Belich 候補
The World the Plague Made: The Black Death and the Rise of Europe

黒死病がヨーロッパの人口・経済・政治構造に与えた変化を分析し、疫病が近代ヨーロッパの形成に果たした役割を検討する。

疫病史中世史経済史地域史
歴史学者

歴史学者。疫病史や地誌などを通じて長期的変化を考察する。

The Perils of Interpreting: The Extraordinary Lives of Two Translators between Qing China and the British Empire

清朝と英帝国の間で活動した二人の通訳を通して、通訳の役割、文化的仲介、誤解の歴史を探る。帝国交流の微視的視点を提供する。

帝国史文化交流翻訳史清朝史
歴史学者

清代中国と英国の交流を研究し、翻訳・通訳を通じた文化交流の問題を扱う学者。

Oskar Jensen 候補
Vagabonds: Life on the Streets of Nineteenth Century London

19世紀ロンドンの浮浪者と路上生活の歴史を通じて都市の貧困や治安政策、社会的排除の仕組みを解き明かす。

都市史社会史貧困史
歴史学者
Emma Smith 候補
Portable Magic: A History of Books and their Readers

書物と読者の関係を歴史的に考察し、書物がどのように個人や共同体の想像力を形成してきたかを論じる文化史。

読書史文化史書誌学
文学研究者/歴史研究者

文学・書物史を専門とする学者で、読書史と文化の関係を研究する。