DOPESICK (光文社未来ライブラリー Mメ 1-1)
オキシコンチンの普及を起点に、アメリカ各地へ広がったオピオイド危機を追う調査ノンフィクション。製薬会社の販売戦略、医療制度の欠陥、地域社会の崩壊、依存症と向き合う家族や支援者の姿を、長期取材で結びつけて描く。
作品情報
一錠の鎮痛薬をめぐる物語が、企業、医療、家族、地域社会を巻き込む国家的危機へ広がっていく。
『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』は、アメリカ史上最悪規模の薬物問題を、取材に基づく人物群像として描く。夢の鎮痛薬として売り込まれた薬が、医師の処方、販売奨励、密売、制度不備を通じて地域に浸透していく過程を追う。告発の書であると同時に、依存症に巻き込まれた人々と、回復のために動く市民の記録でもある。
レビュー要約
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日本語圏の書評では、鎮痛薬が社会問題へ変わる過程を具体的に追う迫力が評価されている。著名人の事例だけでなく、地方の家族や当事者に焦点を当てることで問題の深さが伝わるとされる。
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読者や書店員の反応では、綿密な取材と人物描写の強さが目立つ。企業責任を追う硬いテーマでありながら、被害者家族と支援現場の痛みが物語を支えている点が読まれている。
書籍情報
- 出版社
- 光文社
- 発売日
- 2022-09-13
- ページ数
- 656ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 2.5 x 10.5 x 15.2 cm
- ISBN-13
- 9784334770617
- ISBN-10
- 4334770614
- 価格
- 1584 JPY
- カテゴリ
- 本/社会・政治/社会学/社会病理
タイガー・ウッズ、プリンスらが嵌った「鎮痛薬の罠」。年間死亡者、数万人。欲深い製薬会社と堕落した医師の癒着、麻薬密売人も含めての共謀関係、そして後手に回った行政……。アメリカ史上最悪の薬物汚染の驚くべき実態を暴く、傑作ノンフィクション。
レビュー
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アメリカのオピオイドまん延の強烈な事実
アメリカのオピオイドまん延の強烈な事実が書かれています。 ただ,内容はかなり冗長で,読むのに時間がかかります。 disney+でドラマ化された本作品が鑑賞できます。 そちらをみることをぜひお薦めします。 いずれにしても,強烈な内容です。 麻薬を処方する医療従事者は必読,必見の内容です。
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知るべき問題だけど、、、
ドキュメンタリー番組でアメリカのオピオイド問題のことを知りました。中毒者の映像が本当に衝撃的で、やせ細って、ふらふらとしか歩けず、オピオイドのために何でもする姿は見ていてつらかったし、現実とは信じ難かったです。 でも、もっと知るべきだと思って本書を買いました。 ぜひ読むべき一冊だと思います。 ただ、訳者によるまえがきに加え、文庫版には訳者のあとがきまで追加されているのは解せないです。 訳者の本職がジャーナリストだから言いたいことがあったのかもしれませんが、これは著者ベス・メイシーさんの取材に基づいて執筆された書籍であり、そこに訳者が自らの見解を付け加えるのはどうなんでしょうか。