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A. S. キング(エイミー・サリグ・キング)

エー・エス・キング(エイミー・サリグ・キング)

A. S. King

別名: Amy Sarig King
ペンネーム: エイミー・サリグ・キング(ミドルグレード作品やフルネームで発表する際に使用)

プロフィール

性別
女性
生誕
1970-03-10 (ペンシルベニア州レディング)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
アイルランド・ダブリン(1994–1996頃) → アイルランド・ティペラリー(1996–2004頃) → ペンシルベニア州(2004年以降)

経歴

職業
作家, 短編作家, ヤングアダルト(YA)作家, 講師(創作指導)
活動期間
1994年〜
所属
バーモント美術大学院(Vermont College of Fine Arts)- 創作指導(元教員)
影響を受けた人物
ジョージ・ソーンズ(比較された作家)
ノミネート
エドガー賞(若年層向け小説部門)最終候補(Please Ignore Vera Dietz、2011), Cybils Award(Young Adult Fantasy & SF)最終候補(The Dust of 100 Dogs、2009)

学歴

エクセター・タウンシップ・シニアハイスクール
学位: High School Diploma
期間: 〜1988
卒業年: 1988
国: アメリカ合衆国
1988年卒業
フィラデルフィア芸術学院(The Art Institute of Philadelphia)
写真(フォトグラフィー)
学位: Photography degree
国: アメリカ合衆国
写真の学位を取得

受賞歴

Michael L. Printz Award
2011
対象作品: Please Ignore Vera Dietz
主催: アメリカ図書館協会(YALSA)
結果: Honor
Los Angeles Times Book Prize(若者向け小説部門)
2012
対象作品: Ask the Passengers
部門: Young Adult Novel
主催: ロサンゼルス・タイムズ
結果: Winner
Michael L. Printz Award
2020
対象作品: Dig
主催: アメリカ図書館協会(YALSA)
結果: Winner
Margaret A. Edwards Award
2022
対象作品: Ask the Passengers; Glory O'Brien's History of the Future; Please Ignore Vera Dietz
主催: アメリカ図書館協会(YALSA)
結果: Winner
Michael L. Printz Award
2024
対象作品: The Collectors: Stories(編者および寄稿者)
主催: アメリカ図書館協会(YALSA)
結果: Winner
Amelia Elizabeth Walden Award
2015
対象作品: Glory O'Brien's History of the Future
主催: ALAN(Association for Literature and ...)
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Ask the Passengers

    家族や学校に居場所を見いだせない少女が、自分の感情を見つめ直していくYA小説。

    空を見上げるたびに、言えない気持ちが少しだけ軽くなる。

    young adultself-discoveryfamilyidentity
  1. 受賞作: Dig

    白人性と家族の秘密を掘り下げる、実験的なヤングアダルト小説。

    400ページ
    ヤングアダルト白人性家族人種秘密
  2. 受賞作: The Collectors: Stories

    収集というテーマを手がかりに、十人のYA作家が異なる形式と語り口で挑む短編集。奇妙さや実験性を前面に出しながら、所有、記憶、アイデンティティ、関係性のずれを一冊に束ねている。

    十の物語が、集めることの不思議さをそれぞれのかたちで照らし出す。

    272ページ
    短編集収集実験的な語りアイデンティティ若者多様性

作品

代表作

ザ・ダスト・オブ・100ドッグス

2009年 ヤングアダルト / ファンタジー

アメリカの若者を描いた初期長編。ファンタジー的要素と現実的な人物描写を組み合わせる作品。

アイデンティティ家族成長

ヴィラ・ダイツを無視してください

2010年 ヤングアダルト / 現代

喪失と友情、家族関係を扱うYA小説。批評家から高く評価され、複数の賞にノミネートされた。

喪失友人関係家族の秘密

乗客たちに尋ねて

2012年 ヤングアダルト / 現代

孤独や性的アイデンティティ、家族を扱う作品。ロサンゼルス・タイムズ書籍賞などを受賞。

性的アイデンティティ孤独家族

ディグ(Dig)

2019年 ヤングアダルト / 現代

複雑な家族関係とトラウマを扱う作品。鋭い心理描写と独特の語り口で高い評価を受け、Printz賞を受賞。

トラウマ家族回復

コレクターたち:物語集

2023年 短編集 / アンソロジー

キングが編纂および寄稿した短編集。編者としての手腕も評価され、Printz賞を受賞した(アンソロジーでの受賞は異例)。

短編多様な声YAと成人の境界を越える

グローリー・オブライエンズの未来史

2014年 ヤングアダルト / 叙述的SF要素

若者の視点で未来や時間、社会を問いかける作品。多くの批評誌で年間ベストに選出された。

時間社会批評成長

スイッチ

2021年 ヤングアダルト

複数の視点を通じて若者の心理や社会問題を描く作品。批評的評価を得ている。

仲間関係アイデンティティ暴力と回復

ピック・ザ・ロック

2024年 ヤングアダルト / スリラー要素

緊張感ある語りで読者を引き込む近年の作品。複数の媒体で2024年のベストに選出。

サスペンス選択と結果成長

全著作

  • The Dust of 100 Dogs(2009)
  • Please Ignore Vera Dietz(2010)
  • Everybody Sees the Ants(2011)
  • Ask the Passengers(2012)
  • Monica Never Shuts Up(2012)
  • Reality Boy(2013)
  • Glory O'Brien's History of the Future(2014)
  • I Crawl Through It(2015)
  • Still Life with Tornado(2016)
  • Me and Marvin Gardens(2017)
  • Dig(2019)
  • The Year We Fell from Space(2019)
  • Switch(2021)
  • Attack of the Black Rectangles(2022)
  • The Collectors: Stories(編・寄稿、2023)
  • Pick the Lock(2024)

作風・主題

文体
YAと成人向け読者の橋渡しをする文体詩的で時に幻想的な描写直接的かつ感情に訴える語り口
頻出モチーフ
家族とその崩壊・再生トラウマと癒し若者のアイデンティティ孤独とつながり

評価・遺産

A. S. キングはヤングアダルト文学において批評的評価が高く、YAと成人向け文学の境界を曖昧にする作風で知られる。複数の主要賞を受賞し、教育現場や図書館で重要な作家として位置付けられている。

関連学会

  • ペンシルベニア州図書館司書協会(Outstanding Pennsylvania Author受賞関連)

資料所蔵先

  • アメリカ議会図書館に所蔵記録あり

引用

  • キングはジャンルや構成の慣習を破る作家であり、世界が意味に満ちている一方で完全に狂っていると示すような作品を書くと評される。
    出典: Andrew Harwell(HarperCollins Children's Books)による評論(一部) (2013年)

豆知識

  • グレイシーの家(Gracie's House)というLGBTQ+若者支援の非営利団体を息子と共に設立(2023年)。
  • マイケル・L・プリンツ賞を2回受賞した唯一の個人(2020年、2024年)。
  • 出身はペンシルベニア州レディング。写真の学位を持つ。