世界・海外・国外の文学賞

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アン・アップルバウム

アン・アップルバウム

An Appurubāmu

別名: Anne Elizabeth Applebaum

プロフィール

性別
女性
生誕
1964-07-25 (ワシントンD.C.)
国籍
アメリカ合衆国, ポーランド
言語
英語, ポーランド語, ロシア語
宗教
リフォーム・ユダヤ教
居住地歴
ワシントンD.C., アメリカ合衆国 → ワルシャワ, ポーランド → ロンドン, イギリス

経歴

職業
ジャーナリスト, 歴史家, 作家, 教授
活動期間
1988年〜2024年
所属
ジョンズ・ホプキンス大学 SNF アゴラ研究所, ザ・アトランティック誌, ワシントン・ポスト紙
所属団体
王立文学協会フェロー (FRSL), 外交問題評議会
ノミネート
ナショナル・ブック・アワード ノンフィクション部門 ファイナリスト (2003, Gulag), ナショナル・ブック・アワード ノンフィクション部門 ファイナリスト (2012, Iron Curtain)

学歴

イェール大学
歴史・文学
学位: BA
卒業年: 1986
国: アメリカ合衆国
summa cum laude
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス
国際関係
学位: MSc
期間: Marshall Scholarship
卒業年: 1987
国: イギリス
セント・アンソニー・カレッジ、オックスフォード大学
国: イギリス
留学

受賞歴

ピューリッツァー賞
2004
対象作品: グラグ:ソ連強制収容所の歴史
部門: General Nonfiction
主催: コロンビア大学グラディエイト・スクール
結果: winner
ダフ・クーパー賞
2003
対象作品: グラグ:ソ連強制収容所の歴史
結果: winner
ライオネル・ゲルバー賞
2018
対象作品: 赤い飢饉:スターリンのウクライナ戦争
結果: winner
ダフ・クーパー賞
2017
対象作品: 赤い飢饉:スターリンのウクライナ戦争
結果: winner
ドイツ出版平和賞
2024
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Gulag: A History

    ソ連の強制収容所システム(グラグ)の成立と運営、被収容者の経験を多角的に描き出す包括的な歴史。国家の抑圧機構、経済的側面、個人の証言を織り交ぜ、制度としての暴力の実相を明らかにする。

    ソ連史グラグ人権政治史
  2. 受賞作: Red Famine: Stalin's War on Ukraine(レッド・フェイム:スターリンのウクライナに対する戦争)

    1932–33年のウクライナ大飢饉(ホロドモール)を中心に、スターリン政権による食糧政策と政治的弾圧の過程を公文書・証言を用いて再構成する研究。飢饉の規模と国家の関与を明らかにし、記憶と責任の問題を問い直す力作。

    歴史政治史ウクライナ史人道的危機スターリン主義
  1. 受賞作: Gulag: A History of the Soviet Camps

    ソ連の強制収容所制度(グラグ)の成立と運用、現実に直面した人々の経験を一次資料と証言を基に再構築した包括的歴史。全体主義の抑圧機構とその社会的影響を明らかにする。

    ソ連史強制収容所全体主義人権
  1. 受賞作: アイアン・カーテン:東欧の圧殺 1944–1956 (Iron Curtain: The Crushing of Eastern Europe, 1944–1956)

    1944年以降の東欧でソ連がどのように支配体制を確立したかを、地方資料と証言に基づいて詳細に描く。共産化の手法、弾圧と協力の構図、社会文化の変容を浮き彫りにする冷戦前史の決定的研究。

    東欧史共産化冷戦史社会変容

作品

代表作

グラグ:ソ連強制収容所の歴史

2003年 歴史書 677ページ

ソ連の強制収容所システム「グラグ」の包括的な歴史。

共産主義全体主義人権侵害

鉄のカーテン:東欧1944-1956

2012年 歴史書 614ページ

第二次世界大戦後、東欧における共産主義体制の確立過程を描く。

冷戦共産主義市民社会

赤い飢饉:スターリンのウクライナ戦争

2017年 歴史書

1932-33年のホロドモール、ウクライナ飢饉の歴史。

スターリン主義飢饉ジェノサイド

民主主義の黄昏:権威主義の誘惑

2020年 政治エッセイ 224ページ

権威主義の台頭と民主主義の危機を論じる回顧録的分析。

権威主義ポピュリズム民主主義

独裁企業:世界を支配したい独裁者たち

2024年 政治論 224ページ

現代の独裁体制のネットワークを分析。

独裁腐敗国際関係

全著作

  • 東と西の間:ヨーロッパの国境地帯を旅して
  • グラグ:ソ連強制収容所の歴史
  • グラグの声:収容所生存者の証言
  • 鉄のカーテン:東欧1944-1956
  • ポーランドの田舎家キッチンから
  • 赤い飢饉:スターリンのウクライナ戦争
  • 民主主義の黄昏:権威主義の誘惑
  • 選択 (Wybór)
  • 独裁企業:世界を支配したい独裁者たち

作風・主題

文体
詳細な史料に基づく叙述ジャーナリスティックな分析明晰で魅力的な文体
頻出モチーフ
共産主義の遺産権威主義の脅威市民社会の重要性東欧史

評価・遺産

共産主義史と現代権威主義を専門とする著名な歴史家・ジャーナリスト。ピューリッツァー賞をはじめ多数の賞を受賞し、民主主義擁護の論客として知られる。

豆知識

  • 1992年にポーランド外務大臣ラドスワフ・シコルスキと結婚、2人の息子がいる。
  • 2013年にポーランド市民権を取得。
  • 2022年にロシアから制裁対象に指定された。