世界・海外・国外の文学賞

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エリザ・グリズワルド

エリザ・グリズワルド

Eliza Griswold

プロフィール

性別
女性
生誕
1973-02-09
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ニュージャージー州プリンストン(在学) → ニューヨーク市(居住/勤務)

経歴

職業
ジャーナリスト, 詩人
活動期間
1995年〜
所属
ニューニュー・アメリカ財団(フェロー), ハーバード・ディビニティ・スクール(Berggruenフェロー), ニューヨーク大学(著名作家客員), ナイマン(Nieman)フェロー

学歴

セント・ポールズ・スクール(Concord, New Hampshire)
国: アメリカ合衆国
高校課程(卒業年不明)
プリンストン大学
学位: Bachelor
卒業年: 1995
国: アメリカ合衆国
1995年卒業
ジョンズ・ホプキンス大学(創作執筆を学ぶ)
国: アメリカ合衆国
創作執筆を学んだが学位情報は不明

受賞歴

ピューリッツァー賞(一般ノンフィクション)
2019
対象作品: アミティと繁栄:一家族とアメリカの分断
部門: 一般ノンフィクション
主催: ピューリッツァー賞(コロンビア大学が主催)
結果: winner
ライデンホール書籍賞
2019
対象作品: アミティと繁栄:一家族とアメリカの分断
主催: ライデンホール賞委員会
結果: winner
ローマ賞
2010
主催: アメリカ芸術アカデミー / American Academy
結果: winner
J.アントニー・ルーカス書籍賞
2011
対象作品: 第十緯度:キリスト教とイスラムの境界からの報告
主催: ナイマン財団(コロンビア大学)
結果: winner
PEN翻訳詩賞
2015
対象作品: 『世界の乞食である私は:現代アフガニスタンのランダイ』
主催: PEN America
結果: winner
グッゲンハイム・フェローシップ
2012
主催: ジョン・サイモン・グッゲンハイム記念財団
結果: fellowship
ロバート・I・フリードマン賞(調査ジャーナリズム)
2004
対象作品: 「イン・ザ・ハイディング・ゾーン」
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: I Am the Beggar of the World: Landays from Contemporary Afghanistan

    アフガニスタンの女性たちによる短詩「ランドエイ(landay)」を収集・英訳した作品集。短い形式に凝縮された怒り、悲哀、抵抗、ユーモアといった日常の声を生のかたちで伝え、戦争と家父長制のもとにある女性の視点を国際読者に提示した。

    口承詩アフガニスタン女性の声政治
  1. 受賞作: Amity and Prosperity: One Family and the Fracturing of America

    アパラチアのある一家を追い、企業によるシェールガス採掘(フラッキング)が地域社会、環境、住民の健康に与える影響を丹念に描いたルポ。水質汚染や健康被害、法廷闘争、地方行政と企業の関係を通して、現代アメリカの経済的不平等と環境正義の課題を浮き彫りにする。

    環境破壊フラッキング地域社会経済格差環境正義

作品

代表作

A Night Full of Low Stars

1997年 詩(大学作品)

ジョンズ・ホプキンス大学での創作集。詩を中心とした初期作品。

記憶自然

ワイドアウェイク・フィールド(詩集)

2007年

2007年刊行の詩集。個人的かつ観察的な詩篇を含む。

個人史観察

第十緯度:キリスト教とイスラムの境界からの報告

2010年 ノンフィクション/報道・旅行記

キリスト教とイスラムが衝突する地域を巡るルポルタージュ。各地の宗教的緊張を報告する。

宗教紛争文化

世界の乞食である私は:現代アフガニスタンのランダイ(翻訳)

2014年 詩(翻訳・アンソロジー)

パシュトー語のランダイ(短歌に類する詩)を編訳・翻訳した詩集。社会的・政治的テーマを含む。

声のない者の表現戦争と日常

アミティと繁栄:一家族とアメリカの分断

2018年 ノンフィクション/調査記録

ペンシルベニア州のある家族を通じて、シェールガス採掘(フラッキング)による環境・社会への影響を描いたルポルタージュ。2019年ピューリッツァー賞受賞作。

環境問題地域社会企業と責任

If Men, Then(詩集)

2020年

2020年刊行の詩集。The New YorkerやGrantaで発表された作品を含む。

個人と歴史権力と責任

希望の輪:アメリカの教会における愛と権力と正義の清算

2024年 ノンフィクション/教会論・社会問題

アメリカのある教会の歴史と分裂を手がかりに、愛や権力、正義について問い直すルポルタージュ的著作。2024年刊。

宗教と政治共同体の崩壊

全著作

  • A Night Full of Low Stars(1997)
  • Wideawake Field(詩集、2007)
  • 第十緯度:キリスト教とイスラムの境界からの報告(2010)
  • 世界の乞食である私は:現代アフガニスタンのランダイ(編訳、2014)
  • アミティと繁栄:一家族とアメリカの分断(2018)
  • If Men, Then(詩集、2020)
  • 希望の輪:アメリカの教会における愛と権力と正義の清算(Circle of Hope、2024)

作家による翻訳

  • 『世界の乞食である私は:現代アフガニスタンのランダイ』(パシュトー語からの翻訳・編纂)

作風・主題

文体
詳細な現地ルポを伴うノンフィクション文体観察的で叙情的な詩的語り
頻出モチーフ
宗教と信仰の緊張環境と地域社会の被害声なき人々の表現

評価・遺産

エリザ・グリズワルドは調査報道と詩の両面で高く評価され、特にフラッキングや宗教的緊張を扱った作品で国際的な賞を受けている。ジャーナリズム教育にも関わり、NYUなどで後進の育成に携わっている。

引用

  • (ハヤトゥラ=カーンについて)彼は個人的な代償を顧みず、物語を追い続けた。
    出典: インタビュー記事/Committee to Protect Journalists に関する報告(引用文) (2006年)

豆知識

  • 父フランク・T・グリズワルドはエピスコパル教会(The Episcopal Church)の第25代主教を務めた。
  • スティーブ・コル(ジャーナリスト/学者)と結婚している。
  • 2019年に『アミティと繁栄』でピューリッツァー賞(一般ノンフィクション)を受賞した。
  • パシュトー語の詩(ランダイ)の翻訳で知られている。