世界・海外・国外の文学賞

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エリン・エントラダ・ケリー

エリン・エントラダ・ケリー

Erin Entrada Kelly

プロフィール

性別
女性
生誕
ヘイズ、カンザス州、アメリカ合衆国
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ルイジアナ州レイクチャールズ(育った場所) → デラウェア州ニューキャッスル郡(フィラデルフィア近郊、居住)

経歴

職業
作家, 児童文学作家, イラストレーター
活動期間
2015年〜
所属
ハムライン大学(児童・ヤングアダルト向け創作教育・教員), サンフランシスコ大学(Writing for Young Readers MFA 創設教員)
影響を受けた人物
ジュディ・ブルーム

学歴

マクニーシー州立大学
学位: BA
国: アメリカ合衆国
ローズモント大学院大学(Rosemont College)
学位: MFA
国: アメリカ合衆国
ムーア美術・デザイン大学(名誉博士)
学位: Honorary Doctorate
卒業年: 2025
国: アメリカ合衆国
名誉博士号授与(資料に基づく)

受賞歴

ニューベリー賞
2018
対象作品: ハロー、ユニバース
主催: アメリカ図書館協会(Association for Library Service to Children)
結果: 受賞
ニューベリー賞
2025
対象作品: The First State of Being
主催: アメリカ図書館協会(Association for Library Service to Children)
結果: 受賞
ニューベリー・オナー
2021
対象作品: We Dream of Space
主催: アメリカ図書館協会
結果: オナー
アジア/太平洋系アメリカ人図書館員協会(APALA)文学賞
2016
対象作品: 忘れられた少女たちの国(The Land of Forgotten Girls)
主催: アジア/太平洋系アメリカ人図書館員協会
結果: オナー
ゴールデン・カイト賞(Honor)
2016
対象作品: Blackbird Fly
主催: 児童書作家・イラストレーター協会(SCBWI)
結果: オナー
ナショナル・ブック賞(若い読者向け文学部門)
2024
対象作品: The First State of Being
部門: Finalist
主催: ナショナル・ブック財団
結果: ノミネート(ファイナリスト)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Hello, Universe

    『Hello, Universe』は、内気なフィリピン系アメリカ人の少年ヴァージル、自然を愛する聴覚障害のある少女ヴァレンシア、占い好きのカオリ、いじめっ子チェットの一日が交差する児童小説。井戸に落ちたヴァージルをめぐる出来事を通じて、孤独な子どもたちが互いの声に気づき、恐れを越えて行動する姿を描く。

    小さな偶然が重なり、ひとりぼっちの子どもたちが互いを救うために動き出す。

    320ページ
    友情勇気多様性いじめ自己肯定
  2. 受賞作: We Dream of Space

    1986年の宇宙開発競争の余熱を背景に、三きょうだいの不安と夢を交錯させる長篇。日常の揺らぎと宇宙への憧れを重ね合わせる。

    1986年の宇宙開発競争の余熱を背景に、三きょうだいの不安と夢を交錯させる長篇。…

    家族宇宙1980年代成長
  3. 受賞作: The First State of Being

    1999年のデルウェアで、少年マイケルが未来から来たという少年リッジと出会い、世界の見え方が変わっていく。Y2K前夜の不安と、友情や家族へのまなざしを重ねたタイムトラベル児童小説。

    未来を知りたい少年が、未来から来た少年と出会うことで、いまを生きることを学んでいく。

    272ページ
    家族友情タイムトラベルY2K自己発見
  1. 受賞作: Vier Wünsche ans Universum

    家族や喪失、希望をテーマにした児童文学。登場人物の内面を細やかに描き、読者に寄り添う物語。

    家族希望成長

作品

代表作

Blackbird Fly

2015年 児童文学/ヤングアダルト

フィリピン系アメリカ人の少女を主人公にした成長物語。アイデンティティと家族、自己表現をめぐるテーマを扱う。

アイデンティティ家族成長

The Land of Forgotten Girls

2016年 児童文学/ヤングアダルト

過去と記憶、少女たちの絆を描く物語。アジア系アメリカ人の経験が反映されている。

記憶友情移民の経験

Hello, Universe

2017年 中級児童文学(ミドルグレード)

行方不明になった少年と、彼を救おうとする友人たちの視点で綴られる群像劇。友情と勇気、誤解の克服が主題。

友情勇気自己発見

You Go First

2018年 児童文学/ヤングアダルト

友情と成長を描く短編風の物語。思春期の複雑な感情を繊細に描写する。

友情思春期

Lalani of the Distant Sea

2019年 ファンタジー/児童文学

幻想的な世界を舞台にした冒険譚。民話的要素と自己発見が織り交ぜられる。

冒険民話勇気

We Dream of Space

2020年 ミドルグレード/児童文学

夢と野望、友情を描いた作品。ニューベリー・オナーを受賞。

友情目標

Maybe Maybe Marisol Rainey

2021年 児童絵本シリーズ

作者がイラストも担当する児童向けシリーズの一作目。

家族日常ユーモア

Those Kids from Fawn Creek

2022年 児童文学

小さな町の子どもたちを描いた群像物語。

共同体友情

Surely Surely Marisol Rainey

2022年 児童絵本シリーズ

Maybe Maybe Marisol Rainey の続編的作品。

成長家族

The First State of Being

2024年 ミドルグレード/児童文学

内面の変化と成長を探る物語で、ニューベリー賞を受賞した作品。

自己発見変化友情

At Last She Stood: How Joey Guerrero Survied, Spied, and Fought for Freedom

2025年 児童書/伝記的フィクション

2025年刊行の作品。詳細は資料によるが、歴史的あるいは伝記的要素を含む児童向け作品である。

歴史闘争自由

全著作

  • Blackbird Fly (2015)
  • The Land of Forgotten Girls (2016)
  • Hello, Universe (2017)
  • You Go First (2018)
  • Lalani of the Distant Sea (2019)
  • We Dream of Space (2020)
  • Maybe Maybe Marisol Rainey (2021)
  • Those Kids from Fawn Creek (2022)
  • Surely Surely Marisol Rainey (2022)
  • The First State of Being (2024)
  • At Last She Stood: How Joey Guerrero Survied, Spied, and Fought for Freedom (2025)

作風・主題

文体
中級児童向けに親しみやすくも感情豊かな文体視点を切り替える群像的な語り
頻出モチーフ
友情と絆アイデンティティと自己発見家庭・移民の経験

評価・遺産

エリン・エントラダ・ケリーは現代のアメリカ児童文学を代表する作家の一人であり、ニューベリー賞受賞作を含む複数の受賞歴を持つ。フィリピン系アメリカ人の視点を取り入れた作品群が評価され、翻訳・ベストセラーの実績もある。

関連学会

  • アジア/太平洋系アメリカ人図書館員協会(APALA)

引用

  • 想像力と創造性はあなたを支えてくれる力になる。
    出典: WBUR(インタビュー) (2019年)

豆知識

  • 母親はフィリピンからの移民である。
  • 2017年刊行の『Hello, Universe』で2018年ニューベリー賞を受賞した。
  • 2024年刊行の『The First State of Being』で2025年にニューベリー賞を受賞した。
  • いくつかの作品は翻訳され、ニューヨーク・タイムズのベストセラーにもなっている。
  • 自作の絵本シリーズでイラストも担当している。