世界・海外・国外の文学賞

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フランク・マッコート

フランク・マッコート

Frank McCourt

プロフィール

性別
男性
生誕
1930-08-19 (ニューヨーク市(ブルックリン))
死没
2009-07-19 (ニューヨーク市(ホスピス、マンハッタン)) 78歳
国籍
アイルランド, アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
アイルランド系カトリック
居住地歴
ブルックリン(ニューヨーク) → リムリック(アイルランド) → マンハッタン(ニューヨーク市、アッパー・ウエスト・サイド) → ロックスベリー(コネチカット州、米国)

経歴

職業
回想録作家, 作家, 教師
活動期間
1950年〜2009年
所属
ナショナル・アーツ・クラブ
所属団体
ナショナル・アーツ・クラブ

学歴

ニューヨーク大学
学部(英語) / 英語学科
学位: 学士(英語)
期間: 1950s
卒業年: 1957
国: アメリカ合衆国
G.I.ビルを利用して入学。1年の仮入学後に卒業。
ブルックリン大学(Brooklyn College)
大学院(教育/英語) / 英語/教育
学位: 修士
期間: 1960s
卒業年: 1967
国: アメリカ合衆国
1967年に修士号取得。
トリニティ・カレッジ(ダブリン)
博士課程(未取得)
期間: 1960年代後半(約18か月)
国: アイルランド
博士課程に18か月在籍したが学位は取得できず帰国。

受賞歴

ピューリッツァー賞(伝記・自伝部門)
1997
対象作品: アンジェラの灰(Angela's Ashes)
主催: ピューリッツァー賞運営団体
結果: 受賞
ナショナル・ブック・クリティックス・サークル賞
1996
対象作品: アンジェラの灰(Angela's Ashes)
主催: ナショナル・ブック・クリティックス・サークル
結果: 受賞
ゴールデン・プレート賞
1999
主催: アメリカン・アカデミー・オブ・アチーブメント
結果: 受賞
名誉博士号(ウエスタン・オンタリオ大学)
2002
主催: ウェスタン・オンタリオ大学
結果: 授与

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Angela's Ashes: A Memoir

    貧困と信仰、家族の苦難を通して少年時代のアイルランドを回想する回顧録。悲惨さの中にもユーモアを保ちながら、記憶の痛みと生き延びる力を描く。

    悲惨な幼年期の記憶が、静かなユーモアとともに語られる。

    368ページ
    回顧録貧困家族アイルランド
  1. 受賞作: Angela's Ashes

    著者自身の幼少期を綴った回想録。アイルランド・リムリックでの貧困、宗教的抑圧、家族の困窮をユーモアと辛辣な観察で描き、個人の苦難と希望を同時に伝える作品。

    368ページ
    回想録貧困移民家族

作品

代表作

アンジェラの灰

1996年 回想録(メモワール) 321ページ

著者のブルックリンからリムリックに至る貧しい少年時代を悲喜こもごもに綴った回想録。家族の貧困、病気、喪失をユーモアと悲哀を交えて描く。

貧困家族宗教移民
映像化・舞台化
  • [映画] アンジェラの灰(映画) / Alan Parker (1999)
  • [ミュージカル] Angela's Ashes – The Musical (2016)
翻訳
  • 『アンジェラの灰』

『ティス('Tis)』

1999年 回想録(続篇) 320ページ

『アンジェラの灰』の続編で、ニューヨークに戻った著者の青春期や若年成人期、米国での生活の苦労を描く。

成長労働教育

ティーチャー・マン

2005年 回想録(教職) 272ページ

英語教師としての体験を綴った回想録。授業、教え子との交流、教育観を中心に描く。

教育ユーモア回想

全著作

  • アンジェラの灰(Angela's Ashes). Scribner. 1996
  • 『ティス('Tis)』. Scribner. 1999
  • ティーチャー・マン(Teacher Man). Scribner. 2005
  • A Couple of Blaguards(共著、戯曲). Samuel French. 2011
  • Angela and the Baby Jesus(児童向け版). 2007
  • 編著: Yeats is Dead!: A Novel by Fifteen Irish Writers. 2001

翻案

  • アンジェラの灰(映画、1999)
  • Angela's Ashes – The Musical(舞台)

作品の翻訳

  • 『アンジェラの灰』日本語版

作風・主題

文体
口語的で親しみやすい文体悲喜こもごものトラジコメディ的語り
頻出モチーフ
貧困と飢え家族と母性宗教と良心移民と帰郷

健康

  • メラノーマ(皮膚がん)
    2009年(治療・寛解情報あり)
    在宅化学療法を受けたが、髄膜合併症を伴い最終的に死因となった。

評価・遺産

『アンジェラの灰』でピューリッツァー賞を受賞し、回想録というジャンルで大衆的成功を収めた。教育者としての経歴も評価され、ニューヨークには彼の名を冠した高校が設立された。リムリックにはかつて博物館があり、所蔵資料は大学に保存されている。

記念館・博物館

  • フランク・マッコート博物館(Frank McCourt Museum) リムリック、ハートストンジ通り(Leamy House) 2011年開館

関連学会

  • ナショナル・アーツ・クラブ(会員)

資料所蔵先

  • ユニバーシティ・オブ・リムリック(Glucksman Library)所蔵

大衆文化への影響

  • 『アンジェラの灰』の映画化(1999)とミュージカル化
  • ニューヨークに設立されたフランク・マッコート高校(ライティング・ジャーナリズム校)

豆知識

  • 晩年にメラノーマで治療を受けていた。
  • 1997年にピューリッツァー賞を受賞。
  • フランク・マッコート博物館は2011年に開館したが、2019年に閉鎖された。
  • 遺骨の一部は娘により2017年にリムリックで撒かれた。