世界・海外・国外の文学賞

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ロサンゼルス・タイムズ ブック賞 ろさんぜるす・たいむず ぶっくしょう

第17回(1996年)

BiographyCurrent interestFictionArt Seidenbaum Award for First FictionHistoryMystery/ThrillerPoetryScience and TechnologyYoung Adult NovelGraphic Novel/ComicsRay Bradbury Prize (SF/Fantasy/Speculative Fiction)Christopher Isherwood Prize for Autobiographical ProseInnovator's AwardRobert Kirsch AwardAchievement in Audiobook Production (2023年創設、Audible協賛)

受賞者

8名
マーク・ベア まーく・べあ 受賞
The Smell of Apples

アパルトヘイト期の南アフリカを舞台に、少年の視点から社会と暴力、道徳的混乱を描く長編。抑圧的体制下の成長とその影響を探る。

アパルトヘイト成長小説道徳
小説家

南アフリカ出身の作家で、アパルトヘイトや個人の倫理を描く作品で知られる。

フランク・マッコート ふらんく・まっこーと 受賞
Angela's Ashes: A Memoir

貧困と信仰、家族の苦難を通して少年時代のアイルランドを回想する回顧録。悲惨さの中にもユーモアを保ちながら、記憶の痛みと生き延びる力を描く。

悲惨な幼年期の記憶が、静かなユーモアとともに語られる。

368ページ
回顧録貧困家族アイルランド
作家

アイルランド出身の作家。貧しい幼少期を描いた回想録『Angela's Ashes』で国際的に評価された。

ピーター・マース ぴーたー・まーす 受賞
Love Thy Neighbor: A Story of War

ボスニア戦争を取材した記者が、日常と暴力の境界が崩れる現場をたどるルポルタージュ。個人の証言と戦争の残酷さが密接に結びつく。

戦争が人間関係をどう変えるのかを、現場の視線で追う。

305ページ
戦争報道ボスニアジャーナリズム暴力
ジャーナリスト

戦争・人道問題を取材するジャーナリスト。現場の記述を通じて国際問題を報告する。

ロヒントン・ミストリー ろひんとん・みすとりー 受賞
A Fine Balance

1975年のインド非常事態下を舞台に、四人の人生がゆっくり交差していく長編小説。圧倒的な現実の重さの中で、連帯と持続する尊厳が浮かび上がる。

長く重い物語の中で、損なわれない人間のしぶとさが残る。

603ページ
インド非常事態社会小説連帯
小説家

インド出身の作家で、社会階層や個人の運命を描く重厚な長編で国際的に評価される。

ニール・アッシャーソン にーる・あっしゃーそん 受賞
Black Sea

黒海沿岸の歴史を、神話と交易、帝国と境界の交錯として描くノンフィクション。海そのものを中心に、ヨーロッパとアジアの接点を読み直す。

海を中心に、歴史と神話が重なり合う。

320ページ
歴史旅行記黒海文明
歴史家・ジャーナリスト

ヨーロッパ史や地政学を扱うジャーナリスト/学者。地域史に関する著述がある。

アラン・シャピロ あらん・しゃぴろ 受賞
Mixed Company

家族、結婚、幼少期の記憶を題材にした詩集。親密さの揺れや社会的な距離感を、繊細で抑制の効いた言葉で掘り下げる。

私的な記憶から、関係のかたちを見つめ直す。

90ページ
詩集家族結婚記憶
詩人

現代アメリカ詩を代表する詩人の一人。私的な視点と公的主題を交差させる作風。

カール・セーガン かーる・せーがん 受賞
The Demon-Haunted World: Science as a Candle in the Dark

科学的懐疑主義を、日常の判断に使える道具としてわかりやすく提示する一冊。迷信や疑似科学に向き合う姿勢を、親しみやすい語り口で示す。

科学を信じることを、日常の判断へつなげる。

480ページ
科学懐疑主義疑似科学教養
天文学者・科学普及者

宇宙科学の普及に尽力した研究者・著述家。科学を一般に伝える仕事で広く知られる。

ゲイリー・スナイダー げいりー・すないだー 受賞
詩人

自然詩や禅的な視点を持つ詩人。環境や人間の精神性を詩的に探る作品で知られる。