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第57回(1978年) 受賞受賞作: Bridge to Terabithia
内向的な少年ジェスと自由で想像力豊かな少女レスリーが、自分たちだけの王国『テラビシア』を作って遊ぶ。友情と創造力、そして突然の喪失とその受容を通じて成長する姿を描いた感動作。
内向的な少年ジェスと自由で想像力豊かな少女レスリーが、自分たちだけの王国『テラビシア』を作って遊ぶ。友情と創造力、そして突然の喪失とその受容を通じて成長する姿を描いた感動作。
友情喪失と悲嘆想像力成長 -
第58回(1979年) 候補受賞作: The Great Gilly Hopkins
問題児ギリー・ホプキンスが里親家庭での生活を通して人とのつながりや信頼を学んでいく物語。ユーモアと鋭い観察で、孤独と愛着、成長のテーマを扱う。
問題児ギリー・ホプキンスが里親家庭での生活を通して人とのつながりや信頼を学んでいく物語。ユーモアと鋭い観察で、孤独と愛着、成長のテーマを扱う。
里親思春期信頼家族 -
第60回(1981年) 受賞受賞作: Jacob Have I Loved
チェサピーク湾の孤島で育った少女が、双子の姉に常に比較される中で自己肯定を模索する成長物語。嫉妬や自己実現、家族との関係を通じて内面的な変化が丁寧に描かれる。
チェサピーク湾の孤島で育った少女が、双子の姉に常に比較される中で自己肯定を模索する成長物語。嫉妬や自己実現、家族との関係を通じて内面的な変化が丁寧に描かれる。
216ページ姉妹関係自我の確立成長家族
キャサリン・ペイターソン
キャサリン・ペイターソン
Katherine Paterson
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1932-10-31 (中国 淮安(当時:中華民国・江蘇省))
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語, 中国語
- 宗教
- 長老派(プロテスタント)
- 居住地歴
- 中国(淮安、上海など) → バージニア州(ウィンチェスター等) → ノースカロライナ州(複数の町) → バーモント州 バレー(Barre)
経歴
- 職業
- 作家, 児童文学作家, 教育者
- 活動期間
- 1973年〜
- 所属
- National Children's Book and Literacy Alliance(副会長), Library of Congress(National Ambassador for Young People's Literature 元代表)
- 所属団体
- National Children's Book and Literacy Alliance
- 影響を受けた人物
- 中国文化および日本文化(幼少期・渡航経験による), キリスト教教育
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| キング・カレッジ(現 King University) | — | 英語 | Bachelor of Arts | — | アメリカ合衆国 |
| Presbyterian School of Christian Education | — | 聖書・キリスト教教育 | Master's degree | — | アメリカ合衆国 |
| Union Theological Seminary(在籍) | — | — | — | — | アメリカ合衆国 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1978 | ニューベリー賞(Newbery Medal) | 『テラビシアに架ける橋』 | — | アメリカ図書館協会(ALSC) | 受賞 |
| 1981 | ニューベリー賞(Newbery Medal) | 『ヤコブよ、私は愛している』 | — | アメリカ図書館協会(ALSC) | 受賞 |
| 1977 | ナショナル・ブック賞(National Book Award) | 『操り人形師(The Master Puppeteer)』 | — | National Book Foundation | 受賞 |
| 1979 | ナショナル・ブック賞(National Book Award) | 『大いなるギリー・ホプキンス』 | — | National Book Foundation | 受賞 |
| 1998 | アンデルセン賞(Hans Christian Andersen Award) | — | 生涯業績 | 国際児童図書評議会(IBBY) | 受賞 |
| 2006 | アストリッド・リンドグレーン記念賞(Astrid Lindgren Memorial Award) | — | 生涯業績 | スウェーデン芸術評議会 | 受賞 |
| 2007 | NSK ニューズタット賞(Neustadt Prize for Children's Literature) | — | 生涯業績 | The Neustadt Prizes | 受賞 |
| 2013 | Children's Literature Legacy Award(旧 Laura Ingalls Wilder Medal) | — | 生涯業績 | アメリカ図書館協会(ALA) | 受賞 |
| 1996 | Scott O'Dell Award for Historical Fiction | 『ジップ、その物語(Jip, His Story)』 | — | Scott O'Dell Award 運営団体 | 受賞 |
| 1994 | フェニックス賞(Phoenix Award) | 『鳴く夜鶯たち(Of Nightingales That Weep)』 | — | Children's Literature Association | 受賞 |
| 2019 | E. B. White Award | — | — | American Academy of Arts & Letters | 受賞 |
受賞・候補エディション
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第26回(1979年) 栄誉受賞作: The Great Gilly Hopkins
口が達者で反抗的な少女ギリー・ホプキンスが、養育環境や里親との関わりを通じて変化し、真の家族や愛情の意味を学んでいく物語。ユーモアと情感を交えた成長譚である。
養育家族成長帰属
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第3回(1993年) 受賞受賞作: Bridge to Terabithia(橋の向こうのテラビシア)
幼いふたりの友情と想像力で築かれた“テラビシア”という世界を舞台に、友情と喪失、成長を描く物語。若者の感情の機微と悲嘆の受容を深く扱う名作。
友情喪失想像力成長
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第22回(1998年) 受賞受賞作: 業績(児童文学全体)
パターソンは深い人間洞察と子どもの心理描写に優れた作品群を残し、個々の作品ではなく総合的な文学貢献が評価されて本賞を受賞した。
パターソンは深い人間洞察と子どもの心理描写に優れた作品群を残し、個々の作品ではなく総合的な文学貢献が評価されて本賞を受賞した。
児童文学家族成長喪失
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第4回(2006年) 受賞受賞作: Bridge to Terabithia(ブリッジ・トゥ・テラビシア)
子どもの想像力と友情が、喪失の経験を越えていく過程を描く長く愛されてきた児童文学。テラビシアという空想の王国を通して、悲しみと成長の両方を静かに受け止める。
テラビシアは、悲しみを受け止めるために生まれた王国でもある。
192ページ友情喪失成長想像力児童文学
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第3回(2007年) 受賞受賞作: Bridge to Terabithia
少年ジェスと転校生レズリーが“テラビシア”という想像の王国を作り、深い友情を育む物語。しかし悲劇的な出来事を通して喪失や癒やし、成長を学ぶことになる。友情と想像力、悲嘆の処理を扱う名作。
友情喪失想像力成長
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第19回(2013年) 受賞受賞作: 生涯業績(代表作: Bridge to Terabithia / テラビシアにかける橋)
想像の世界と現実が交錯する物語を通じて子どもの感情の成長や喪失感を扱う作品群を発表。友情や倫理、死の問題に向き合うことで読者に深い感動を与える。
友情喪失成長想像力
作品
代表作
『操り人形師』
1975年 児童文学 / 歴史小説江戸時代を舞台にした児童向け歴史フィクション。若者が困難に立ち向かう姿を描く。
『テラビシアに架ける橋』
1977年 児童文学 / ファンタジー要素を含む現実主義友情と喪失、想像力をめぐる物語。幼い主人公たちが創り出した想像の王国『テラビシア』と、そこに起きる悲劇を通して成長していく様子を描く。
- [テレビ映画] 『Bridge to Terabithia』(1985年版) (1985)
- [劇場映画] 『テラビシアに架ける橋』(2007年版) / Gábor Csupó (2007)
『大いなるギリー・ホプキンス』
1978年 児童文学 / ヤングアダルト養護家庭で育つ少女ギリー・ホプキンスの反抗と成長を描く物語。機知と困難さを併せ持つ主人公の心情を追う。
- [映画] 『The Great Gilly Hopkins』(2015年映画) (2015)
『ヤコブよ、私は愛している』
1980年 ヤングアダルト / 家族ドラマ姉妹関係と嫉妬、自己実現を扱う作品。主人公の複雑な感情と成長を描く。
- [テレビ映画] 『Jacob Have I Loved』(1989年テレビ映画) (1989)
『ペリカンの日』
2009年 児童文学 / 社会問題戦争と避難をテーマにした作品。アルバニア系ボスニア人の家族がアメリカへ移住する過程を描く。
全著作
- 『操り人形師』 (1975)
- 『テラビシアに架ける橋』 (1977)
- 『大いなるギリー・ホプキンス』 (1978)
- 『ヤコブよ、私は愛している』 (1980)
- 『鳴く夜鶯たち』 (Of Nightingales That Weep) (1974)
- 『ジップ、その物語』 (Jip, His Story) (1996)
- 『ペリカンの日』 (2009)
翻案
- 『テラビシアに架ける橋』 - 1985年テレビ映画、2007年劇場映画
- 『ヤコブよ、私は愛している』 - 1989年テレビ映画化
- 『大いなるギリー・ホプキンス』 - 2015年映画化(脚本に息子デイヴィッド・L・ペイターソン関与)
作風・主題
- 文体
- 率直で誠実な語り口悲劇的なテーマにも同情とユーモアを交える文体児童・ヤングアダルト向けの現実主義的表現
- 頻出モチーフ
- 孤独な子ども/孤児喪失と再生想像力による救済
評価・遺産
キャサリン・ペイターソンは児童文学とヤングアダルト文学の分野で高く評価され、生涯業績を称える国際的・国内的な主要賞(アンデルセン賞、アストリッド・リンドグレーン賞、ニューベリー賞など)を多数受賞している。喪失や成長を率直に扱う作風は、現代児童文学の展開に大きな影響を与えた。
関連学会
- National Children's Book and Literacy Alliance(関与)
資料所蔵先
- アメリカ議会図書館ほか関連資料所蔵
大衆文化への影響
- 『テラビシアに架ける橋』の映画化(1985年、2007年)
- 『大いなるギリー・ホプキンス』の映画化(2015年)
引用
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彼女の本は「最もありそうもない英雄たち」で満ちているように見える。
出典: NSK Neustadt Prize 講演(2007)/World Literature Today(2008) (2008年)
豆知識
- 1932年に中国(淮安)で宣教師の家庭に生まれる。
- 幼少期に家族が13年で15回引っ越した経験がある。
- 息子デイヴィッド・L・ペイターソンは2007年の『テラビシアに架ける橋』映画の製作・脚本に関与した。