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ローレンス・ヴァン・コット・ニーヴン(ラリー・ニーヴン)

ローレンス・ヴァン・コット・ニーヴン(ラリー・ニーヴン)

Laurence van Cott Niven

別名: Larry Niven

プロフィール

性別
男性
生誕
1938-04-30 (アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
カリフォルニア州ロサンゼルス → カンザス州トピカ(Washburn University在学時) → カリフォルニア州マウンテンビュー(イベント参加・在住歴あり)

経歴

職業
小説家, 短編作家, 脚本家(テレビ)
活動期間
1964年〜
影響を与えた人物
マジック:ザ・ギャザリングのカード・ネヴィニラル(名前の逆綴り)など

学歴

カリフォルニア工科大学(在籍、中途)
国: アメリカ合衆国
短期間在籍したが学位は取得していない
ウォッシュバーン大学
数学(副専攻:心理学)
学位: Bachelor of Arts
期間: 〜1962
卒業年: 1962
国: アメリカ合衆国
数学専攻、心理学副専攻で学位取得
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(大学院での研究)
数学(大学院レベルの研究)
国: アメリカ合衆国
大学院で1年の研究を行った

受賞歴

ネビュラ賞(最優秀長編)
1970
対象作品: リングワールド
部門: 最優秀長編
主催: サイエンス・フィクション&ファンタジー作家協会(SFWA)
結果: winner
ヒューゴー賞(最優秀長編)
1971
対象作品: リングワールド
部門: 最優秀長編
主催: ワールドコン(ヒューゴー賞)
結果: winner
ローカス賞
1971
対象作品: リングワールド
主催: Locus Magazine
結果: winner
ディットマー賞
対象作品: リングワールド
主催: ディットマー賞授与団体(オーストラリア)
結果: winner
ヒューゴー賞(最優秀短編)
1967
対象作品: ニュートロン・スター
部門: 最優秀短編
主催: ワールドコン(ヒューゴー賞)
結果: winner
ヒューゴー賞(最優秀短編)
1972
対象作品: インコンスタント・ムーン
部門: 最優秀短編
主催: ワールドコン(ヒューゴー賞)
結果: winner
ヒューゴー賞(最優秀短編)
1975
対象作品: ザ・ホール・マン
部門: 最優秀短編
主催: ワールドコン(ヒューゴー賞)
結果: winner
ヒューゴー賞(最優秀中編)
1976
対象作品: ソルの国境(The Borderland of Sol)
部門: 最優秀中編
主催: ワールドコン(ヒューゴー賞)
結果: winner
インクポット賞
1979
主催: コミックコン・インターナショナル(Inkpot)
結果: winner
デイモン・ナイト記念グランドマスター賞
2015
主催: サイエンス・フィクション&ファンタジー作家協会(SFWA)
結果: winner

受賞・候補エディション

ヒューゴー賞 1回登壇
  1. 人工的に作られた巨大環状構造“リングワールド”を探検する物語。探検と発見を通じて異星文明の遺産や生態系を明らかにし、人間の好奇心と文明の多様性を描く。独創的なアイデアと精緻な設定が特徴。

    人工環状世界を巡る探検が、未知の文明と生態系を明らかにする。

    536ページ
    巨大構造物探検エイリアン文明ハードSF
ネビュラ賞 1回登壇
  1. 遠い星域を舞台に、知性体どうしの接触と選択を描く古典的なSF長編。観測と対話、そして異質な存在への理解が物語の中心にある。

    異質な存在と向き合うとき、人は何を選ぶのか。

    536ページ
    SFファーストコンタクト倫理宇宙
  1. 受賞作: Oath of Fealty

    大規模アーコロジー(閉鎖型都市)を舞台に、内部の自治と外部からの圧力、テロや陰謀を通してコミュニティと権力のあり方を問う社会SF。ラリー・ニーヴンとジェリー・ポーネルの共同作。

    アーコロジーコミュニティと権力都市SF
  2. 受賞作: Fallen Angels

    環境主義や反技術運動が強まる近未来を舞台に、SFファンや研究者たちが協力して科学と表現の自由を守るために立ち上がる群像劇。ユーモアと熱意を交えつつ、思想的寛容と科学の重要性を訴える作品。

    科学の自由環境主義批判共同体サイエンスフィクション
  3. 受賞作: Fleet of Worlds

    Known Space 世界を舞台に、ピーパス(Puppeteers)の故郷「Fleet of Worlds」に関わる陰謀と冒険を描く外伝的スペースオペラ。種族間の政治、宇宙探査、倫理的ジレンマを通して世界観を深掘りする。

    スペースオペラ種族間政治ハードSF宇宙探査

作品

代表作

リングワールド

1970年 ハードSF 342ページ

巨大な人工的リング状構造『リングワールド』を舞台にした、探索と未知文明との遭遇を描く長編。物理学的設定や大規模構造の概念(ビッグサイエンス)を用いた作品。

大規模構造探査異星文明ハードSF

神の眼の中のモート(原題:The Mote in God's Eye)

1974年 ハードSF / 協働作品

ジェリー・ポーネルとの共著。人類が遭遇する異星種族(モート)とそれにまつわる社会的・技術的問題を描いたスペースオペラ的要素を持つ長編。

異星接触軍事・政治的緊張文明間の摩擦

ルシファーのハンマー(Lucifer's Hammer)

1977年 パニック / ポストアポカリプスSF

ジェリー・ポーネル共著の小惑星衝突による文明崩壊を描く長編。社会の崩壊過程と生存者の群像を描写する。

災害社会崩壊生存

ドリーム・パーク

1981年 SF / ゲームフィクション

娯楽パーク内で行われる大規模ライブ・アクション・ロールプレイを舞台に展開するSF。テクノロジーと娯楽産業の交差を描く。

ゲームと現実の境界テクノロジーと娯楽

全著作

  • The Coldest Place(短編、1964)
  • Neutron Star(短編、1967)
  • Ringworld(長編、1970)
  • The Mote in God's Eye(共著、1974)
  • Lucifer's Hammer(共著、1977)
  • Dream Park(1981)

翻案

  • インコンスタント・ムーン → テレビ『ザ・アウター・リミッツ』(エピソード化)
  • The Soft Weapon → 『スタートレック: アニメイテッド・シリーズ』用に脚色

作風・主題

文体
ハードSF中心の理知的で設定重視の作風合理的ファンタジー(魔法を資源として扱う設定など)冒険遂行・探査に重心を置く叙述
頻出モチーフ
ビッグサイエンス(大規模科学概念)未知の異星文明技術的パラドックスと倫理魔法を枯渇する資源として扱う世界観(The Magic Goes Away)

評価・遺産

ラリー・ニーヴンはハードSFの代表的作家として知られ、『リングワールド』などの大規模構造を扱った作品で高い評価を得た。短編・中編でも数多くのヒューゴー賞を受賞し、SF界に影響を与えた。ゲームや大衆文化にも言及を残している(例:Magic: The Gatheringのカード名)。

関連学会

  • サイエンス・フィクション&ファンタジー作家協会(SFWA)に関連した賞の受賞者

大衆文化への影響

  • カードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』のカード名(Nevinyrral's Disk)に言及がある

引用

  • 正しい大義でさえ、それに従う愚か者を見つけることができる。
    出典: Niven's Laws(ニーヴンの法則)

豆知識

  • 祖父の代にあたるエドワード・L・ドーヘニー(Edward L. Doheny)はロサンゼルス市の石油開発で著名。ニーヴンはその曾孫にあたる。
  • 短編『The Coldest Place』(1964)で作家デビュー。
  • 『リングワールド』はハードSFの代表作で、複数の主要SF賞を受賞した。
  • 『organlegging(臓器密売)』のような社会問題を予見した描写がある。
  • テレビ用の脚本執筆経験があり、『Land of the Lost』や『Star Trek: The Animated Series』に関わった。