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ルチア・ペリロ

ルチア・ペリロ

Lucia Perillo

プロフィール

性別
女性
生誕
1958-09-30 (マンハッタン(ニューヨーク))
死没
2016-10-16 (オリンピア(ワシントン州)) 58歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
アーヴィングトン(ニューヨーク州)で育つ → オリンピア(ワシントン州)在住(晩年)

経歴

職業
詩人, 作家, エッセイスト
活動期間
1986年〜2016年
ノミネート
ピューリッツァー賞(詩)ファイナリスト(2010), PEN/Robert W. Bingham Prize ファイナリスト(2013), ナショナル・ブック・クリティックス・サークル賞(詩)ファイナリスト(2013), フランク・オコンナー国際短編小説賞ファイナリスト(2012)

受賞歴

サミュエル・フレンチ・モーズ賞
1989
主催: ノースイースタン大学出版
結果: 受賞
ノーマ・ファーバー新人詩賞
1990
対象作品: Dangerous Life
主催: ポエトリー・ソサエティ・オブ・アメリカ
結果: 受賞
PEN/Revson賞
1991
主催: ペン・アメリカン・センター
結果: 受賞
エミリー・ポエトリー賞(Verna Emery)
1995
主催: パデュー大学出版
結果: 受賞
ケイト・タフツ発見賞
1997
主催: ケイト・タフツ・ファンデーション
結果: 受賞
Balcones Prize
1997
対象作品: The Body Mutinies
主催: オースティン・コミュニティ・カレッジ
結果: 受賞
チャド・ウォルシュ詩賞
1998
主催: ベロイト・ポエトリー・ジャーナル
結果: 受賞
プッシュカート賞
1998
対象作品: Bad Boy Number Seventeen
主催: プッシュカート・プレス
結果: 受賞
マッカーサー・フェローシップ(MacArthur)
2000
主催: マッカーサー財団
結果: 受賞(いわゆる“genius grant”)
プッシュカート賞
2003
対象作品: Shrike Tree
主催: プッシュカート・プレス
結果: 受賞
プッシュカート賞
2005
対象作品: In the Confessional Mode
主催: プッシュカート・プレス
結果: 受賞
ワシントン州ブックアワード
2010
対象作品: Inseminating the Elephant
主催: ワシントン州書籍委員会
結果: 受賞
ボビット賞(図書館議会)
2010
対象作品: Inseminating the Elephant
主催: アメリカ議会図書館
結果: 受賞
ワシントン州知事芸術メダル
2012
主催: ワシントン州政府
結果: 受賞
シェリー記念賞
2013
主催: アメリカ詩人協会
結果: 受賞
パシフィック・ノースウエスト書店協会賞
2013
対象作品: On the Spectrum of Possible Deaths
主催: PNBA(パシフィック・ノースウエスト書店協会)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Body Mutinies

    身体感覚や病といった主題を通して存在の脆さを見つめる詩集。ユーモアと哀感が交錯し、個人的経験を普遍的な問いへと高める作品群。

    身体喪失ユーモア
  1. 受賞作: Luck Is Luck

    『Luck Is Luck』は病や身体、偶然と日常の交差を扱う詩集で、ユーモアと哀感を交えながら困難な状況における生の感覚や回復の可能性を掘り下げる作品群である。

    病と身体ユーモア日常回復
  1. 受賞作: Inseminating the Elephant

    慢性疾患や身体の脆弱さを抱えつつも、ユーモアと洞察で自己と世界を見つめる詩集。病や痛み、愛や家庭など私的なテーマを通じて生と死、言語の限界について深く考察する。率直で痛切な語り口が特徴。

    病と身体死生観ユーモア個人的経験

作品

代表作

Dangerous Life

1989年 詩集

初の詩集。個人的な経験や観察を自由詩で綴り、後の作品で見られるモチーフを提示する作品。

個人的省察肉体性日常の観察

The Body Mutinies

1996年 詩集

身体とその変化、抵抗をテーマにした詩集。個と身体の関係を探る作品群。

身体抵抗変容

Inseminating the Elephant

2009年 詩集

成熟した詩作の集成で、ユーモアと死、生と病を扱う詩が並ぶ。地域の賞や図書館の賞も受賞した作品。

死生観ユーモアと悲哀

On the Spectrum of Possible Deaths

2012年 詩集

病や死の可能性という主題を中心に据え、鋭い観察とユーモアを交えた詩を収める。複数の賞の候補となった。

死の可能性観察

Time Will Clean the Carcass Bones

2016年 詩集(選集と新作)

最終刊行の詩集。既発表作と新作を含む選集で、人生と死を見つめる詩が収められている。

回想死生時間

I've Heard the Vultures Singing

2007年 ノンフィクション(エッセイ)

病と身体、特に多発性硬化症と向き合うエッセイを収めた作品。個人的体験を率直に記す。

身体自己の語り

Happiness Is a Chemical in the Brain

2012年 短編小説集

短編小説集。科学的メタファーや日常の断片を用い、人間関係や存在の問題を描く。

存在関係性科学的比喩

全著作

  • Dangerous Life(1989)
  • The Body Mutinies(1996)
  • The Oldest Map with the Name America: New and Selected Poems(1999)
  • Luck Is Luck: Poems(2005)
  • Inseminating the Elephant(2009)
  • On the Spectrum of Possible Deaths(2012)
  • Time Will Clean the Carcass Bones(2016)
  • I've Heard the Vultures Singing(2007)
  • Happiness Is a Chemical in the Brain(2012)

作風・主題

文体
自由詩中心の叙情的で個人的な省察ユーモアと皮肉を交えた語り口
頻出モチーフ
病と身体死生日常の観察ユーモアと悲哀の併置

健康

  • 多発性硬化症
    1990s–2016
    長年の病が作品の主要な主題となり、詩とエッセイで身体性や死生観を深く扱った。

評価・遺産

ルチア・ペリロは率直でユーモアに満ちた視点から病や死、生を描いた詩人・作家として評価され、マッカーサー・フェローや複数の賞を受賞・候補となった。現代アメリカ詩における個人的証言の重要な声である。

豆知識

  • 2000年にマッカーサー・フェロー(いわゆる“genius grant”)を受賞した。
  • 作品やエッセイで多発性硬化症との闘いを書き続けた。
  • 2016年にオリンピア(ワシントン州)で死去。