キングスリー・タフツ詩賞
きんぐすりー・たふつししょう
クレアモント大学院大学が主催する、中堅詩人を対象とした年間賞金10万ドルの詩賞。単一詩集に対する賞としては世界最高額とされる。
- Established
- 1993
- Organizer
- Claremont Graduate University
- Category
- Poetry and Contemporary Poetry
- Selection Method
- 公募
- Target
- Open
- Frequency
- 1 per year
- Announcement Period
- around April
- Status
- Active
Description
The Kingsley Tufts Poetry Award, established in 1993 at Claremont Graduate University, is awarded annually to a mid-career poet who has an established body of work for a collection of poetry in English. It aims to provide significant financial support ($100,000) enabling the recipient to continue work on their craft. The program is paired with the Kate Tufts Discovery Award (established 1994, $10,000) for a promising first book.
Prize
- Main Prize
- Annual Kingsley Tufts Poetry Award presented to a mid-career poet (major prize); counterpart Kate Tufts Discovery Award for a first book.
- Cash Prize
- 100,000 USD
- One-week residency at Claremont Graduate University (recipient commits to lectures and readings)
- Presentation and readings at awards ceremony in April (National Poetry Month)
- Kate Tufts Discovery Award (counterpart prize, $10,000) for a promising first book
Selection
Selection Process
| Stage | Judges | Pass Rate | Announcement |
|---|---|---|---|
| Preliminary screening | Preliminary panel of three judges (screens approx. 400 combined submissions for both awards) | — | Preliminary panel selects and forwards finalists to the final panel. |
| Final selection | Final panel of five distinguished judges representing a cross-section of the American poetry community | — | Winners are selected by the final panel; winners announced in February and presented at a ceremony in April at Claremont Graduate University (winners required to accept in person). |
Criteria
- Artistic excellence and coherence of the published poetry collection
- Career-stage suitability (mid-career for Kingsley Tufts; first-book promise for Kate Tufts Discovery Award)
- Publication within the eligibility window (book published between July and June prior to submission)
- Poet must be a U.S. citizen or legal resident alien
- A single work may be submitted only once for either award; manuscripts, CDs, and chapbooks are not accepted
Application Tips
Dos
- Submit by the annual deadline: July 1
- Confirm the book was published within the eligibility window (previous July–June)
- Submit a full-length published collection (manuscripts, CDs, chapbooks not accepted)
- Confirm U.S. citizenship or legal resident alien status before applying
- Follow the official submission guidelines on the Claremont Graduate University/Tufts awards site
Don''ts
- Do not submit manuscripts, CDs, or chapbooks
- Do not submit the same work more than once for either award
- Do not miss the July 1 deadline or submit works published outside the eligibility window
- Do not assume remote acceptance—the winner must accept the award in person and complete the week-long residency
From Judges
- Judges evaluate the overall artistic excellence and coherence of the collection rather than isolated poems
- For the Kingsley Tufts Award judges look for a mid‑career poet with an established body of work; for the Kate Tufts Discovery Award they look for promise in a first book
- Presentation and clarity of the published book (edition, completeness) matter; follow submission instructions carefully
- The award aims to support poets financially so they can continue their work—emphasize sustained artistic practice
Related Awards
- Kate Tufts Discovery Award
- Pulitzer Prize for Poetry
- National Book Award for Poetry
- Claremont Graduate University residencies and readings series
Official Resources
https://arts.cgu.edu/tufts-poetry-awards/Past Winners
『English as a Second Language』は、英語を第二言語として生きる経験を中心に据えた詩集です。移民、家族史、言語習得に伴う疎外感やユーモアを織り交ぜつつ、言葉の力と限界、アイデンティティの生成を繊細に探求する作品群です。
アメリカの詩人で教育者。移民経験や言語・アイデンティティを主題にした詩作で知られる。詩集『English as a Second Language』で2025年のKingsley Tufts Poetry Awardを受賞。
『West: A Translation』は、アメリカ西部を巡る歴史・地理・物語を「翻訳」する詩的試みです。植民や移住の痕跡、土地に刻まれた暴力と記憶を詩の言語で再編し、断片的な語りとイメージを用いて個人史と公的歴史の関係を問い直します。
アメリカの詩人・随筆家で教育者。歴史や記憶、場所性を主題に据えた作品を発表している。詩集『West: A Translation』で2024年のKingsley Tufts Poetry Awardを受賞。
『Best Barbarian』は、個人的喪失と家族史、黒人としての経験に根ざす歴史的トラウマを鋭く見つめる詩集です。生々しい身体性と破片化した記憶のイメージを通して、暴力と愛、再生の可能性を詩的に照射し、個と社会の交差を描き出します。
アメリカの詩人。詩的イメージと強い身体性を用いて人種、記憶、個人的喪失を深く掘り下げる作品で知られる。詩集『Best Barbarian』で2023年のKingsley Tufts Poetry Awardを受賞。
植民地主義、暴力、亡霊性をテーマにした実験的詩集。断片化された言語と視覚的配置を通じて歴史の抹消やトラウマを問い直し、言語そのものを通じた抵抗の可能性を提示する。
詩人・研究者。植民地主義や帝国の暴力をテーマにした実験的・批評的な詩作で国際的に知られる。
現代アメリカの歴史、音楽、社会的暴力と希望を主題にした詩集。口語的リズムと実験的構成を通じて黒人経験や社会批評を表出し、伝統と革新が融合する力強い詩群を提示する。
アメリカの詩人。歴史、音楽、社会的テーマを取り込みながら力強い声で表現する作品で注目される。
宗教的象徴、歴史、個人的喪失と環境を複合的に扱う長篇詩。象徴的で難解なイメージと濃密な言語を用い、個と世界の不穏な関係を詩的に探求する。
詩人・劇作家。前衛的で実験的な長篇詩や象徴的表現を用いる作風で知られる。
身体、欲望、移動性、歴史をめぐる実験的詩集。断片的で音楽的な言語を用いながら、ジェンダーや人種、制度的暴力の問題を批評的に照射する挑発的な作品。
詩人・パフォーマー。ジェンダー、人種、身体性をめぐる実験的詩で国際的に評価される。
警察暴力や人種差別による個人的・集団的喪失を鋭く描く詩集。事件の記憶を詩的証言として編み、怒りと哀惜を交えながら歴史的な不正義に向き合う強烈な声が特徴である。
アメリカの詩人・パフォーマー。社会的課題と個人的経験を結びつける鋭い詩的証言で知られる。
自然と歴史、家族の記憶を交差させる詩集。荒涼としたイメージと抒情性が同居し、個人的な傷と集合的なトラウマを強い声で問い直す。
アメリカの詩人。強いイメージと抒情的な声で、記憶や歴史、自然と個人の関係を探求する作品で知られる。
日常の小さな喜びや友情、喪失を讃える詩集。具体的な出来事や人々への感謝を通して共同体の意味を考察し、温かくも深い洞察に満ちた言語で希望と回復を描く。
アメリカの詩人。日常の喜びや共同体、回復力をめぐる温かく洞察に満ちた詩作で注目される。
言語、記憶、文化的断片を素材にした実験的詩集。音や形式への細心の配慮と多層的な参照が重なり、読み手に解釈の余地と批評的視座を与える作品群。
アメリカの詩人。言語や形式への実験的アプローチと豊富な文化的参照で知られる。
自然と政治、個人と共同体の関係を探る詩集。環境と歴史への眼差しを通じて黒人経験や記憶の層をめくり、倫理的な問いと強いイメージが印象的に重なる。
アメリカの詩人・エッセイスト。黒人の歴史や記憶、コミュニティに関する詩作で広く評価される。
日常の時間、季節、記憶を繊細に織り上げる詩集。祈りや儀礼的なモチーフを通して個人の内面と自然の変化を見つめ、静謐な観察と微細な描写で存在の軌跡を刻む。
アメリカの詩人。日常や自然の細部を繊細に描く抒情的作品で知られる。観察に基づく静謐な語り口が特徴。
『The Cloud Corporation』は言語、資本主義、労働、個人と組織の関係などを題材にした実験的かつ野心的な詩集。多層的な参照と構造的技巧を通して現代の経済と感情を探る。
アメリカの詩人。実験的で野心的な言語運用や構築的作品で知られ、現代社会や言語の問題を詩的に問い直す傾向がある。
本詩集は自然、喪失、霊性を繊細に織り込みながら、日常の観察から深い精神的洞察へと至る作品群を収める。静謐で内省的なトーンが特徴である。
アメリカの詩人。自然や霊性、個人的体験を繊細に結びつける叙情的な作風で知られ、深い内省を伴う詩を書いている。
『Chronic』はエイズや病、喪失といった重いテーマを扱いながら、ユーモアや言語の妙を交えて個人と共同体の痛みを描き出す詩集。率直かつ力強い声が特徴である。
アメリカの詩人。病や喪失、欲望を扱う鋭い詩想で知られ、強い言語感覚と感情の振幅を持つ作品を発表している。
『Modern Life』は風刺的かつ幻想的な詩群を通して現代都市の生活や人間の孤独、不条理を描く。動物や人工物をモチーフにした寓話的な視点が特徴である。
アメリカの詩人。幻想的でユーモラスなイメージを織り交ぜ、現代生活の不条理や孤独を独自の視点で描く。
『Space Walk』は記憶や暴力、個人的歴史と公共的物語の交差を探る詩集であり、鋭いイメージとリズムで現代の不安や人間関係の複雑さを描出する。
アメリカの詩人・評論家。力強い比喩と抒情性を兼ね備えた作風で知られ、個人的な記憶と公共的な出来事を結びつける詩を書いている。
『Salvation Blues』は南部の風景や宗教性、喪失と救済をめぐる詩群で、伝統的な語りと個人的な記憶を結びつけながら、人間の脆さと希望を描き出す。
アメリカの詩人。南部の風景や宗教的感情、人間の葛藤を題材にした叙情的かつ洞察的な詩で知られる。
『Luck Is Luck』は病や身体、偶然と日常の交差を扱う詩集で、ユーモアと哀感を交えながら困難な状況における生の感覚や回復の可能性を掘り下げる作品群である。
アメリカの詩人。病や身体の問題に対する率直な視線とユーモアを併せ持つ作風で知られ、現実の苦境を深い感受性で描く。
『New and Selected Poems』は既発表の代表作と新作を併録した選集で、過去の主題と現在の視点が重なり合いながら、記憶や時間、家族・場所への観察が丁寧に展開される。
アメリカの詩人。長年にわたる詩作を通して記憶や時間、場所に関する洞察を積み重ねてきた。本受賞は選集と新作を含む作品によるもの。
『Middle Earth』は自己や身体、変容をめぐる詩群を収めた作品で、内面の微細な感情と外界のイメージを結びつけながら、言語の抑制と鋭さで人間関係や存在を掘り下げる。
アメリカの詩人。私的な感情と鋭い観察眼を結びつけた詩風で知られる。詩集『Middle Earth』でKingsley Tuftsを受賞した。
『Waterborne』は水と流れを象徴的に用い、自然や記憶、家族のつながりと喪失を繊細に描く詩集。日常の細部から普遍的な時間と個人の歴史を問いかける静かな抒情が特徴である。
アメリカの詩人。自然や記憶、家族の情景を繊細なイメージで描く作品で知られる。本詩集『Waterborne』でKingsley Tufts Poetry Awardを受賞。
『The Tether』は欲望、親密さ、倫理、霊性に関する詩的探求。密やかな情動と哲学的省察が結びつき、肉体と精神の緊張を洗練された抒情で描く詩篇群である。
アメリカの詩人。欲望や親密さ、倫理や霊性を繊細かつ思索的に描くことで高く評価されている。深い抒情性と哲学的省察が結びついた作品が特徴。
『The Dead Alive and Busy』は記憶、家族関係、死と生の日常的な交錯を扱う詩集。率直で叙情的な声によって個人史と時代意識を繰り返し照射する作品群である。
アメリカの詩人・批評家。家族や記憶、倫理的な主題を扱う率直で叙情的な詩作で知られる。長年にわたり教育や批評活動にも従事している。
『Reign of Snakes』は自然と野生、日常と死生観を交差させる詩集。詳細な自然描写と寓意的なイメージを通じて存在の儚さや倫理的な省察を描く。
アメリカの詩人。自然や田舎の風景、日常の細部を繊細に描き出す作風で知られる。感覚的で描写に富んだ詩を多く発表している。
『The Art of the Lathe』は労働、職人技、家族史、アメリカ中西部や西部の風景を背景に人間の歴史と記憶を追う詩集。工場や機械に象徴される日常の重力を詩的に掘り下げる。
アメリカの詩人。労働や家族、地域史をテーマにした叙情的で物語性のある詩作を行う。地方の風景と人間の歴史を結びつける作品で知られる。
『Falling Water』は記憶と時間、哲学的な省察を織り込んだ詩集。静謐な観察と内省的な語り口で日常の細部から存在の問いを引き出す作品群である。
アメリカの詩人で哲学的な省察を含む作品を発表している。静かな観察と内面的な問いかけを通して存在や記憶を探る作風が特徴である。
『Spring Comes to Chicago』は都市の風景と個人史、ポップカルチャーの断片を縫い合わせる詩集。シーンの切り取りとリズミカルな語りでシカゴをはじめとする米国都市の日常を表現する。
アメリカの詩人。都市や歴史、ポップカルチャーを織り交ぜた視覚的で叙事的な詩風が特徴で、多様な形式を駆使して社会と個人の断片を描く。
『Rough Music』は喪失や悲嘆、記憶の痛みを中心に据えた詩集。鋭い感情と身体感覚を伴う言語で私的な出来事を描き、癒しと断絶の狭間を詩的に探る作品群である。
アメリカの詩人・作家。私的な喪失や欲望、家族の記憶を主題にした繊細で情緒的な詩作で評価された。
『Split Horizon』は日常の断片と寓話的イメージを結びつける詩集。ユーモアと冷静な観察が混在し、家族や労働、死生をめぐる意識の揺らぎを多様な声で表現する作品群である。
アメリカの詩人。ウィットに富んだ比喩と鋭い観察力を持ち、形式と語りの幅広さで知られる。長年にわたり詩作と教育に携わっている。
『Neon Vernacular』は戦争体験(とくにベトナム戦争)、記憶、ジャズや口語的リズムを取り入れた詩群で、黒人社会の声や都市生活のエピソードを鮮やかなイメージで描く。個人的な記憶と歴史的経験を接合する作品集である。
アフリカ系アメリカ人の詩人。ベトナム戦争での経験やジャズ的リズムを取り入れた詩作で広く知られる。口語的で力強いイメージの詩群を発表している。
『Rapture』は官能と霊性、喪失と再生を巡る詩篇集。個人的な欲望や身体の経験を丁寧に描写しつつ、神話的イメージや象徴を織り交ぜて内面の揺らぎを探る叙情的な作品群である。
アメリカの詩人。繊細で内省的な詩風が特徴で、私的な記憶や欲望を題材にした作品で知られる。1993年に詩集『Rapture』でKingsley Tufts Poetry Awardを受賞した。