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ユセフ・コムニャカー

ユセフ・コムニャカー

Yusefu Komunyakaa

ペンネーム: ユセフ・コムニャカー公的に用いる筆名。出生名はジェームズ・ウィリアム・ブラウン。

プロフィール

性別
男性
生誕
1941-04-29 (ルイジアナ州ボガルーサ)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ルイジアナ州ボガルーサ → ニューメキシコ州/コロラド(大学在学期) → ニューオーリンズ(教職) → インディアナ州ブルーミントン(インディアナ大学在職) → ニュージャージー州プリンストン(プリンストン大学在職) → ニューヨーク市(ニューヨーク大学教授在職)

経歴

職業
詩人, 大学教授, 作家
活動期間
1973年〜
所属
インディアナ大学ブルーミントン校(元教員), プリンストン大学 クリエイティブ・ライティング・プログラム(元教員), ニューヨーク大学 クリエイティブ・ライティング・プログラム(教授), Fellowship of Southern Writers(会員)
所属団体
Fellowship of Southern Writers(会員)
影響を受けた人物
ラングストン・ヒューズ, ポール・ローレンス・ダンバー, フィリス・ウィートリー, ロバート・ヘイデン, パブロ・ネルーダ, ウォルト・ホイットマン
ノミネート
2012年 グリフィン詩賞 ノミネート(ショートリスト)

学歴

コロラド大学コロラドスプリングス校
学位: BA
国: アメリカ合衆国
学部で文学・編集活動に関与
コロラド州立大学
ライティング
学位: MA
卒業年: 1978
国: アメリカ合衆国
修士(ライティング)
カリフォルニア大学アーバイン校
クリエイティブ・ライティング
学位: MFA
卒業年: 1980
国: アメリカ合衆国
創作に関するMFAを取得

受賞歴

キングズリー・タフツ詩賞
1994
対象作品: Neon Vernacular
主催: キングズリー・タフツ基金
結果: Winner
ピューリッツァー賞(詩)
1994
対象作品: Neon Vernacular
主催: コロンビア大学(ピューリッツァー賞運営)
結果: Winner
ルース・リリー詩賞
主催: アメリカ詩協会(Poetry Foundation)
結果: Winner
ルイジアナ作家賞
2007
主催: ルイジアナ州文化機関
結果: Winner
ズビグニェフ・ヘルベルト賞
主催: ズビグニェフ・ヘルベルト賞運営団体
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Neon Vernacular

    『Neon Vernacular』は戦争体験(とくにベトナム戦争)、記憶、ジャズや口語的リズムを取り入れた詩群で、黒人社会の声や都市生活のエピソードを鮮やかなイメージで描く。個人的な記憶と歴史的経験を接合する作品集である。

    戦争記憶ジャズアフリカ系アメリカ人の経験アイデンティティ
  1. 受賞作: Neon Vernacular: New and Selected Poems

    『Neon Vernacular』は戦争の記憶や黒人の歴史、ジャズやブルースのリズム感を活かした詩を収めた選集。身体性と声の強さを持つ言語で個人的・歴史的トラウマを掘り下げ、現代アメリカの多層的経験を歌い上げる。

    戦争と記憶アフリカ系アメリカ人の経験音楽性身体性
  1. 受賞作: 受賞は生涯業績に対するもので、特定作品の受賞はなし

    本賞は一詩集に対するものではなく、詩人の長年にわたる創作活動と影響力を讃えるために授与される。ここでは特定作品の説明は行わない。

ラナン文学賞 2回登壇
  1. 受賞作: Neon Vernacular(1993)

    『Neon Vernacular』(1993)は、ベトナム戦争の体験や人種・記憶を詩的に探る詩集。鮮烈なイメージと音韻のリズム感が特徴で、痛みとユーモアを織り交ぜた語りが評価され、主要な文学賞の対象となった作品。

    戦争と記憶アメリカの人種問題個人のトラウマ詩的イメージ

作品

代表作

ディエン・カイ・ダウ (Dien Cai Dau)

1988年 詩集(戦争詩)

ベトナム戦争での経験を主題とした詩集。記憶とトラウマ、帰還兵の視点を扱う。

戦争記憶トラウマアイデンティティ

ネオン・ヴァーナキュラー (Neon Vernacular)

1993年 詩集

多様な主題を扱う代表作。南部の経験、黒人の生活、個人的記憶を詩的イメージで描く。

南部黒人経験回想都市と地方

プレジャー・ドーム(Pleasure Dome: New and Collected Poems, 1975–1999)

2001年 詩集(選集)

1975年以降の主要作品を集めた選集。代表作「Facing It」等を収録。

戦争記憶人間関係宗教的モチーフ

ザ・カメレオン・カウチ (The Chameleon Couch)

2011年 詩集

晩年の詩集の一つ。個人的回顧と現代的題材を織り交ぜる作品群。

記憶変容個人史

ギルガメシュ(Gilgamesh)

2006年 戯曲(詩的翻案)

古代叙事詩『ギルガメシュ叙事詩』の詩的翻案を元にした戯曲。舞台上演が行われた。

叙事詩英雄譚人間と死
映像化・舞台化
  • [舞台] ギルガメシュ / Robert Scanlon (2008)

全著作

  • Dedications and other darkhorses (1977)
  • Lost in the Bone Wheel Factory (1979)
  • I Apologize for the Eyes in My Head (1986)
  • Toys in a Field (1986)
  • Dien Cai Dau (1988)
  • Magic City (1992)
  • Neon Vernacular (1993)
  • Thieves of Paradise (1998)
  • Pleasure Dome (2001)
  • Talking Dirty to the Gods (2000/2001)
  • Taboo (2004)
  • Gilgamesh (2006)
  • Warhorses (2008)
  • The Chameleon Couch (2011)
  • The Emperor of Water Clocks (2015)

翻案

  • ギルガメシュ(舞台化)

作風・主題

文体
濃密で暗示的な文体イメージ重視の詩作口語的なリズムと叙情性の融合
頻出モチーフ
戦争体験とその記憶南部の風景と人々聖書的・宗教的象徴回想と喪失

評価・遺産

コムニャカーはベトナム戦争経験を題材にした詩や、南部・黒人経験を描いた作品で高く評価されている。1994年のピューリッツァー賞受賞などを通じて現代アメリカ詩に重要な影響を与えた。

関連学会

  • Fellowship of Southern Writers

資料所蔵先

  • イェール大学 ベインケ図書館(Yusef Komunyakaa Papers)

大衆文化への影響

  • 詩「Facing It」はベトナム戦争追悼の文脈でしばしば引用・採用される。

引用

  • 詩は一種の濃縮されたほのめかしである。考えや問いについて膨らませ、回りくどく語る方法だ。
    出典: インタビュー(引用:Blue Notes 等)

豆知識

  • 出生名はジェームズ・ウィリアム・ブラウン(James William Brown)。
  • ベトナム戦争に従軍し、その経験を多くの詩に反映している。
  • 1994年に詩集『Neon Vernacular』でピューリッツァー賞を受賞した。
  • 祖父のアフリカ系の名前とされる「Komunyakaa」の名を再び名乗った。