-
第60回(1978年) 受賞受賞作: Plumb(Plumb)
一族史と個人の記憶を織り交ぜることで、主人公とその家族を通してニュージーランド社会の変容、宗教性や世代間の軋轢を描く長編。記憶と歴史、個人的真実の相互作用を通じてアイデンティティを問い直す作品。
一族史と個人の記憶を織り交ぜることで、主人公とその家族を通してニュージーランド社会の変容、宗教性や世代間の軋轢を描く長編。記憶と歴史、個人的真実の相互作用を通じてアイデンティティを問い直す作品。
家族史記憶地域社会宗教とアイデンティティ
モーリス・ギー
モーリス・グフ・ギー
Mōrisu Gū Gī
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1931-08-22 (ホワカタネ)
- 死没
- 2025-06-12 (ネルソン) 93歳
- 国籍
- ニュージーランド人
- 言語
- 英語
- 宗教
- 進化的人間主義
- 居住地歴
- ホワカタネ → ヘンダーソン(オークランド) → ネルソン
経歴
- 職業
- 小説家, 児童文学作家, 司書, 教師, テレビライター
- 活動期間
- 1955年〜2018年
- 所属
- アレクサンダー・ターナブル図書館, ナピア図書館, オークランドの図書館
- 所属団体
- ニュージーランド合理主義者・人道主義者協会 名誉準会員
- 影響を受けた人物
- ジェームズ・チャップル(祖父)
- 影響を与えた人物
- ノミネート
- エスター・グレン賞ノミネート(The Champion), モンタナNZブックアワード短リスト(Ellie and the Shadow Man), コモンウェルス作家賞短リスト(The Scornful Moon)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| オークランド大学 | — | 文学 | MA | — | ニュージーランド |
| ヴィクトリア大学(ウェリントン) | — | — | Honorary DLitt | — | ニュージーランド |
オークランド大学
文学
学位:
MA
卒業年:
1954
国:
ニュージーランド
BAおよびMA取得。1998年 Distinguished Alumni Award、2004年名誉文学博士
ヴィクトリア大学(ウェリントン)
学位:
Honorary DLitt
卒業年:
1987
国:
ニュージーランド
名誉文学博士
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1978 | ジェームズ・テイト・ブラック記念賞 | プルーム | 小説 | エディンバラ大学 | 受賞 |
| 1976 | NZブックアワード フィクション賞 | 栄光の朝、同志 | フィクション | ニュージーランドブックカウンシル | 受賞 |
| 1979 | グッドマン・フィールダー・ワッティー・ブックアワード フィクション1位 | プルーム | フィクション | — | 1位 |
| 1979 | NZブックアワード フィクション賞 | プルーム | フィクション | — | 受賞 |
| 1983 | AIM児童書賞 年間最優秀作 | Oの半人 | 児童書 | — | 年間最優秀作 |
| 1986 | エスター・グレン賞 | マザーストーン | ジュニアフィクション | LIANZA | 受賞 |
| 1993 | グッドマン・フィールダー・ワッティー・ブックアワード フィクション1位 | ウエストへ行く | フィクション | — | 1位 |
| 1995 | エスター・グレン賞 | 太った男 | — | — | 受賞 |
| 1995 | AIM児童書賞 年間最優秀作 | 太った男 | — | — | 年間最優秀作 |
| 1998 | モンタナNZブックアワード ドイッツ・メダル | 生きている体 | フィクション | — | 受賞 |
| 2002 | マーガレット・マヒー賞 | — | 児童文学貢献 | ストーリーラインズ児童文学財団 | 受賞 |
| 2004 | ガレイン・ゴードン賞 | 山の下で | — | ストーリーラインズ | 受賞 |
| 2004 | 首相文学業績賞 | — | フィクション | — | 受賞 |
| 2006 | モンタナNZブックアワード ドイッツ・メダル | ブラインドサイト | フィクション | — | 受賞 |
| 2008 | NZポスト児童書賞 YAフィクション賞 | ソルト | YAフィクション | — | 受賞 |
| 2017 | NZブックアワード for Children and Young Adults YAフィクション賞 | 断絶の地 | YAフィクション | — | 受賞 |
ジェームズ・テイト・ブラック記念賞
1978
対象作品:
プルーム
部門:
小説
主催:
エディンバラ大学
結果:
受賞
NZブックアワード フィクション賞
1976
対象作品:
栄光の朝、同志
部門:
フィクション
主催:
ニュージーランドブックカウンシル
結果:
受賞
グッドマン・フィールダー・ワッティー・ブックアワード フィクション1位
1979
対象作品:
プルーム
部門:
フィクション
結果:
1位
NZブックアワード フィクション賞
1979
対象作品:
プルーム
部門:
フィクション
結果:
受賞
AIM児童書賞 年間最優秀作
1983
対象作品:
Oの半人
部門:
児童書
結果:
年間最優秀作
エスター・グレン賞
1986
対象作品:
マザーストーン
部門:
ジュニアフィクション
主催:
LIANZA
結果:
受賞
グッドマン・フィールダー・ワッティー・ブックアワード フィクション1位
1993
対象作品:
ウエストへ行く
部門:
フィクション
結果:
1位
エスター・グレン賞
1995
対象作品:
太った男
結果:
受賞
AIM児童書賞 年間最優秀作
1995
対象作品:
太った男
結果:
年間最優秀作
モンタナNZブックアワード ドイッツ・メダル
1998
対象作品:
生きている体
部門:
フィクション
結果:
受賞
マーガレット・マヒー賞
2002
部門:
児童文学貢献
主催:
ストーリーラインズ児童文学財団
結果:
受賞
ガレイン・ゴードン賞
2004
対象作品:
山の下で
主催:
ストーリーラインズ
結果:
受賞
首相文学業績賞
2004
部門:
フィクション
結果:
受賞
モンタナNZブックアワード ドイッツ・メダル
2006
対象作品:
ブラインドサイト
部門:
フィクション
結果:
受賞
NZポスト児童書賞 YAフィクション賞
2008
対象作品:
ソルト
部門:
YAフィクション
結果:
受賞
NZブックアワード for Children and Young Adults YAフィクション賞
2017
対象作品:
断絶の地
部門:
YAフィクション
結果:
受賞
受賞・候補エディション
ジェームズ・テイト・ブラック記念賞
1回登壇
-
第15回(1986年) 受賞受賞作: Motherstone
家族と土地に根ざした物語で、過去の秘密や世代間の葛藤を通して登場人物が成熟していく様子を描く。郷土的な風景描写と内面の葛藤を丁寧に描いたYA寄りの作品である。
家族記憶成長郷土 -
第23回(1995年) 受賞受賞作: The Fat Man
家庭や地域で疎外感を抱える人物を中心に据えた人間ドラマ。ユーモアと暗さが混在する語り口で、登場人物の心理的葛藤や道徳的ジレンマを掘り下げる。社会的弱者への視線や家族関係の複雑さをテーマにした重層的な作品。
家庭社会問題成長心理描写
-
第3回(1998年) 受賞受賞作: Live Bodies
マーリス・ギーの『Live Bodies』は、戦時下のニュージーランドに移住した人物の経験を描く小説である。
戦争と移住、そして帰属意識の揺らぎを描く物語。
264ページ歴史小説移民戦争アイデンティティ -
第11回(2006年) 受賞受賞作: Blindsight
-
第12回(2002年) 受賞受賞作: Creeks and Kitchens
故郷や日常の風景を創作の源泉として捉える講演。家庭や地域社会の記憶が物語に与える影響、素材の発見法やそれを物語に取り入れる実践について、作家の視点から具体例を交えて論じる内容。
児童文学小説家族記憶創作の源泉
首相文学業績賞
1回登壇
-
第2回(2004年) 受賞受賞作: 受賞業績(小説と児童文学)
Maurice Geeは児童文学から大人向け長編まで幅広い作風を持つ小説家で、家族関係や心理的葛藤を丁寧に描き出す。現代社会の個人とコミュニティの接点を鋭く見つめる作風で高い評価を受け、ニュージーランド文学の重要な存在となっている。
家族社会心理児童文学
サー・ジュリアス・ヴォーゲル賞
1回登壇
-
第22回(2010年) 受賞受賞作: Under the Mountain(映画)
児童向けファンタジーを映像化した長編。原作の持つ怪異性や青春的葛藤をスクリーンで再構築した作品。
映画ファンタジー映像化
作品
代表作
父の部屋で
1972年 ミステリーミステリー小説。後に映画化。
家族秘密暴力
映像化・舞台化
- [映画] 父の部屋で / Brad McGann (2004)
プルーム
1978年 小説祖父をモデルにした小説。NZ最高の小説の一つ。
歴史政治宗教家族
山の下で
1979年 SF児童小説オークランドでエイリアンを発見する双子の物語。
冒険エイリアン兄弟愛
映像化・舞台化
- [テレビミニシリーズ] 山の下で (1981)
- [映画] 山の下で (2009)
- [演劇] 山の下で / Sara Brodie (2018)
全著作
- The Big Season (1962)
- A Special Flower (1965)
- 父の部屋で (1972)
- 栄光の朝、同志 (1974)
- プルーム (1978)
- 山の下で (1979)
- メグ (1981)
- Oの半人 (1982)
- ソール・サバイバー (1983)
翻案
- Fracture (2004, Crime Storyベース)
- 父の部屋で (2004)
- 山の下で (2009)
作風・主題
- 文体
- 現実主義心理描写豊かNZ生活の描写ファンタジー/SF(児童書)
- 頻出モチーフ
- 機能不全家族暴力NZ郊外歴史・政治の影響
評価・遺産
ニュージーランドを代表する小説家。成人向けと児童向けで30冊以上の小説を執筆、数々の賞を受賞。
資料所蔵先
- アレクサンダー・ターナブル図書館(Maurice Gee Collection)
大衆文化への影響
- Going West Books & Writers Festivalの着想源
豆知識
- 母は社会主義者で作家志望。
- 祖父は異端審問を受けたユニテリアン牧師。
- ラグビー選手経験あり。
- 晩年はネルソン在住で引退。