サー・ジュリアス・ヴォーゲル賞
さー・じゅりあす・ヴぉーげるしょう
ニュージーランドのSF・ファンタジー・ホラーおよびファンダムの業績を顕彰する年次賞。
- Established
- 1989
- Organizer
- SFFANZ (Science Fiction and Fantasy Association of New Zealand)
- Category
- Genre Fiction
- Selection Method
- 公募
- Target
- Open
- Frequency
- 1 per year
- Announcement Period
- around June–August
- Status
- Active
Description
Sir Julius Vogel Awards(サー・ジュリアス・ヴォーゲル賞、通称Vogels)は、ニュージーランドにおけるSF、ファンタジー、ホラー作品およびファン活動の業績を表彰する年次賞。1989年に開始され、2002年に現在の名称と組織体制(SFFANZによる運営)に改組された。プロフェッショナル部門とファン部門を含む複数のカテゴリーで授賞が行われ、受賞作は通常ニュージーランド全国SF大会で発表される。The awards recognise achievement in New Zealand science fiction, fantasy, horror and fandom and are presented at the New Zealand National Science Fiction Convention.
Prize
- Main Prize
- 受賞による名誉(トロフィー/表彰)および部門別の認定。
Selection
Selection Process
| Stage | Judges | Pass Rate | Announcement |
|---|---|---|---|
| ノミネーション(募集) | SFFANZおよび大会委員会がノミネーションを募集(一般や会員からの推薦を受け付ける) | — | — |
| 短縮・最終候補選定 | 選考委員会または会員投票(カテゴリーにより方式が異なる) | — | — |
| 受賞者発表 | SFFANZ / 大会実行委員会 | — | 受賞はニュージーランド全国SF大会で発表(通常6~8月頃) |
Criteria
- ニュージーランドに関係する作者または作品であること(原則)
- SF/ファンタジー/ホラーのジャンル性
- 創造性、物語構成、文体の質、および制作/発信への貢献
- 各カテゴリー固有の基準(長編・短編・映像・アートワークなど)
Application Tips
Dos
- 公式の応募要項と各カテゴリーの説明をよく読む
- 提出フォーマット(ファイル形式、字数、公開状況)に従う
- 応募作品がニュージーランドに関連する場合はその旨を明示する
- 締切とノミネーション期間を守り、必要情報を正確に記載する
Don''ts
- 締切を過ぎて提出しない
- 応募規定に反する(形式不備・権利処理不備)提出をしない
- 同一作品を無断で重複応募しない
- 未完成や要件を満たさない状態で提出しない
From Judges
- 完成度(推敲と校正)を重視する
- 独創性と物語の明瞭さを評価する
- ジャンルの期待値(SF/ファンタジー/ホラー)を理解してから応募する
Related Awards
- Aurealis Award
- Ditmar Award
- Australian/Vogel Literary Award
- New Zealand fiction awards
Official Resources
http://sffanz.sf.org.nz/sjv/sjvAwards.shtmlPast Winners
共著の長編ファンタジー。地下世界やダークな怪異を舞台に、登場人物たちが生き抜くための闘いと連帯を描く作品。
共著または共作としての評価を受けたコンビ。
ヤング向け小説。裏切りと忠誠を巡るドラマを軸に、冒険と緊張感のある筋書きで読者を引き込む作品。
ヤング向け/一般向けの小説で活動する作家。
ノヴェレット。法的/行政的な事象を題材にしつつ、人間味あふれる筋と気づきを交えた物語を描く作品。
短編・中編で知られる作家。ユーモアとSF的発想を併せ持つ作品も多い。
短編。小さな奇跡や象徴的なイメージを通じて人間のつながりや再生を描く詩的な短篇。
短編作家として評価される作家。
コレクテッドワーク/短編集。作者の視点や世界観を前面に押し出した短編集で、独自の語りが評価された。
編集または単著でのコレクテッドワークとして受賞。
『Teleport』のカバーアートで受賞。SF的要素や動的な構図を取り入れ、作品のテーマを視覚的に表出したデザインが評価された。
プロフェッショナルな表紙・アートワークで評価されるアーティスト。
編集・制作物としての完成度が高い作品。世界観の提示や装丁、編集方針が総合的に評価され受賞に至った。
プロフェッショナルな出版作品として評価されたプロダクション。
ティーンエイジャーの成長と超自然的要素を組み合わせた映画。原作の持つ魔術的リアリズムを映像化し、演出と演技が評価された。
スチュアート・マッケンジーとミランダ・ハーコート共同監督による映画作品。
ファンタジー長編。霧に覆われた世界を舞台に、過去と現在が交錯する旅と真実の探求を描く作品。
多彩な作風で知られる作家。短編・長編ともに高い評価を得る。
青年向けの物語。暗闇に差す光や希望をテーマに、共同執筆ならではの視点で描かれる作品。
共著でヤング向け作品を手掛ける作家たち。
フェアリーテイルの要素を現代に再構築した中編。伝統的モチーフと現代的問題を重ね合わせる試みが評価された。
短編・中編での受賞歴を持つ作家。民話やフェアリーテイルの現代的再解釈を行うことがある。
複数作家の短編を収めたコレクション。境界や限界をテーマにした作品群が収録され、編集の意図と質が評価された。
編集者らがまとめたコレクテッドワークとして受賞。
『At the Edge』のカバーアート。作品全体のテーマを象徴するビジュアルで装丁面の完成度が評価された。
表紙や装丁で高い評価を得るビジュアルアーティスト。
制作・出版プロジェクトとしての総合力が評価された作品。ビジュアルと内容の調和が受賞理由。
プロフェッショナルな制作物・出版として評価された作品。
長編に近い演劇的プレゼンテーション。ユニークな題材と演出で観客の注目を集め、創造的な舞台表現が評価された。
舞台作品または演劇的プレゼンテーションとして評価された短編劇。
ファンタジー長編。神話的要素と個人の旅路を絡め、独自の世界観で物語を展開する一作。
作家・編集者。ファンタジー系の作品で注目を集める。
ヤング向け/子供向けのファンタジー。読者参加型や選択を促す形式を取り入れた、冒険色の強い物語。
児童書/ヤング向け作品で活動する作家。
ノヴェレット/中編。物質と記憶、消失を巡るテーマを扱い、科学的・幻想的観点が交錯する物語。
短編・中編で知られる作家。地域文化を題材にすることもある。
短編。盗みという行為を通して登場人物の倫理観や背景を炙り出す、緊張感ある短篇。
短編・中編で評価されるニュージーランドの作家。編集者としての顔も持つ。
複数著者を集めたコレクションで、環境や土地、記憶を巡る短編やエッセイを収めた編集作品。
編集プロジェクトとして評価されたコレクション。
音楽/刊行物のカバーを飾るアートワーク。視覚的に作品のトーンやテーマを反映するデザインで評価された。
表紙やアートワークを手掛けるアーティスト。
複数作家の短編を集めたアンソロジー第三弾。プロダクションとしての編集・装丁・内容が総合的に評価され受賞した。
大型アンソロジー/制作物として評価されたプロダクション。
ファンタジー小説。感情や共感というテーマを物語の核に据え、技術的な仕掛けや人物関係を通して人間性を問う作品。
作家・編集者として活動。ファンタジーやSFに関わる著作がある。
ヤングアダルト向けのファンタジー作品。異界と接する主人公の役割や責任、選択を描くドラマティックな物語。
国際的に著名なファンタジー作家。YA作品でも定評がある。
中編。人間関係や地域性を織り込みつつ、登場人物の内面変化を丁寧に描いた物語。
中編・短編で評価される新進作家。
複数著者による編集作品。博物館や記憶を巡る短編や作品で構成され、編集クオリティが高く評価された。
グループ編集によるコレクションが評価された。
編集物『Lost in the Museum』の表紙アートで受賞。作品の主題を視覚的に凝縮するデザインが評価された。
出版物の表紙デザインで評価されたアーティスト。
映像制作会社Wetaの20周年を記録した出版物。制作秘話やビジュアル資料を収録し、プロダクション史としての価値が評価された。
Wetaの20年を振り返る刊行物が評価された。
吸血鬼たちの日常をコミカルに描くモキュメンタリー風コメディ。ユーモアとホラー要素のバランスが高く評価された作品。
ジェマイン・クレメントとタイカ・ワイティティ監督の映画作品。コメディホラーとして国際的にも評価されている。
ファンタジー長編。自然や伝承を背景に、登場人物の成長と土地に根差した物語を描く作品。
作家。『Heartwood』などの作品で評価を得た。
ヤング向けもしくは一般向けのファンタジー。伝承や人間関係を織り込んだ叙事的作品で、詩的な描写が特色。
国際的にも知られるファンタジー作家。民話的要素を取り入れた作風が特徴。
短編。死や記憶、家族関係などを繊細に描く小篇で、民話的な雰囲気が強い作品。
多作なファンタジー作家。短編でも高評価を得る。
複数作家による短編集で、現代のニュージーランド作家らの多様な作品を収める編集物。
編集者らによる短編収録集が評価された。
アンソロジー表紙のアートワークで、作品群のトーンを視覚化し編集趣旨を的確に反映したビジュアルが評価された。
カバーアートで複数回評価されるアーティスト。
アートと制作を結んだプロフェッショナルなプロダクションで、制作・出版のクオリティが評価され受賞。
プロフェッショナルな制作物として評価された出版・プロジェクト。
シリーズの第三シーズン。神話的設定を継続しつつ、登場人物の葛藤や物語の深まりが評価されたシーズン。
テレビシリーズのシーズン単位で評価された作品。
ファンタジー長編。世界観の深い構築と人物ドラマを通じて、権力や変革をテーマにした物語を展開する作品。
ニュージーランドのベテラン作家。シリーズ作やヤング向け作品も手掛ける。
(共著)世界や登場人物の多層的描写を通じてテーマを掘り下げるファンタジー作品。
共著者として作品に参加した作家。
ユース向けのファンタジー作品。冒険と自己発見を軸に、幻想的な旅路が描かれる物語。
若年向けの創作で評価された作家。
中編/ノヴェレット。テクノロジーや日常の歪みを取り上げ、意外な結末や鋭い視点で物語を進める作品。
短編・ノヴェレットで知られ、複数回受賞経験がある作家。
短編。希望や喪失、再生を繊細に描く物語で、詩的なイメージと感情の深さが評価された。
短編・小説で知られる作家。編集活動も行う。
既存の作家やテーマを再解釈する短編を集めた編集本。伝統的文芸とジャンルの融合が評価された。
複数編者によるコレクションとして受賞。
アンソロジーの表紙を飾る作品で、独創的な視覚表現が評価された。
アートワークで評価される作家。
J.R.R.トールキン原作の映画化作品。壮大な映像表現と世界観の再現、プロダクション全体の完成度が高く評価された。
ピーター・ジャクソン等による映画プロダクションが受賞。
長編小説(Best Novel受賞)。個人の物語と壮大な背景を結びつける構成で、登場人物の内的旅路と外部の出来事が絡み合う作品。
作家として活動する人物(詳細情報は限定的)。
ヤング向け小説。冒険や伝統的な物語要素を取り入れ、若い主人公の勇気と成長を描くファンタジー作品。
ニュージーランドの作家・編集者。YAや短編で多数の受賞歴がある。
中編/ノヴェレット。スチームパンク的要素や機械と人間の関わりをテーマにした話で、緻密な世界構築が特徴。
漫画やコミック、短編を書き、ニュージーランドのポップカルチャー領域で知られる作家。
短編。ユーモアと風刺を交えつつ、クローンやアイデンティティに触れる寓話的短編。
短編作家として知られる。
カンタベリー地域を舞台にした短編を集めた編集本。地域の声とジャンル作品が結び付けられたコレクション。
地域をテーマにした短編集の編集者らが受賞。
『Oracle's Fire』の表紙アート。物語テーマを視覚的に抽出し、象徴的なイメージで読者の興味を喚起するデザイン。
書籍カバーのデザインで継続的に評価されるアーティスト。
北欧神話の要素を取り込みつつ、現代の家族関係やアイデンティティを描くテレビシリーズ。脚本と演出が評価され受賞。
ニュージーランドのテレビドラマ。神話的要素と家族ドラマを融合した作風が評価された。
ファンタジー長編。血統や運命、古代の力に関わる陰謀が展開し、主人公の成長と選択が中心に描かれる叙事詩的作品。
ニュージーランドのファンタジー作家。壮大なシリーズ作で知られる。
ファンタジー長編。冒険と探索を通して登場人物の人間関係や試練を描く物語で、同年のノミネート/受賞に絡む重要作。
ニュージーランドの作家。ファンタジーやYA作品での受賞歴がある。
ヤングアダルト向け小説。夢と現実の交差を通じて若者の成長や希望、不安を織り交ぜた物語。
若年読者向けのファンタジー/ヤングアダルト作品での受賞。
挑発的でダークなテーマを扱う中編。禁忌や欲望、人間の影の部分を抉り出すように描写する作品。
短編や中編で国際的にも評価される作家。
短編。特定の地名を舞台にした人間ドラマや不穏さを織り交ぜた作品で、緊張感ある筆致が特徴。
多作な短編作家で、同年複数部門で評価を受けた。
ニュージーランドの短編や作品を集めたアンソロジー。地域性とジャンル性を組み合わせた選りすぐりの短編群を収録する編集本。
ニュージーランドのスペキュレイティブ・フィクションを編んだアンソロジー編集作品として評価。
『Tymon's Flight』のカバーアートで評価された作品。物語の主題を視覚的に表現するデザインが特徴。
書籍カバーやアートワークで知られるアーティスト。
SF要素を含むテレビドラマのパイロットエピソード。現代社会のずれや個人の孤立を描き、演出と脚本が評価された。
テレビドラマのパイロット回(長編ドラマ部門での受賞)。
短編テレビ作品・パイロット。新しい視点とローカル性を取り入れたエピソードで注目された。
パイロットエピソードとして評価されたテレビ番組。
複数作家による短編を収録したアンソロジー。地域の作家を紹介し、ジャンルの振興に寄与した編集作品。
アンソロジー編集としての功績で受賞。
壮大なスケールのファンタジー長編。時代や境界を越える旅と、登場人物間の葛藤・成長を描く叙事的物語。
ニュージーランドのファンタジー作家。複雑な世界設定と冒険譚で知られる。
ヤングアダルト向けSF/スリラー。テクノロジーやハッキングを巡るサスペンスで若い主人公が直面する危機や選択を描く。
主にヤングアダルト向けの作品で知られる作家(ニュージーランド/オーストラリア圏で活動)。
中編/ノヴェレット。人間関係の歪みや禁断の欲望を鋭く描くダークな物語で、読者に強い印象を残す作品。
短編・中編で高く評価される作家。ダークで強烈なイメージを用いることがある。
短編(同年の短編部門で同時受賞)。人物間の交流や交換を通じて起きる驚きや感情の動きを繊細に描く作品。
短編作家として活動。静謐な筆致で短編を発表することがある。
短編(同年の短編部門同時受賞)。死生や喪失をモチーフに、不穏な空気と登場人物の内面の揺れを描く作品。
短編作家。幻想的・ホラー的要素を取り入れた短編で受賞歴がある。
ニュージーランドのサイエンスフィクション・ポエトリーを集めたコレクション。詩的表現でSF的モチーフを扱う作品群を収録している。
詩やSFの領域を横断するアンソロジー編集を行った編集者たちの企画。
図像表現作品。対象作品の雰囲気やテーマを視覚的に表現し、印象的なカバーや挿絵で評価を受けた。
アートワークで評価された作家・イラストレーター。
児童向けファンタジーを映像化した長編。原作の持つ怪異性や青春的葛藤をスクリーンで再構築した作品。
ジョナサン・キング監督による長編映像作品(劇場公開作品)。
新進作家や短編を掲載するプロフェッショナルな雑誌。地域のSF/ファンタジー作品の発表場として評価された出版物。
プロダクション/出版物として評価された雑誌。
成人向けのファンタジー長編。陰鬱な背景を持つ世界で権力と忠誠が交錯し、主人公たちが困難と葛藤を乗り越えていく物語を描く作品。
ニュージーランドのファンタジー作家。壮大な世界観と冒険を描く作品で知られる。
ヤングアダルト向けのファンタジー。魔法と試練を軸に若い主人公の成長と選択、冒険を描く作品。
ニュージーランドのファンタジー作家。ヤングアダルトから成人向けまで幅広い作品を手掛ける。
海や水のイメージを用いて登場人物の内面や関係性の変化を静かに掘り下げる短編。情景描写と心理描写が印象的な作品。
ニュージーランドの短編作家。幻想的・詩的な要素を含む短編で知られる。
誘惑や人間関係の緊張、倫理的ジレンマを題材にした中編/ノヴェレット。登場人物の内的葛藤が中心に描かれる作品。
ニュージーランドの作家(短編・中編も手掛ける)。多様なジャンルで作品を発表している。
短編・収録作品集としての性格を持つコレクテッドワーク。日常と非日常の境界、個人の喪失や再生を扱う短編群を収める一冊。
ニュージーランドを代表する作家の一人。短編や長編で幻想的要素を含む作品を発表する。
小説『Newton's Sleep』の表紙アート。作品の雰囲気を視覚化する象徴的なデザインで、物語のトーンを伝えるビジュアルを提供した。
書籍カバー作家・イラストレーターとして活動(詳細は限定的)。
音楽と映像を組み合わせた短編映像作品。エンターテインメント性の高い演出で話題になったミュージックビデオ。
ミュージックビデオ作品。
Sally McLennan と Joel Liochon によるプロフェッショナルな刊行物。物語とイラストを組み合わせた読み物として評価を受け、当該年のプロフェッショナル出版賞に選ばれた。
Sally McLennan と Joel Liochon によるプロフェッショナル出版物として受賞。
1995年のベスト・ファンジン(クラブ/Time Space Visualiser)が受賞(Wikipediaあり)。
『The Best of Time Space Visualiser 21-26』が1995年のベスト・その他出版物を受賞。
1994年のベスト・その他出版物(Best other publication)として受賞した記録あり。
クラブ系ファンジン『Time Space Visualiser』が1993年のベスト・クラブ・ファンジンを受賞(Wikipediaあり)。
ニュージーランドのSFファンダムにおけるファンライティング部門の受賞者。1989年の第1回New Zealand Science Fiction Fan Awardsでベスト・ファン・ライティングを受賞。