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第23回(1976年) 栄誉受賞作: Song of the Trees
黒人一家の生活と自然との関わりを描く物語。家族の連帯や土地に対する愛着、周囲の不正義に立ち向かう姿を通じて、子どもたちに歴史的文脈と倫理を伝える短編的作品。
家族土地人種差別連帯 -
第24回(1977年) 栄誉受賞作: Roll of Thunder, Hear My Cry
1930年代のアメリカ南部を舞台に、ローガン一家の少女キャシーの視点で人種差別と闘う日常を描く児童文学の名作。家族の誇りと正義への抵抗を通じて歴史的な不正義を知らせる作品。
人種差別家族歴史正義 -
第29回(1982年) 栄誉受賞作: Let the Circle Be Unbroken
ローガン一家を描くシリーズの一作で、土地や法的争い、コミュニティの連帯をめぐる課題に直面する一家の闘いを描く。差別と闘う中で絆が試される姿を通じて歴史認識を促す。
人種差別家族正義土地
ミルドレッド・D・テイラー
ミルドレッド・ディー・テイラー
Mildred DeLois Taylor
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1943-09-13 (ミシシッピ州ジャクソン)
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- オハイオ州トレド(幼少期〜学童期) → コロラド州(現在の居住地)
経歴
- 職業
- 作家, 児童文学作家
- 活動期間
- 1973年〜
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| トレド大学 | — | — | BA | 1961-1965 | アメリカ合衆国 |
| コロラド大学ボルダー校 | — | ジャーナリズム | MA | 1960年代後半 | アメリカ合衆国 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1977 | ニューべリー賞(Newbery Medal) | 『大地よ、わが涙を聞け』(Roll of Thunder, Hear My Cry) | — | アメリカ図書館協会(ALA) | 受賞 |
| 2003 | NSK ニューシュタット賞(児童文学) | 作品全体(ロガン家シリーズ等) | 功労賞 | The Neustadt Prize | 受賞 |
| 2020 | コレッタ・スコット・キング=ヴァージニア・ハミルトン生涯功労賞 | 作品全体 | 生涯功労 | アメリカ図書館協会(ALA) | 受賞 |
| 2021 | チルドレンズ・リテラチャー・レガシー賞 | 作品全体 | 功績 | アメリカ図書館協会(ALA) | 受賞 |
| 1976 | コレッタ・スコット・キング賞(Honor) | 『樹々の歌』(Song of the Trees) | — | Coretta Scott King Book Awards | 受賞(Honor) |
| 1985 | バクステフーデ賞(Buxtehude Bull) | 『大地よ、わが涙を聞け』 | — | Buxtehude Bull | 受賞 |
| 2002 | スコット・オデール歴史小説賞 | 『大地』 | — | Scott O'Dell Award | 受賞 |
受賞・候補エディション
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第56回(1977年) 受賞受賞作: Roll of Thunder, Hear My Cry
1930年代ミシシッピの黒人農家ローガン一家を描き、差別と抵抗、家族の誇りをテーマにした物語。主人公の少女を通じて歴史的状況と道徳的選択が描かれる、力強い社会派ジュブナイル小説。
1930年代ミシシッピの黒人農家ローガン一家を描き、差別と抵抗、家族の誇りをテーマにした物語。主人公の少女を通じて歴史的状況と道徳的選択が描かれる、力強い社会派ジュブナイル小説。
288ページ人種差別正義家族歴史
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第13回(1982年) 受賞受賞作: Let the Circle Be Unbroken
ロガン一家をめぐる続編的物語で、差別や不正義に立ち向かう家族の姿を描く歴史小説。家族の連帯と子どもの成長、社会の不公正に焦点を当てる。
家族歴史人種差別成長 -
第19回(1988年) 受賞受賞作: The Friendship
友情と試練、家族の価値をめぐる物語。若者たちの間で育まれる信頼と対立を通して、歴史的背景と個人の成長を描く長編。
友情家族歴史成長 -
第22回(1991年) 受賞受賞作: The Road to Memphis
ローガン一家を巡るシリーズの一作。1960年代の米南部を舞台に、差別や暴力に直面する家族の姿と誇り、抵抗を描き、公民権運動期の緊張と個人の成長を描写する歴史小説。
公民権運動家族人種差別歴史 -
第33回(2002年) 受賞受賞作: The Land
ローガン一家をめぐるシリーズ作品の一つ。20世紀初頭のアメリカで土地や権利を巡る闘い、人種差別に直面する登場人物たちの誇りと苦悩を描いた歴史小説。
歴史小説人種差別土地と権利家族
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第22回(2001年) 受賞受賞作: The Land
アメリカ黒人家族の歴史と土地を巡る物語。差別と闘いながら家族が土地を守り続ける姿を描き、世代を超えた連続性と抵抗を扱う作品。
375ページ人種歴史家族成長
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第1回(2003年) 受賞受賞作: Roll of Thunder, Hear My Cry
1930年代のミシシッピ州を舞台に、黒人ローガン家の少女キャシー(Cassie)を主人公に家族の連帯と人種差別に立ち向かう姿を描く長編。歴史的背景を織り込みつつ、子どもの目線で不正義と勇気、成長を描写する。
256ページ人種差別家族成長アメリカ南部の歴史
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第26回(2021年) 受賞受賞作: Roll of Thunder, Hear My Cry
大恐慌期の南部を舞台に、黒人家族の暮らしと人種差別に立ち向かう姿を描いた児童文学。子どもの視点から歴史的な不正と勇気を描き出す代表作。
人種差別家族歴史正義
作品
代表作
『樹々の歌』
1975年 児童文学ロガン家を描く短編的作品。家族の結束と土地への愛情を描く。
『大地よ、わが涙を聞け』
1976年 ヤングアダルト/歴史小説(児童文学)ジム・クロウ時代の南部を舞台に、ロガン家の子どもたちが直面する差別と家族の強さを描いた代表作。
『結び合う輪を広げて』
1981年 児童文学/歴史小説ロガン家の物語の続編。差別や経済的困難に直面しながら成長していく家族を描く。
『メンフィスへの道』
1992年 児童文学/歴史小説ロガン家の舞台を拡大し、南部での人種的対立と個人的な試練を扱う中編~長編作品。
『大地』
2001年 歴史小説(ヤングアダルト)ロガン家シリーズの一部で、土地と自由、世代を超えた物語を丁寧に描く作品。
『すべての日々、過去と来る日々』
2020年 児童文学/歴史ロガン家シリーズの完結編となる新刊(2020)。世代を超えた家族史の締めくくり。
『友情』
1987年 児童文学友情と対立を扱う作品。人間関係や和解が中心テーマ。
全著作
- 『樹々の歌』(Song of the Trees)
- 『大地よ、わが涙を聞け』(Roll of Thunder, Hear My Cry)
- 『結び合う輪を広げて』(Let the Circle Be Unbroken)
- 『ゴールド・キャディラック』(The Gold Cadillac)
- 『友情』(The Friendship)
- 『ミシシッピ橋』(Mississippi Bridge)
- 『メンフィスへの道』(The Road to Memphis)
- 『井戸:デイビッドの物語』(The Well: David's Story)
- 『大地』(The Land)
- 『すべての日々、過去と来る日々』(All the Days Past, All the Days to Come)
作風・主題
- 文体
- 子どもや若い読者にも読みやすい明快で直接的な文体口承で伝えられた家族の物語を生き生きと描写する叙述
- 頻出モチーフ
- 土地(所有と守ること)家族の結束人種差別と抵抗世代を超えた記憶
評価・遺産
ミルドレッド・D・テイラーは、ロガン家シリーズを通じてアフリカ系アメリカ人の家族史と人種差別の現実を若い読者に伝え、児童・ヤングアダルト文学に重要な貢献をした。ニューべリー賞やNSKニューシュタット賞など数々の受賞を通じて高い評価を受けている。
資料所蔵先
- アメリカ議会図書館(関連書誌記録あり)
引用
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家族、特に父がいなければ、私の本は存在しなかっただろう。
出典: World Literature Today(インタビュー・記事)、および著作に関する発言 (2014年)
豆知識
- 母方の家系は奴隷制の歴史と複雑な人種混交の背景を持ち、それが作品世界の基盤となっている。
- 卒業後に平和部隊(Peace Corps)としてエチオピアで2年間活動した経験がある。
- コロラド大学在学中にブラック・スタディーズ・プログラムの創設に関与した。
- 『大地よ、わが涙を聞け』は多くの米国の学校で国語の教材として採用されている。