-
第15回(2020年) 受賞受賞作: Luster
若い黒人女性エディーを主人公に、欲望や孤独、労働と創作の葛藤を鮮烈に描く作品。人間関係や親密さの危うさ、消費文化と身体性に切り込み、現代社会での居場所を問い直す。
現代社会人間関係ジェンダー人種セクシャリティ
レイヴン・レイラニ・バプティスト
レイヴン・レイラニ・バプティスト
Raven Leilani Baptiste
ペンネーム:
レイヴン・レイラニ(出版時に用いる筆名)
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1990-08-26 (アメリカ合衆国 ブロンクス(ニューヨーク))
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 宗教
- セブンスデー・アドベンチスト(育ち)
- 居住地歴
- ブロンクス(ニューヨーク市)で育つ → ニューヨーク州オールバニ近郊へ移住 → ブルックリン(ニューヨーク市)在住
経歴
- 職業
- 作家, ショートストーリー作家, エッセイスト
- 活動期間
- 2016年〜
- 影響を受けた人物
- ザディー・スミス, Carmen Maria Machado, Brit Bennett, Angela Flournoy
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| マリスト大学 | — | 英語・心理学 | BA | 在学〜2012年卒業 | アメリカ合衆国 |
| ニューヨーク大学(MFA) | — | 創作プログラム(MFA) | MFA(在学) | 2017年〜(MFA課程) | アメリカ合衆国 |
マリスト大学
英語・心理学
学位:
BA
期間:
在学〜2012年卒業
卒業年:
2012
国:
アメリカ合衆国
学部で英語と心理学を専攻
ニューヨーク大学(MFA)
創作プログラム(MFA)
学位:
MFA(在学)
期間:
2017年〜(MFA課程)
国:
アメリカ合衆国
Zadie Smith らのもとで学ぶ
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020 | カークス賞(フィクション) | Luster(ラスタ) | — | Kirkus Reviews | Winner |
| 2020 | Center for Fiction First Novel Prize | Luster(ラスタ) | — | The Center for Fiction | Winner |
| 2020 | ジョン・レナード賞(National Book Critics Circle) | Luster(ラスタ) | — | ナショナル・ブック・クリティックス・サークル | Winner |
| 2021 | ディラン・トーマス賞 | Luster(ラスタ) | — | ディラン・トーマス賞運営団体 | Winner |
| 2021 | VCU Cabell First Novelist Award | Luster(ラスタ) | — | VCU Cabell First Novelist Award 実行組織 | Winner |
カークス賞(フィクション)
2020
対象作品:
Luster(ラスタ)
主催:
Kirkus Reviews
結果:
Winner
Center for Fiction First Novel Prize
2020
対象作品:
Luster(ラスタ)
主催:
The Center for Fiction
結果:
Winner
ジョン・レナード賞(National Book Critics Circle)
2020
対象作品:
Luster(ラスタ)
主催:
ナショナル・ブック・クリティックス・サークル
結果:
Winner
ディラン・トーマス賞
2021
対象作品:
Luster(ラスタ)
主催:
ディラン・トーマス賞運営団体
結果:
Winner
VCU Cabell First Novelist Award
2021
対象作品:
Luster(ラスタ)
主催:
VCU Cabell First Novelist Award 実行組織
結果:
Winner
受賞・候補エディション
ゴッサム・ブック賞
1回登壇
-
受賞作: Luster
若い黒人女性エディーが、年上の白人男性とその家族との関係に巻き込まれながら、欲望や孤独、職業的な不安定さを経験する物語。親密さと境界、自己価値の問題を私小説的な視点で鋭く描く。
現代小説人種ジェンダー都市生活若者の孤独
-
第46回(2021年) 候補受賞作: Luster
若い黒人女性が恋愛関係や仕事、創作を通じて自己を模索する姿を辛辣なユーモアで描く。性や階級、人種を巡る現代的な問題を赤裸々に提示する作品。
アイデンティティ人種セクシュアリティ現代社会
作品
代表作
Luster(ラスタ)
2020年 小説(現代文学) 272ページ若い黒人女性の視点で、都市生活、人間関係、性、芸術への欲望などを鮮烈かつ率直に描いたデビュー長編。主人公の職業や周囲の人物との複雑な関係を通じてアイデンティティと欲望が浮き彫りになる。
人種セクシュアリティアイデンティティ芸術と欲望都市生活
全著作
- Luster(ラスタ). 2020年
- 短編 "Hard Water". 2016年(Cosmonauts Avenue)
- 短編 "Breathing Exercise". 2019年(The Yale Review)
- 短編 "Airplane Mode". 2019年(SmokeLong Quarterly)
作風・主題
- 文体
- 視覚的で詳細な描写率直で皮肉を含む語り内面の感情と行動を同時に描く文体
- 頻出モチーフ
- 都市と通過儀礼孤独と関係性の不安定さ芸術への欲望と劣等感
評価・遺産
『Luster』はデビュー作でありながら高い評価を受け、複数の新人賞や文学賞を受賞して注目作家となった。若手ブラック作家の代表的な声として現代文学に影響を与えている。
資料所蔵先
- マリスト大学アーカイブ(在学中の活動記録等を所蔵)
大衆文化への影響
- Marie Claireのブッククラブ選出や各誌での紹介により幅広い読者層に浸透
引用
-
デビュー作でありながら新たな声を告げる書き手として注目に値する。
出典: Zadie Smith(紹介・コメント), 2020年 (2020年)
豆知識
- 幼少期はセブンスデー・アドベンチストとして育つが後に教会を離れる。
- 初期の職歴にアーカイブ作業や配送業、学術誌での仕事など多様な職務がある。
- コミックや音楽への強い愛着が作風に影響を与えている。