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第12回(2017年) 受賞受賞作: The Book of Safety
現代エジプトを背景に、個人の安全と自由、政治的抑圧や日常の不安を描く長編。登場人物の内面と社会的緊張が交差し、時代が個人にもたらす重圧と葛藤を繊細に描写する作品。
政治社会個人の心理抑圧 -
第17回(2022年) 受賞受賞作: Slipping
都市生活や移民経験を題材に、疎外や記憶の断片を通して個人と社会のずれを描く作品。断片的な視点や日常の微細な観察から、現代社会に生きる人々の心象風景を浮かび上がらせる。
移民疎外都市生活記憶
ロビン・モガー
ロビン・モガー
Robin Moger
プロフィール
- 性別
- 男性
- 国籍
- イギリス
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- 南アフリカ、ケープタウン
経歴
- 職業
- 翻訳者
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | サイフ・ゴバシュ・バニパル賞 | 『安全の書』 | — | バニパル財団/作家協会 | 受賞 |
サイフ・ゴバシュ・バニパル賞
2017
対象作品:
『安全の書』
主催:
バニパル財団/作家協会
結果:
受賞
受賞・候補エディション
作品
代表作
ヴァーティゴ
小説アフメド・ムラードの作品を英語に翻訳したもの。現代エジプト社会の緊張や誘惑を描く作品の英訳。
現代中東社会権力
犬に尾はない
小説ハムディ・アブ・ゴライェルの作品の英訳。人物の視点や地域社会の描写を英語圏読者に伝える翻訳。
コミュニティ日常生活
すべての戦い
小説Maan Abu Taleb の作品を英訳したもの。紛争や個人の葛藤を扱う物語を英語に置き換えている。
紛争個人の葛藤
オタレド
小説モハンマド・ラビーの小説の英訳。物語のトーンや文化的文脈を英語で伝える翻訳作業。
都市孤独
カランティーナの女たち
小説ナエル・エルトウキーの作品を英訳。社会的・歴史的背景を持つ登場人物たちを描く物語の英訳版。
歴史社会
安全の書
小説ヤッセル・アブデル・ハフェズの小説を英訳した作品。複雑な人間関係と社会情勢を背景にした物語。
社会記憶個人と制度
鳩の飛ばない場所
小説ユースフ・アル=モハイミードの作品の英訳。社会的周縁や人間関係を描く作品を英語に翻訳。
周縁化生存
クロコダイルたち
小説ユセフ・ラカの作品を英訳。比喩的な表現や社会批評を含む現代文学の英訳。
比喩社会批評
全著作
- 『ヴァーティゴ』
- 『犬に尾はない』
- 『すべての戦い』
- 『オタレド』
- 『カランティーナの女たち』
- 『安全の書』
- 『鳩の飛ばない場所』
- 『クロコダイルたち』
作風・主題
- 文体
- 原文の語調と文化的文脈を尊重しつつ英語圏の読者に読みやすく再現する実直な翻訳スタイル
- 頻出モチーフ
- 都市と社会記憶とトラウマ個人と制度の対立
評価・遺産
ロビン・モガーはアラビア語文学を英語圏に紹介する翻訳者として知られ、2017年のサイフ・ゴバシュ・バニパル賞受賞などにより評価を高めた。ケープタウン在住で、現代アラブ文学の英訳普及に貢献している。
豆知識
- アラビア語文学の英訳を手掛ける英国出身の翻訳者である。
- 2017年にヤッセル・アブデル・ハフェズの『安全の書』の英訳でサイフ・ゴバシュ・バニパル賞を受賞した。
- ケープタウン在住である。