世界・海外・国外の文学賞

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スーザン・バーノフスキー

スーザン・バーノフスキー

Susan Bernofsky

プロフィール

性別
女性
生誕
1966-07-20 (クリーブランド)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語, ドイツ語(翻訳対象言語)

経歴

職業
翻訳者, 作家, 大学教員
活動期間
1996年〜
所属
コロンビア大学
影響を受けた人物
ロベルト・ヴァルザー, ジェニー・エルペンベック, タワダ・ヨーコ, クリストファー・ミドルトン(翻訳家)

学歴

ワシントン大学(セントルイス)
創作プログラム(MFA) / フィクション
学位: MFA
国: アメリカ合衆国
プリンストン大学
文学研究科 / 比較文学
学位: PhD
国: アメリカ合衆国

受賞歴

ヘレン・アンド・カート・ヴォルフ翻訳賞
2006
結果: winner
カルヴ ヘルマン・ヘッセ賞
2012
結果: winner
オックスフォード=ワイデンフェルド翻訳賞
2015
対象作品: Go, Went, Gone(訳)
結果: winner
Independent Foreign Fiction Prize
2015
対象作品: Go, Went, Gone(訳)
結果: winner
シュレーゲル=ティーク翻訳賞
2015
結果: winner
グッゲンハイム・フェローシップ
2014
主催: ジョン・S・グッゲンハイム財団
結果: fellowship
Warwick Prize for Women in Translation
2017
対象作品: 『白熊の回想録』(訳)
結果: winner
MLA ロイス・ロス賞(翻訳)
2018
対象作品: Go, Went, Gone(訳)
主催: 現代語学協会 (MLA)
結果: winner
National Book Critics Circle Award for Biography(最終候補)
2021
対象作品: 『小さなものの透視者:ロベルト・ヴァルザーの生涯』
主催: ナショナル・ブック・クリティクス・サークル
結果: finalist

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Old Child & Other Stories

    ジェニー・エルペンベックの短編集。家族や喪失、記憶の断片が静謐かつ冷徹な筆致で綴られ、個人史と社会的変容が交錯する短篇群を収める。翻訳は原文の繊細な語感と抑制された感情を英語に忠実に再現している。

    家族記憶老いアイデンティティ社会的変容
  1. 受賞作: The End of Days

    ジェニー・エルペンベックの『The End of Days』は、ひとりの女性の人生と選択を通して20世紀の歴史的変動と個人の記憶を繊細に描く長篇である。偶然と必然、喪失と再生を静謐な筆致で綴り、歴史と私的経験の交差を深く掘り下げる作品である。

    現代史女性の人生記憶選択政治と個人

作品

代表作

小さなものの透視者:ロベルト・ヴァルザーの生涯

2021年 伝記

スーザン・バーノフスキーによるスイスの作家ロベルト・ヴァルザーの詳細な伝記。作品と生涯、翻訳史的意義を含めて再評価する研究書である。

伝記翻訳史文学受容

Go, Went, Gone(訳)

2017年 小説(翻訳)

ジェニー・エルペンベックの小説『Go, Went, Gone』を英語に翻訳した作品。難民や移民、現代ヨーロッパにおけるアイデンティティを扱う。

移民アイデンティティ社会問題

白熊の回想録(訳)

2015年 小説(翻訳)

タワダ・ヨーコの『白熊の回想録』を英語訳した作品。人間と動物の境界、記憶やアイデンティティを探る物語。

記憶アイデンティティ人間性と動物性

全著作

  • 『小さなものの透視者:ロベルト・ヴァルザーの生涯』 (Yale University Press, 2021)
  • 共編『In Translation: Translators on Their Work and What It Means』 (共編:エスター・アレン, Columbia University Press, 2013)
  • ロベルト・ヴァルザー作品翻訳集(複数)
  • ジェニー・エルペンベック作品の英訳(Go, Went, Gone ほか)
  • タワダ・ヨーコ作品の英訳(Memoirs of a Polar Bear ほか)
  • カフカ『変身』の英訳(W.W. Norton, 2014)
  • その他多くのドイツ語作品の翻訳(Paul Scheerbart, Jeremias Gotthelf 等)

作風・主題

文体
原文のリズムと語感を尊重する明晰な英語表現文学的ニュアンスを丁寧に再現する技巧
頻出モチーフ
再評価と復刻言語境界の探究細部への注意

評価・遺産

スーザン・バーノフスキーはロベルト・ヴァルザーの英訳・伝記で知られ、ドイツ語圏文学の英語圏への橋渡しを行った主要な翻訳者・研究者である。現代ドイツ語作品の質の高い英訳を多数手がけ、翻訳界で高い評価を受けている。

関連学会

  • 現代語学協会(MLA)

豆知識

  • コロンビア大学で教鞭を執っている。
  • ロベルト・ヴァルザーの再評価に貢献し、彼の伝記を執筆した。
  • 2014年にグッゲンハイム・フェローに選ばれた。
  • 2017年にタワダ・ヨーコの『白熊の回想録』の翻訳でWarwick Prize for Women in Translationを受賞した。
  • 2018年にジェニー・エルペンベックの『Go, Went, Gone』の翻訳でMLAのLois Roth Awardを受賞した。
  • 2024年時点でトーマス・マンの『魔の山』の翻訳作業に取り組んでいると報じられた。