世界・海外・国外の文学賞

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ティ・ブイ

ティ・ブイ

Thi Bui

プロフィール

性別
女性
生誕
1975-01-01 (サイゴン(現ホーチミン市)、ベトナム)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語, ベトナム語
居住地歴
ベトナム(サイゴン) → マレーシア(難民キャンプ) → アメリカ合衆国(オークランド、カリフォルニア)

経歴

職業
グラフィックノベル作家, イラストレーター, 教育者
活動期間
2000年〜
所属
カリフォルニア大学芸術大学(California College of the Arts), オークランド・インターナショナル・ハイスクール

受賞歴

UCLA コモンブック選定
2017
対象作品: 『The Best We Could Do』
主催: カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA)
結果: Selected
ナショナル・ブック・クリティックス・サークル(Finalist)
2017
対象作品: 『The Best We Could Do』
主催: National Book Critics Circle
結果: Finalist
アメリカン・ブック・アワード
2018
対象作品: 『The Best We Could Do』
主催: Before Columbus Foundation
結果: Winner
アイズナー賞(候補)
2018
対象作品: 『The Best We Could Do』
部門: Reality-based Comics
主催: Will Eisner Comic Industry Awards
結果: Finalist
カルデコット・オナー(イラストレーション)
2017
対象作品: 『A Different Pond』
主催: アメリカ図書館協会(Caldecott Committee)
結果: Caldecott Honor

受賞・候補エディション

  1. ベトナム戦争と難民としての移住を、家族の記憶からたどるグラフィック・メモワール。出産を機に親の過去へ向き合う語り手が、家族史、喪失、移民としての居場所を静かに描き出す。

    家族の沈黙をたどる線が、難民として生き延びた時間を浮かび上がらせる。

    352ページ
    ベトナム難民家族史グラフィックメモワール移民

作品

代表作

『The Best We Could Do』

2017年 グラフィックノベル / 回想録 224ページ

著者の家族史と自らの幼少期から移民としての経験を描いたイラスト入り回想録。ベトナム戦争期の家族の生活、難民としての逃避行、アメリカでの再定住と世代間トラウマを扱う。

移民戦争世代間トラウマ家族

『A Different Pond』

2017年 児童書(絵本) 40ページ

著者がイラストを担当した子ども向け絵本。移民の家族が早朝に釣りに出かける日常を通して、貧困や家族の絆、記憶をやさしく描写する。

移民家族貧困

『Chicken of the Sea』

2019年 児童書(絵本) 32ページ

Viet Thanh Nguyen と共同で制作した絵本で、家族共同制作のプロジェクト。文化や世代を越えた交流をテーマにしている。

家族文化世代間のつながり

『We Are Oakland International』 (編集)

2012年 エッセイ / 編集作品

オークランド・インターナショナル・ハイスクールの移民生徒たちの物語を集めた編集作品に関わったもの。

移民教育コミュニティ

『Refugee to Detainee: How the U.S. is Deporting Those Seeking a Safe Haven』 (短編コミック)

2018年 短編コミック / 社会派

米国における移民の追放や拘留について視覚的に問題提起する短編コミック作品。

移民政策人権社会問題

全著作

  • We Are Oakland International (2012)(編集)
  • The Best We Could Do (2017)(著作・挿絵)
  • A Different Pond (2017)(挿絵)
  • Displaced: Refugee Writers on Refugee Lives (2018)(寄稿)
  • Refugee to Detainee (2018)(短編コミック)
  • Chicken of the Sea (2019)(挿絵)
  • In/Vulnerable: Inequity in the time of pandemic (2020)(挿絵)

作風・主題

文体
図版を多用した回想的・叙述的な文体ドキュメンタリー的要素と私的記憶の融合
頻出モチーフ
移民と難民の経験家族史と世代間の関係戦争とトラウマ

評価・遺産

移民や難民としての経験を描いた作品で広く評価され、教育現場や読書会で取り上げられることが多い。特に『The Best We Could Do』は批評的評価と受賞歴を持ち、アメリカの現代グラフィックノベルの重要作品と見なされている。

豆知識

  • 『The Best We Could Do』は2017年出版後、複数の賞の候補および受賞を果たした。
  • ビル・ゲイツの書籍推薦リストに選ばれたことがある。
  • オークランド・インターナショナル・ハイスクールの創設に関わり、教育者としても活動している。
  • 1978年に家族とともに難民としてアメリカに移住した。