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イヴ・ジャン・ボンヌフォワ

イヴ・ジャン・ボンヌフォワ

Yves Jean Bonnefoy

プロフィール

性別
男性
生誕
1923-06-24 (トゥール(フランス))
死没
2016-07-01 (パリ(フランス)) 93歳
国籍
フランス
言語
フランス語
居住地歴
トゥール(出生) → パリ(主な居住地・活動拠点) → アメリカ合衆国(大学講師として滞在:ブランダイス、ジョンズ・ホプキンス、プリンストン等) → ジュネーヴ(客員活動)

経歴

職業
詩人, 美術史家, 翻訳者, 大学教授, 批評家
活動期間
1945年〜2016年
所属
コレージュ・ド・フランス(教授・詩学比較の講座), L'éphémère(雑誌の共同設立者), CUNYアカデミー・ヒューマニティーズ・アンド・サイエンシズ(名誉会員)
所属団体
CUNYアカデミー・ヒューマニティーズ・アンド・サイエンシズ(名誉会員)
影響を受けた人物
シュルレアリスム(初期の影響), アンドレ・デュ・ブーシェ
影響を与えた人物
20世紀後半以降のフランス詩人たち(広い影響)

学歴

ポワティエ大学
数学・哲学講座 / 数学/哲学
国: フランス
学問的背景は数学と哲学。詳細な卒業年は不明。
パリ大学(ソルボンヌ)
哲学 / 哲学
国: フランス
ソルボンヌで学位取得の記録あり。詳細は不明。

受賞歴

Prix des Critiques
1971
結果: 受賞
アカデミー・フランセーズ賞(グランプリ)
1981
主催: アカデミー・フランセーズ
結果: 受賞
ゴンクール詩賞
1987
主催: ゴンクール賞委員会
結果: 受賞
Prix mondial Cino Del Duca
1995
主催: Prix mondial Cino Del Duca
結果: 受賞
バルツァン賞(美術史・批評部門)
1995
部門: 美術史・批評
主催: Balzan Foundation
結果: 受賞
ゴールデン・リースト(Struga Poetry Evenings)
1999
主催: Struga Poetry Evenings
結果: 受賞
正岡子規国際俳句賞(グランプリ)
2000
主催: 正岡子規国際俳句賞
結果: 受賞
フランツ・カフカ賞
2007
主催: Franz Kafka Prize 財団
結果: 受賞
グリフィン生涯功労賞
2011
主催: グリフィン詩賞
結果: 受賞
ヤーヌシュ・パノニウス国際詩賞(共同受賞)
2014
主催: Janus Pannonius Prize 運営
結果: 共同受賞
インターナショナル・ノニーノ賞
2015
主催: Nonino 財団
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 生涯業績(Golden Wreath受賞)

    Bonnefoyの受賞は、言葉を通じて存在の実感を回復しようとするその詩的探求に対する国際的評価を表す。簡潔で厳しい詩的イメージを通じて存在と時間、喪失を描き出す業績が讃えられた。

    存在言語美術と詩愛と喪失
  1. 受賞作: 受賞作なし(作家の業績に対する表彰)

    特定の受賞作を伴わない、生涯業績への顕彰。

    作品単位ではなく、作家の全体像を讃える賞。

    生涯業績特定作品なし
  1. 受賞作: Du mouvement et de l'immobilité de Douve (『ドゥーヴの動きと静止について』)

    イメージと存在の関係を探る代表的な詩集で、喪失と記憶、身体と不在の感覚が凝縮された詩句の連なりとして読める。ボヌフォワの詩的思考の出発点として、静かな緊張を保ちながら世界の輪郭をたどる。

    喪失の輪郭を、言葉のきわで静かに確かめていく。

    160ページ
    記憶喪失存在イメージ

作品

代表作

Traité du pianiste

1946年 詩集

ボンヌフォワの最初期の詩集で、シュルレアリスム的影響が見られる短篇的作品群。

初期の実験夢とイメージ

Du mouvement et de l'immobilité de Douve

1953年 詩集

ボンヌフォワが広く注目されるきっかけとなった代表作。存在や言語、見ることと描くことの関係を探求する。

存在言語視覚と表現
翻訳
  • 英訳(Galway Kinnell ほか)

Alberto Giacometti: A Biography of His Work

1993年 美術評論 / 伝記

アルベルト・ジャコメッティの作品と生涯を考察したモノグラフ。美術史家としての洞察を示す。

彫刻制作過程芸術家の内面

Second Simplicity: New Poetry and Prose, 1991-2011

2011年 詩 / 散文

1991年から2011年にかけての新作詩と散文を集めた選集。簡潔さと深い洞察を特徴とする。

簡潔さ記憶時間

全著作

  • Traité du pianiste (1946)
  • Du mouvement et de l'immobilité de Douve (1953)
  • Alberto Giacometti: A Biography of His Work (1993)
  • The Lure and the Truth of Painting: Selected Essays on Art (1995)
  • Second Simplicity: New Poetry and Prose, 1991-2011 (2011)

作家による翻訳

  • ウィリアム・シェイクスピア劇のフランス語訳(複数)

作品の翻訳

  • 英語訳(Galway Kinnell、Hoyt Rogers、Emily Grosholz ほかによる)

作風・主題

文体
簡潔で精緻な語彙存在論的・哲学的な問いを含む散文的な詩風視覚芸術との対話を重視する文体
頻出モチーフ
存在・不在記憶視覚と描写身体と物体

評価・遺産

イヴ・ボンヌフォワは20世紀後半のフランス詩を代表する詩人の一人と評される。詩作に加え美術批評・翻訳を通じて美術と言語の交差点に重要な貢献をした。コレージュ・ド・フランス教授として教育面でも影響を残し、多数の国際賞を受賞した。

関連学会

  • CUNYアカデミー・ヒューマニティーズ・アンド・サイエンシズ(名誉会員)

資料所蔵先

  • フランス国立図書館(関連資料所蔵の可能性あり)
  • パリの文学・美術アーカイブ(関連コレクション)

引用

  • 自分自身を詩人と呼ぶべきではない。それは誇張であり、詩が提示する問題を解決したことを意味するだろう。誰かが他者について語るときにだけ使える言葉だ。
    出典: The Paris Review(インタビュー)

豆知識

  • ウィリアム・シェイクスピアの劇をフランス語に翻訳し、高く評価されている。
  • 1945年以降の長い詩作活動と、美術批評で国際的に知られる。
  • L'éphémère(美術と文学の雑誌)を共同設立した。
  • 2016年にパリで93歳で死去。