アメリカン・ブック・アワード あめりかんぶっくあわーど
第26回(2005年)
受賞者
13名現代アフリカ系アメリカ人小説を、民俗的なルーツと同時代の文学的展開の両面から整理する研究書。作品群を通じて、黒人文学の主題や形式の広がりを見通す。
同時代の黒人小説を通史的に読み解く研究。
黒人女性作家たちの母性表現を集めたアンソロジー。家庭、労働、アイデンティティの交差点にある母親像を、多様な視点から読み直す。
母であることをめぐる黒人女性の声を束ねたアンソロジー。
ヒップホップ世代の歴史を、文化、政治、都市の変化とともにたどるルポルタージュ。音楽史にとどまらず、社会運動やアイデンティティの形成まで視野に入れる。
ヒップホップを文化史として読み解く定番書。
19世紀アメリカの病院を舞台に、若い女性医学生の視点から困難な選択を描く歴史小説。成長物語と医療ドラマが重なる。
歴史のなかで進路を選び取る若い女性を描く。
イラク戦争前後のアメリカ政治を、元国連査察官の視点から批判的に描く告発書。安全保障、政策決定、権力の使い方をめぐる論争的な一冊。
戦争へ至る政治判断を鋭く問う告発書。
アラスカの赤い杉をめぐる子ども向けの物語。木と土地、人の記憶がひとつの旅としてつながっていく。
木と土地の記憶をたどる旅の物語。
メキシコ系アメリカ人家族の物語を収めた短編集。家族、移民経験、世代間の距離を軸に、生活の細部を積み重ねる。
家族の時間を短編で積み重ねる作品集。
回想録と選集を合わせた、ヒロシ・カシワギの代表的な一冊。アメリカ社会のなかでの移民経験と、個人の記憶の重なりをたどる。
回想と選集で作者の軌跡をたどる。
ジョージ・W・ブッシュ政権と企業権力をめぐる政治批判書。環境問題を入り口に、政策と利益の結びつきを追及する。
環境問題から権力構造を読み解く政治批評。
サンフランシスコで生きる中国系アメリカ人家族を描く小説。移民二世代の関係と、成功と帰属をめぐる緊張が軸になる。
家族と帰属をめぐる都市小説。
ラムトン・B・ステップトーの詩を収めた詩集。疎外感や記憶、都市生活の影が重なり合う、内省的で鋭い作品集。
記憶と疎外感の陰影をたどる詩集。
ドン・ウェストの散文と詩を選んだ選集。労働者運動や南部の経験を背景に、作家自身の声を通して人物像と思想の両方をたどる。
散文と詩から作家の全体像を立ち上げる選集。