マン・アジアン文学賞 まん・あじあんぶんがくしょう
第2回(2008年)
Literary awardNovel awardAsian literary award
受賞者
1名フィリピン系作家ミゲル・シフーコを思わせる語り手が、亡命作家クリスピン・サルバドールの死と失われた原稿を追ううちに、家族史、国史、文学史が絡み合う迷宮へ入り込んでいく。政治風刺とメタフィクションの要素を重ねながら、移民としての記憶とアイデンティティをめぐる物語が展開する。
失われた原稿の行方を追ううちに、ひとつの国とひとつの家族の記憶が、何層にも重なって立ち上がる。
458ページ
フィリピン史家族史文学と権力移民の記憶メタフィクション
小説家
フィリピンの作家。長編『Ilustrado』で国際的に評価され、フィリピンの歴史やアイデンティティ、権力構造を織り込んだ語りで知られる。