Tähtifantasia Award たーてぃふぁんたしあ あわーど
第11回(2017年)
受賞者
5名戦後に近い曖昧な時代背景をもつ小さな村を舞台に、記憶を失いはじめた老夫婦が息子を探す旅をする物語。戦争の傷跡と忘却、赦しと暴力の問題を幻想的に織り込む。
日本生まれで英国で活躍する小説家。『日の名残り』『わたしを離さないで』などで国際的評価を受け、記憶や喪失、歴史と個人の関係を繊細に描くことで知られる。
ハードな剣と策略の群像劇。権力闘争や復讐、社会的階層を背景に、複数の登場人物の視点が交錯して勢力図が変化していく硬派なファンタジー作品。
イギリスのファンタジー作家。残酷で現実的な側面を描く「グリムダーク」系の作品で知られ、『The First Law』シリーズなどで人気を博している。
犯罪や罪を背負った人々が“動物の相棒”を帯びて暮らすヨハネスブルグを舞台にしたダークファンタジー。失踪した兄の捜索を通じて贖罪と社会的排除の問題を描く。
南アフリカ出身の作家・ジャーナリスト。都市の暗部や社会的テーマをSF・幻想と結びつけて描く作風で、『Zoo City』などで国際的評価を得た。
幽霊や怪奇を主題にした短編集。雰囲気重視の語りと東西の風景描写を用い、クラシックなゴーストストーリーの様式を踏襲しつつ異国情緒を添える。
19世紀末から20世紀初頭に活躍したアメリカの作家。異国情緒と怪奇を織り交ぜた短編・長編で知られ、ゴーストストーリーの伝統に位置づけられる作品を残す。
母の病と向き合う少年を中心に、夜ごと現れる“怪物”が語り手となって少年に向き合う寓話的物語。悲嘆と受容、家族の痛みを率直に描く感動作。
シーボーン・ダウドの構想を基にパトリック・ネスが執筆した児童文学作品で、喪失と成長を描いて国際的評価を受けた作品。両者はいずれも児童・YA文学で知られる。