WSFAスモールプレス賞
だぶりゅーえすえふえー すもーるぷれすしょう
The WSFA Small Press Award, established in 2007 by the Washington Science Fiction Association, honors short fiction (under 20,000 words) of imaginative literature first published in English by a small press in the previous calendar year.
- 創設年
- 2007
- 主催
- Washington Science Fiction Association (WSFA)
- カテゴリー
- ジャンル小説
- 選考方式
- 投票
- 受賞対象
- 不問
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 10月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
The award is open to works of imaginative literature (science fiction, fantasy, horror) published in English for the first time in the previous calendar year, limited to short fiction under 20,000 words and published by a small press as defined by WSFA. Nominees are narrowed by a panel elected by WSFA membership; finalists are then voted on by the full WSFA membership. Author and publisher identities are kept anonymous during judging. The winner is announced at Capclave each October.
賞品
- 主賞品
- Recognition/award (winner announced at Capclave). Specific cash prize not listed in source.
- Winner announced at Capclave
- Recognition within the WSFA/speculative fiction community
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| Eligibility and initial nomination | Panel elected by WSFA membership | — | Panel narrows all eligible works to a shortlist of finalists |
| Final voting | Full WSFA membership (members vote on finalists) | — | Membership vote determines the winner |
| Winner announcement | — | Winner announced at Capclave (WSFA convention) in October |
選考基準
- Short fiction under 20,000 words
- First published in English in the previous calendar year
- Published by a small press as defined by WSFA (books: 3–25 titles in the year the story is published; periodicals/web: circulation/subscriber base under 10,000 and pays authors in cash)
- Author and publisher identities kept anonymous during judging
応募のヒント
推奨
- 確認:作品が英語で前年に初出であることを確認する
- 確認:作品が20,000語未満の短編であること
- 確認:出版社がWSFAの定義する『小規模出版社』に該当すること(書籍は年に3〜25タイトル、雑誌/ウェブは流通/購読者数が10,000未満で現金で支払い)
- 出版社側が著者への現金支払いを行っていることを確認する(資格条件)
- WSFAやCapclaveなどコミュニティの情報をチェックし、発表時期を確認する
注意
- 締切年の前年に初出でない作品を応募しない(資格外)
- 20,000語を超える中長編を提出しない
- 小規模出版社の定義を満たさない自己出版や不適切な媒体を当てにしない
- 選考期間中に著者・出版社情報を公開しない(選考は匿名で行われる)
関連の賞
- Capclave (presentation/convention)
- WSFA membership (participation/voting)
- Hugo Award for Best Short Story
- Nebula Award for Best Short Story
- World Fantasy Award (short fiction categories)
公式情報
http://wsfasmallpressaward.org/過去の受賞者
研究プロジェクトと創造物を巡るSF短編。ドラゴンという象徴的モチーフを通じて、技術開発の倫理や創造者と被創造物の関係、権力と責任を問いかける。神話的要素と技術的考察が交錯する作品。
アメリカのSF作家。短編を中心に人間性とテクノロジーの関係を繊細に描く作品で知られる。
ゾンビをテーマにしたアンソロジー収録の短編。郊外の道(Eight Mile)と都市空間を対比させながら、生存者たちの緊張や地域間の隔たり、共同体の脆さと倫理的選択を描き、ポストアポカリプス的恐怖と人間ドラマを融合する。
表記揺れが見られるが、リンク先は作家 Steven Piziks のページとなる。ポストアポカリプスやホラー要素を含む短編を発表している作家に関連する表記。
暗く重厚な色合いのダークファンタジー短編。金属と血のイメージが象徴的に用いられ、復讐や喪失、変容といったテーマが登場人物の感情と絡み合って緊張感を生む。雰囲気と内面描写に重きがある作品。
Ursula Vernonの筆名の一つ。ダークファンタジーや民話的再解釈を得意とし、ブラックユーモアと人間的な温かさを併せ持つ短編で高い評価を得ている。
ババ・ヤガーなどの魔女伝承と抵抗運動を組み合わせた短編。占領や戦争の文脈での抵抗、魔術的伝承、個人の勇気や倫理が交錯し、フォークロアを現代的な視点で再読する物語となっている。
家の壁の奥に潜む存在が小銭を求めるという奇妙な設定から展開するホラー短編。閉ざされた家庭空間に忍び寄る不気味さや、日常的な小物が恐怖の引き金となる描写を通して、身近な場所に潜む脅威を鮮やかに示す。
宇宙船や基地で働く小型メンテナンスロボット(ボット)たちを主人公にしたSF短編。目立たない存在が重大な危機に直面し、機転と自己犠牲で人間の乗組員を救う過程を、機械視点のユーモアと温かさで描く。
アメリカのSF作家。短編を多数発表し、ユーモアとテクノロジーを融合させた作品で知られる。
庭のトマトを盗む小さな泥棒をめぐる短編。妖精や魔物と人間が入り交じる日常を軽妙な語りで描き、民話的な不思議さとユーモアを通じて孤独や連帯、許しといった感情を温かく浮かび上がらせる。
アメリカの作家・イラストレーター。児童書やファンタジー短編で知られ、T. Kingfisherの筆名でも執筆する。ユーモアと民話的要素を織り交ぜた作風が特徴。
北米の民話を下敷きにした短編。角を持つウサギ=ジャカロープにまつわる物語を通じて、変容、母性、共同体の暗い側面を浮き彫りにするフェアリーテールの再解釈。
アメリカの作家・イラストレーター。児童書やダークファンタジー短編を多数執筆し、T. Kingfisher名義でも活動している。
語り手が祖母にクトゥルフ神話を説明しようとする視点で進む短編。ホラー要素をユーモラスに日常に持ち込み、世代間ギャップと恐怖の語り方を対比させる。
短編作家・編集者として活動し、ユーモアやホラー要素を持つ作品を発表している。
中国を舞台にした歴史的ファンタジー的短編。狐の霊と人間の関係を軸に、伝統的な妖怪譚と近代化(産業化や植民地主義)の衝突を描き、変容と友情を探る。
中国生まれのアメリカの作家・翻訳家。短編を中心に国際的に評価されている。