マイルス・デイヴィス自伝
ミュージシャン自身の言葉でたどる自伝。ジャズの創造、名声、ドラッグ、差別、私生活を率直に語る。
作品情報
ジャズの神話の裏側を、本人の声でたどる。
クインシー・トゥループとの共著で、マイルス・デイヴィスの四十年にわたるキャリアと、音楽観や人間関係を生々しく描き出す。
書籍情報
- 出版社
- シンコーミュージック
- 発売日
- 2015-03-30
- ページ数
- 512ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 21 x 14.8 x 3.3 cm
- ISBN-13
- 9784401641192
- ISBN-10
- 4401641191
- 価格
- 3300 JPY
- カテゴリ
- 本/エンターテイメント/音楽/音楽一般
ジャズの巨匠マイルス・デイヴィスは、常にジャズの顔として人気を保ち続けると共に、新たなファンを日々獲得している。原書が1989年に刊行されたこの自伝は、クインシー・トゥループがマイルスにインタビューし、モノローグの形にまとめたもの。以前宝島社より上下巻にて出版されたものの、長らく絶版となっていた本書を、1冊にまとめて待望の復刊。この機会に訳者の中山氏が全面的に手を入れ、以前はなかった原書掲載の貴重写真もフィーチャー、大きくヴァージョン・アップしている。
レビュー
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面白すぎ、サブスクリスナーの資料としても必携
人に譲って手元に無かったため買いなおし。 版を重ねて上下巻に分かれていた頃と翻訳の言い回しが結構違う印象があります。 ただし読み難さはなく、ライナーや解説でお馴染みの訳者なので音源を参照する時の信頼性も高いです。 暴君のような怖い側面もありますが、根がエンターテイナーで、自分の格好悪い場面も隠さない実直な筆で ひたすらに面白いです。 分厚いですが読み出すと止まりません。 多作かつ多様な作風で抽象的難解な作品も多いですが 断片的にですが意図やミュージシャンの様子もダイレクトに語られているので 読みながら聴くと、膨大なディスコグラフィーが時期ごとに大づかみにイメージしやすくなります。 今までピンとこなかった盤にもハッとする瞬間が沢山あります。 特にサブスクでライナーも無しに聳え立つ山脈に挑んでいるかたにはこの上なく頼りになる指針となると思います。
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かなり面白い
ジャズを習い始めて、色々なことが少し分かり始めた頃に読んでいます。マイルスのレコーディング時のエピソードが色々書いてあるのでレコードを聞いても楽しいです。
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素晴らしい翻訳
マイルスの自叙伝として非常に興味深く、中身の濃い内容。ビバップ初期からフュージョン期までジャズの主要人物がビビッドに描かれていて思わず引き込まれる。しかしここで強調しておきたいのは元SJ編集長の中山氏の翻訳力の高さである。彼のジャズに対する深い造詣、並びに語学力がなかりせば、この書籍は発行されていなかったも・・とさえ思える。ともあれ一般的なジャズファン(特定のスタイルのジャズしか許容しない偏狂なファンは別として)には一読を勧めます。
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「帝王」の素顔
大変面白かったです。 マイルスの自伝としても当然読み応えがあるのですが、 チャーリー・パーカー、モンク、ミンガス、エヴァンス、コルトレーン、アートブレイキー等、 列挙しきれないほどの著名人の人物像が、マイルス自身の視点から明かされるのは興味深かったです。 バードの刹那的かつ破滅的な生き方、麻薬に手を染めるアーティスト達。そしてマイルスも… 流転、破滅、栄光、挫折、復活。紆余曲折しながら、ついにはレジェントとなった、マイルスの言葉は重みがあり、ひたすら自分の信じる道を突き進む姿は清々しさすら感じます。 「音楽には境界なんかない、どう発展するかの制限もない、創造性になんの規則もないと考えてきた。 どんな種類であれ、良い音楽は良いんだ。ジャンルというヤツも嫌いだ。音楽には関係ないだろ。」
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天才でも嫉妬するのね
年齢や人種に関わらず、才あるミュージシャンを発掘して共に音楽を作り上げていたマイルスが、実はこんなに嫉妬深い男だったなんて、失望よりは何だかとても人間臭くて笑ってしまいました。めくるめく女性関係、白人に対する憎悪、クスリに関するエピソードなど、ディスク・レビューでは味わえない音楽から少し離れた部分がかなり面白いです。 残念なのは装丁。他のレビュワーさんもおっしゃっている通り数回読むと分解します。よってマイナス1
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生々しい自伝
マイルスの生の声が聴こえます。山中さんの翻訳も素晴らしく、まるでマイルスが日本語を喋っているかのように違和感のない文章でした。ジャズファンには何時かは読んでほしい1冊です。
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マイバイブル
楽しく、ジャズ帝王の生きざまを読んでます。 僕のバイブルとなります。
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演奏者にとっての聖典
マイルスだけでなくジャズの歴史の裏側を知るにはもってこいの本です。 しかしこの本の価値はそこではなく、演奏者にとって”気づき”をもたらすメッセージが数えきれないくらいちりばめられているということにあります。 毎ページに1つは隠されている、と言ってもいいくらい。 そしてそのメッセージは、それぞれ各々の時期・段階において効能が変わってくるという摩訶不思議な力を持っています。 プラトー期になると読み返すような付き合い方が良いかもしれません。 毎回発見があります。 そしておそらく効能は演奏を続ける限り一生涯。 自分に負けそうになった時、そっとマイルスが背中を押してくれるでしょう。 この本が要らなくなった時は音楽家として独り歩きするべき時なのかもしれません。 素晴らしい翻訳に感謝します。