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かいじゅうたちのいるところ

アストリッド・リンドグレーン記念賞

かいじゅうたちのいるところ

モーリス・センダック

マックスという少年がオオカミの衣装を着て家を飛び出し、かいじゅうたちのいる島へ行って王となる短い物語。想像力、孤独、帰属意識を寓話的に扱い、簡潔な文と力強い挿絵で子どもの内面を表現する。

想像力成長帰属意識孤独

作品情報

マックスがかいじゅうたちの島へわたる。

Maurice Sendakの代表作として、子どもの感情と想像の力を大胆な絵と最小限の言葉で描く。

書籍情報

出版社
冨山房
発売日
1975-12-05
ページ数
40ページ
言語
日本語
サイズ
25.2 x 0.8 x 23.6 cm
ISBN-13
9784572002150
ISBN-10
4572002150
価格
1870 JPY
カテゴリ
本/絵本・児童書/絵本

かいじゅうの国をたずねよう。コルデコット賞を受賞し、世界中の子どもたちをひきつけてやまないセンダックの代表作。子どもの内面のドラマをみごとに描いて、今世紀最高の絵本といわれています。

1928年ニューヨークのブルックリンにポーランドからのユダヤ移民の子として生まれる。コミックやウィンドーディスプレイの仕事をした後、子どもの本の作家・画家となる。1963年に出版された「かいじゅうたちのいるところ」で1964年コールデコット賞、1970年には国際アンデルセン賞と数々の絵本賞を獲得している。オペラやミュージカルの舞台装置、衣装なども手掛け、さらに、絵本「かいじゅうたちのいるところ」の映画化など、その幅広い才能は世界の注目を集めている。

レビュー

  • 誰でも行けるけど引き返す決意も要るところ

    端的に言えば、男の子が異世界へ旅立ち冒険の後に 現実へ帰ってくる。そんな空想物語を描いた絵本です。 筋だけをなぞれば、似たような作品は山ほどある中で、 この作品が名作として読み継がれてきた理由は何なのか。 すでに多くの人に語り尽くされていると思いますが、 月末に参加する読書会で取り上げられることもあり、 改めて読み直し、気づいたことを記します。 作中の怪獣は異形でありながら、人間の痕跡を残した奴 もいます。そう考えると、この地の怪獣たちは、かつて マックスと同じようにここへ航海して来た「元・人間」 だったのではないか、という想像が浮かびました。 表紙で眠る怪獣のそばにあるボートには「MAX」と 書かれていないことも、その仮説を裏付けてくれます。 この地は、王様気分を味わえる居心地良い場所でもあります。 とくに文章がなく、絵だけが続く遊びの場面にあるのは、 「いつまでもここに留まっていい」と誘う甘い停滞感。 はじめはマックスと同じように、彼らも無垢で白い 着ぐるみ姿だったものが、衝動のままにこの地に留まった 結果、着ぐるみが獣の皮膚となり、身体と一体化して しまった・・そんな恐怖さえ喚起させます。 しかしマックスは、そこに留まりませんでした。 「いかないで」という言葉を向けられたとき、彼はそれを 受け入れず、自分の意思で「No!」と拒みます。その瞬間、 彼は心身とも怪獣になることから決別したのです。 母が用意した温かい夕食という、現実へ帰還するための きっかけにも恵まれましたね。 ラストの白地に短文だけのページは、獣の着ぐるみを 脱ぎ去り、素の人間へと戻ったことをさりげなく 示唆しているようにも感じられました。 ここで気になるのが、原題「THE WILD THINGS」の解釈。 「かいじゅう」あるいはかつて「おばけ」とも訳されて いますが、もう一歩踏み込んで「獣物(けだもの)」と 捉えることもできるのではないでしょうか。 原書は1963年の刊行。当時この絵本に出会った子どもらは、 いまや60〜70代になっています。そこでふと思います。 あの場所から意識が戻らないまま、現実世界で権力を得て しまった人間も、少なからずいるのではないかと。 この絵本は、子どものための冒険譚であると同時に 「引き返せるかどうか」が問われ続ける物語でもあります。 そこが、今なお読み継がれている理由の一つとみました。

  • 実写映画から知りました

    前に観た映画で、今になって気になり元が絵本からだと知り購入しました。 読みやすく絵のタッチがとても好みで、かいじゅうだけど可愛らしく描かれていて、優しい気持ちになれる内容でした。

  • 孫も大好きな本

    昔からある本ですが3歳の孫もお気に入りです

  • 楽しい!

    子供たちに読んで読んでとせがまれます。

  • 怖い夢を見るのが怖いと言う子供に

    先日5歳の子供が怖い夢を見たらしく、夜になると怖い夢を見るのが嫌だから寝たくないと駄々をこねるようになってしまいました。 ネットでそういった子供におすすめの絵本を調べたところこちらの商品が紹介されていたので購入しました。 とても大人では想像もできないような子供ならではの無限の発想力を非常にうまく表現されており、読み聞かせているこちらまで子供心を取り戻したかのような感覚にさせてくれる絵本です。 絵のタッチもかわいらしく物語の中で怪獣が沢山出てきますが全く怖くなくて子供も気に入っています。 毎回寝る前にこの絵本を読んでから寝ると言った習慣ができて子供とのコミュニケーションにもなって良いです。

  • 読み聞かせ用(本高いから中古で良い!)

    読み聞かせ用に購入。まだぐるぐるどーん!とかそんなんでいい月齢なのに購入しました。なので内容なんてどーでもいい、1ページの文章が少なくて絵に個性があれば問題なし。さらに安いから除菌シートでさっと拭いたりしちゃったし!大きくなって意味を聞かれたら一緒に考えます笑

  • 子どもが喜ぶ

    子どもの頃、通っている小児科に置いてあって、不思議な絵の本だなってずっと気になっていたのに、読む機会がないまま大人になりました。図書館から借りてきて、年長の息子に読んだら、すごく気に入って購入しました。お話しは、シンプルで幼稚園の子にもわかると思います。息子が小1になり、学校で読み聞かせの時間で、何度か読みましたが、毎回子どもたちの反応がとてもいいです。不思議な絵がくせになります。

  • 懐かしい

    昔、娘が好きだった本。思い出してプレゼントしました。もうすぐお母さんになります。 とても懐かしがって喜んでくれました。 新品がなく、マーケットプレイスで購入しましたが、とてもきれいで状態の良いお品でした。

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