ランドルフ・カルデコット賞
らんどるふ・かるでこっとしょう
米国で出版された児童向け絵本の最も優れたイラストレーションに贈られる年次賞。ALSC(ALAの部門)が運営し、受賞者にはメダルが授与される。
- Established
- 1938
- Organizer
- Association for Library Service to Children (ALSC) / American Library Association (ALA)
- Category
- Children's Literature, Fairy Tales, and Picture Books
- Selection Method
- 選考
- Target
- Professional
- Frequency
- 1 per year
- Announcement Period
- around January–February
- Status
- Active
Description
ランドルフ・カルデコット賞(Caldecott Medal)は、Association for Library Service to Children (ALSC) が毎年、前年度に刊行された“最も優れたアメリカの絵本”のイラストレーションに対して授与する賞です。受賞はイラストレーターに贈られ、選考委員会は同賞の受賞者1名と複数の“Caldecott Honor”を決定します。応募は形式的な公募ではなく、出版状況に応じて委員会が候補を検討・指名し、年初(1月〜2月)のALSC会議で多段階ポイント制による投票で最終決定されます。1938年に創設され、メダルの図像はランドルフ・カルデコットの挿絵に基づいています。
Prize
- Main Prize
- ブロンズメダル(受賞者に贈られる)
- Caldecott Honor(候補書のうち複数の称号が与えられる)
- 受賞による書籍販売の大幅な増加(商業的効果)
- 受賞者の知名度向上・評価の拡大
Selection
Selection Process
| Stage | Judges | Pass Rate | Announcement |
|---|---|---|---|
| 候補の把握と推薦(年内) | ALSCの委員会メンバー(15名)/出版社が委員へ書籍を送付することが多いが必須ではない | 極めて低い(出版された絵本多数の中から選出) | 年内に委員が非公式・公式に候補を推薦し、最終ラウンドへ進む候補を絞る |
| 正式ノミネーション(3回のラウンドで7冊を正式ノミネート) | ALSCの15名委員(うち7名は選挙で選出、8名はALSC会長が指名) | 非常に低い(各委員は年間多数を検討し、最終的にごく僅かな候補に絞られる) | ノミネートは委員会内で整理され、最終選考の対象となる |
| 最終選考と投票(Midwinter会議) | ALSCの15名委員による討議と投票 | 受賞者は年間1名(Honorは可変数)なので通過率は極めて低い | 投票は多段階ポイント制(1位4点、2位3点、3位2点等)。勝者は少なくとも8票の1位票が必要で、2位に8点差以上であることが条件 |
| 受賞者・Honorの決定と通知 | 委員会全体 | 1名の受賞者+0〜複数のHonor | 受賞者へは発表当日の朝に委員会が電話で連絡し、その後公式に発表 |
Criteria
- 芸術的技法(描画技術や表現力)
- 物語やテーマの解釈におけるイラストレーションの寄与度
- イラストと文章の適合性(物語との統一感)
- 登場人物や情景、ムードの描写の精密さ
- 対象読者(児童)への訴求力と図像提示の効果
- 絵本としての統一性(ページ構成・視覚的連続性)
Application Tips
Dos
- 作品を英語で、米国内で刊行(または同時刊行)することを確認する
- イラストが物語・テーマに深く寄与していることを示す(視覚的な統一性)
- 出版社を通じて委員会に見本本を届けてもらう(出版社の協力が有利)
- 対象年齢(児童向け)を明確にし、ページ構成や連続性を意識する
Don''ts
- 国際版のみでの刊行や英語以外の版のみで応募すること
- イラストを単独で見せ、物語との関係を無視すること
- 選考プロセスや基準を無視してPRのみを重視すること
From Judges
- 絵は単なる飾りではなく、物語を語る手段であることを重視する
- 技術的な優秀さに加え、イラストがテーマやムードをどれだけ的確に伝えるかを評価する
- ページ構成、リズム、登場人物の一貫した描写なども重要視する
Related Awards
- Newbery Medal
- Theodor Seuss Geisel Award
- Kate Greenaway Medal
- Pura Belpré Award
- Coretta Scott King Award
- Carnegie Medal for Excellence in Children's Video
- Andrew Carnegie Medals for Excellence in Fiction and Nonfiction
Official Resources
https://www.ala.org/alsc/awardsgrants/bookmedia/caldecottmedal/caldecottmedalPast Winners
チェロキーの家族のなかで、妹のシッシーが弟のチューチをめぐる戸惑いや愛情を見つめる絵本。日々の小さな手伝いをめぐるやり取りを通して、家族の文化ときょうだいの距離感がやわらかく描かれる。
「手伝い」だらけの毎日の先で、きょうだいの愛情が少しずつかたちになる。
公的な情報が限られる絵本作家・イラストレーター。出典リストでは『Chooch Helped』で2025年のカルデコット賞受賞者として記載されているが、人物詳細は限定的である。
自分の大きさや見え方に悩む子どもの視点から、自己受容とことばの力を描く絵本。余白のある語りと鮮やかな造形が、感情の伸び縮みを支える。
大きさをめぐる感情を、静かに、まっすぐに見つめる。
アメリカのイラストレーター・作家。多様な人物像やポートレイト風の挿絵で知られ、デビュー作『Big』で2024年のカルデコット賞を受賞し、最初のアフリカ系アメリカ人女性受賞者となった(出典:ALSC/Wikipedia項)。
暑さにうんざりした犬が、海辺へ向かう一日を通して落ち着きを取り戻していく絵本。抑えた語りと流れるような絵が、都会の熱気と静けさの対比を際立たせる。
街の暑さから海辺の涼しさへ、気持ちがほどけていく。
アメリカの絵本作家・イラストレーター。柔らかな表現と温かい視点で身近な物語を描き、ユーモアと情感を併せ持つ作風で評価される。『Hot Dog』で2023年のカルデコット賞を受賞。
中国系アメリカ人の少女が、家族と摘んだ水芹をきっかけに、自分のルーツと母の記憶に触れていく絵本。繊細な絵とともに、恥ずかしさが理解へ変わる瞬間を描く。
家族の料理から、記憶と誇りが立ち上がる。
アメリカのイラストレーター・作者。自然や科学、観察に基づいた描写で子ども向けに世界を提示する作風が特徴。『Watercress』で2022年のカルデコット賞を受賞。
先住民族の視点から水を守る重要性を訴える絵本。コミュニティの声と儀礼的なイメージを通じて、環境破壊への抵抗と世代を超えた連帯を描き、若い読者に行動の意味を伝える。
先住民族の視点から水を守る重要性を訴える絵本。
先住民族のルーツを持つアメリカのイラストレーター。自然や伝統を題材にした視覚表現で注目を集め、『We Are Water Protectors』で2021年のカルデコット賞を受賞した。
詩的な文章と重厚な絵を通して、アメリカにおける黒人の歴史、困難と誇り、抵抗の精神を讃える一冊。有名人物や日常の場面を重ね、記憶の継承と次世代への励ましを力強く表現する。
詩的な文章と重厚な絵を通して、アメリカにおける黒人の歴史、困難と誇り、抵抗の精神を讃える一冊。
アメリカの画家・イラストレーター。歴史や人物を力強い筆致で描く作品で知られ、黒人史や文化を称えるビジュアル表現に定評がある。『The Undefeated』で2020年のカルデコット賞を受賞。
灯台とその最後の守り手の日々を、季節の移ろいとともに描いた絵本。孤独な場所にある光と、見守ることの静かな誇りが、簡潔な言葉と繊細な絵で伝わる。
海に向けて光を送り続ける場所の、静かな時間を描く。
オーストラリア出身のイラストレーター・絵本作家。細やかな描写と温かい色彩で日常や風景を詩的に表現する作風で知られる。『Hello Lighthouse』で2019年のカルデコット賞を受賞。
吹雪のなかで道に迷った少女は、同じように群れからはぐれたオオカミの子に出会う。ほとんど言葉を使わない絵本として、少女が子オオカミを家族のもとへ返し、やがて自分も助けられるまでを、表情豊かな線と雪景色で描く。
雪の夜に迷った少女と子オオカミが、互いを助けることで家へ帰る道を見つける。
アメリカの絵本作家・イラストレーター。簡潔で感情豊かな表現を特徴とし、子ども向けの物語を多数手がける。『Wolf in the Snow』で2018年のカルデコット賞を受賞。
アーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアの少年期と創作への目覚めを独自の画面構成で描いた伝記絵本。コラージュ的な表現と力強い色彩で、創造性・アイデンティティ・芸術の力を伝える。
アーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアの少年期と創作への目覚めを独自の画面構成で描いた伝記絵本。
アメリカの作家・イラストレーター。父ジョン・ステプトーも著名な絵本作家で、コラージュや表現主義的な絵で人物の内面や社会性を描くことが多い。
実在した熊ウィニー(Winnie)の物語を史実に基づいてたどる絵本。カナダの兵士と熊の出会いがどのように『くまのプーさん』につながったかを、友情と歴史の観点から丁寧に描く。
オーストラリア出身でニューヨークを拠点にする絵本作家兼イラストレーター。緻密な線画と繊細な水彩表現で人間味ある伝記や物語を描く。
想像上の友だちビークルが、自分を選んでくれる“本物の子ども”を探す旅に出る物語。温かい色彩とユーモラスな演出で所属感と友情の大切さを描く、心温まる絵本。
アメリカの絵本作家・イラストレーター。アニメーションやグラフィック作品の経験を生かしたダイナミックな色彩と構図が特徴で、多方面で活動している。
蒸気機関車での旅を子どもの視点から描き、列車の仕組みや運転、車窓の風景を精密な絵で紹介するノンフィクション的絵本。歴史と技術、親子の旅情を織り交ぜている。
科学的・歴史的な題材を丁寧なリサーチと緻密な絵で描く絵本作家。子ども向けに事実をわかりやすく伝えるノンフィクション寄りの作品が多い。
小さな魚が大きな魚から帽子を盗んだあと、無邪気な自己正当化と静かな絵の対比で笑いを生む絵本。最小限の言葉だけで、罪の感覚と報いの予感が軽やかに伝わる。
少ない言葉の裏で、絵がすべてを語っていく。
カナダ出身の作家・イラストレーター。乾いたユーモアと余白を活かした絵作りで知られ、ブラックユーモアを含む巧みな語り口が特徴。
犬のデイジーが大切なボールを失い、悲しみから受け入れへと気持ちを移していく様子を、ほとんど言葉を使わない絵だけで描いた絵本。色と線の変化が感情の流れをやさしく示す。
失ったものの痛みと、そこから立ち直る気持ちが静かに伝わる。
シンプルで表情豊かな線と色彩で幼児の感情を鋭く捉える絵本作家・イラストレーター。言葉を省いた表現でも豊かな物語を成立させる力量がある。
動物園で働く老人アモスが病気になったとき、彼が世話をする動物たちが順番に見舞いに来る心温まる絵本。
思いやりが静かに広がる、やさしい絵本。
繊細な線画と版画風のやわらかな着彩で知られるアメリカの絵本イラストレーター。感情の機微を抑制のある表現で伝える作風が特徴。
セレンゲティを舞台に、ライオンとネズミの出会いと恩返しを描く言葉のない絵本。
小さな助けが、やがて大きな救いになる。
アフリカ系アメリカ人の著名な絵本作家・イラストレーター。細やかな水彩画で動物や風景の温かさを表現し、多数の作品で高い評価と受賞歴を持つ。
The House in the Night は、夜の安心感と想像力 を通して 絵本 としての読み応えを示す作品。
夜の安心感と想像力 を軸に、静かな余韻を残す。
銅版画や刻印のようなテクスチャを生かした繊細な版画風イラストで知られるアメリカの絵本イラストレーター。温かみのあるモノクローム表現が特徴。
時計台の孤児ヒューゴが、修理と秘密の発見を通じて映画史へ接続していく大作。紙面構成そのものが映像のように動き、謎解きと機械仕掛けの魅力が重なる。
歯車の先で、映画の夢が動き出す。
アメリカの児童書作家・イラストレーター。絵と言葉を組み合わせた視覚的な物語構成で知られ、長編の絵本や図像を多用する作品で高い評価を得ている。
言葉を使わず、海の下に広がる世界を一枚の写真から連鎖させていく無言絵本。視線がページをめくるたびに広がり、想像力そのものが旅になる。
海の底に、また別の物語が沈んでいる。
アメリカの絵本作家・イラストレーター。言葉をほとんど使わない視覚的な物語表現で高く評価される。2007年に『Flotsam』でカルデコット賞を受賞した(2002年にも受賞)。
祖父母の家の窓から見えるものを手がかりに、子どもの想像力がふくらんでいく絵本。日常の一場面が、世代をつなぐ記憶の入り口として働く。
小さな窓が、家族の物語をひらく。
アメリカの作家・イラストレーター。自由な筆致と大胆な色遣いで幼児向けの感情や日常を描くことを得意とする。2006年に『The Hello, Goodbye Window』でカルデコット賞を受賞した。
子猫が月をミルクの入った器だと思い込み、何度も手を伸ばす。反復の楽しさと、最後に待つやさしさが印象に残る絵本。
月をミルクだと思った子猫の冒険。
アメリカの絵本作家・イラストレーター。幼児の感情や日常の微妙な機微を繊細に描く作風で知られる。2005年に『Kitten's First Full Moon』でカルデコット賞を受賞した。
ワールドトレードセンターの双子の塔のあいだを歩いたフィリップ・プチの挑戦を、詩的な絵と簡潔な文で描く。事実の驚きと絵本の静けさが同居する。
空の高みを渡った男の、実話の絵本。
アメリカの作家・イラストレーター。劇的で詩的な画面作りを得意とし、実話や歴史を題材にした絵本で高い評価を得た。2004年に『The Man Who Walked Between the Towers』でカルデコット賞を受賞した。
親友どうしのやり取りとちょっとしたトラブルを描く物語。いたずら好きのウサギが発明で騒動を巻き起こし、友情や責任の大切さを学ぶ。力強い線と陰影で動きのある場面を印象的に表現する。
アメリカの絵本作家・イラストレーター。彫刻的な質感や強いコントラストを活かした画面構成で知られる。2003年に『My Friend Rabbit』でカルデコット賞を受賞した。
古典童話『三匹の子ぶた』をメタ的に再解釈した絵本。物語の枠を越えて登場人物が飛び出す構成が、視覚的ユーモアと想像力の豊かさを示す。
子ぶたたちが、物語の外へ飛び出す。
アメリカの絵本作家・イラストレーター。言葉をほとんど用いない視覚的語りで独自の世界を構築する作家として知られる。2002年に『The Three Pigs』でカルデコット賞を受賞した。
アメリカ大統領職の歴史とエピソードを、ユーモアを交えながら子どもに親しみやすく紹介する絵本。人物像を生き生きと描く挿絵が、政治を身近な題材に変えている。
大統領の顔ぶれが、歴史を語る。
アメリカのイラストレーター・作家。豊かな表情描写とユーモアを織り交ぜた人物画で知られる。2001年に『So You Want to Be President?』の挿絵でカルデコット賞を受賞した。
古い外套を次々に小さな衣類へと作り替えるジョセフの物語を、反復のリズムとコラージュ風の絵で描く絵本。再利用と創意工夫の楽しさが明るく伝わる。
古い外套は、何度でも生まれ変わる。
アメリカの絵本作家・イラストレーター。切り絵やコラージュ風のビジュアルと遊び心あるレイアウトを特徴とし、造本の工夫でも知られる。2000年に『Joseph Had a Little Overcoat』でカルデコット賞を受賞した。
雪の結晶を観察し続けたウィルソン・ベントリーの実話を描く伝記絵本。木版画の質感が冬の静けさと科学への敬意を際立たせる。
雪のひとひらに、世界のかたちがある。
アメリカの木版画家・絵本画家。木版の力強い線と豊かな色面で季節感や農村風景を表現する作風で知られる。1999年に『Snowflake Bentley』でカルデコット賞を受賞した。
グリム童話『ラプンツェル』を原作にした絵本。塔に閉じ込められた少女と彼女に関わる人々の物語を、古典的で繊細な描線と豊かな色彩で再構築し、情感と時代性を丁寧に表現する。
グリム童話『ラプンツェル』を原作にした絵本。
アメリカの絵本イラストレーター。古典的な構図と緻密な描線で知られ、民話や童話の再話を得意とする。1998年に『Rapunzel』でカルデコット賞を受賞した。
16世紀プラハを舞台に、粘土の巨人がユダヤ人共同体を守ろうとする重厚な再話。
土から生まれた守護者が、やがて制御を超える力になる。
切り絵やペーパーアートなどの技巧を用いて伝説や民話を活写する作家・イラストレーター。芸術的手法で歴史的物語を読みやすく伝える。
安全講話を行うオフィサー・バックルと、行動派の犬グロリアがコンビを組むことで子どもたちの関心を引き、安全の大切さを伝える寓話的で愉快な絵本。
グロリアのひと振りで、退屈な安全講話が一変する。
子ども向けの絵本を制作する作家・イラストレーター。ユーモアや親しみやすさのある絵柄で子どもたちに人気がある。
ロサンゼルス暴動の夜、少年と母親、そして隣人たちの距離が少しずつ変わっていく絵本。
暴動の夜、隣人どうしの距離が少しずつ縮まる。
メキシコ系アメリカ人のイラストレーター。力強い線と象徴的な色使いで社会的テーマや人間ドラマを表現することで知られる。
日本とアメリカのあいだを往復した祖父の記憶を、孫がたどる家族の旅の物語。
海を越えるたび、帰る場所の意味が少しずつ変わる。
日本生まれの作家・イラストレーター。移民や家族をテーマにした自伝的・回想的な作品で広く評価されている。
下宿屋の少女が、かつての曲芸師から綱渡りを学び、自分の勇気を見つける絵本。
細い綱の上で、少女は一歩ずつ自信をつかむ。
児童向け絵本の作家・イラストレーター。人物描写と物語の温かさで知られ、子ども向けの成長譚を得意とする。
火曜日の夜、睡蓮に乗った蛙たちが町を漂う、言葉のない幻想譚。
静かな夜更けに、蛙たちの小さな奇跡が始まる。
言葉をほとんど使わずに視覚だけで物語を紡ぐ作家・イラストレーター。幻想的でリリカルな絵本が国際的に評価されている。
四つの物語が同時進行する、読み方そのものを試す実験的な絵本。
ページをめくるたび、別の物語がずれながら重なっていく。
建築や構造を題材にした図解的絵本で知られる作家・イラストレーター。視覚的な構成力と物語性を融合させた作品群が評価されている。
中国に古くから伝わる「赤ずきん」の民話を、絵本作家エド・ヤングが再話・挿絵を手がけた絵本。母親が祖母を訪ねている間、三人の姉妹が家に残されるが、狼が「おばあちゃん(ポー・ポー)」のふりをして近づいてくる。子どもたちの機転と勇気が試されるスリリングな物語。
コルデコット・メダル受賞作。中国の古い民話に息づく、三人の姉妹の知恵と勇気の物語。
中国出身のイラストレーター。伝統的な民話を独自の美術手法で描き、構図や色彩による物語表現で高い評価を得ている。
祖父の屋根裏に残る舞台の記憶を通じて、家族がヴォードヴィルの華やかな過去を知る絵本。
屋根裏で見つかった帽子と杖が、昔の舞台を呼び戻す。
アメリカのイラストレーター。幻想的で力強い画風が特徴で、絵による感情表現に定評がある。カルデコット賞受賞作で視覚的な語りを評価された。
雪夜に父娘が梟を探して森を歩く、静かで親密な一冊。
雪の夜、声をひそめた探鳥の時間が続く。
アメリカのイラストレーター。自然や野生動物を繊細に描写する作風で知られ、Jane Yolen の『Owl Moon』の挿絵でカルデコット賞を受賞。
都会の狭い暮らしに飽きた男と犬が、天空の島で理想郷を体験するが、やがて家こそ居場所だと知る物語。
憧れの楽園より、帰る家のほうが大切になる。
ユーモアと寓意を含む絵で知られるアメリカのイラストレーター。風刺的で温かみのある図像表現が特徴で、『Hey, Al』により1987年カルデコット賞を受賞した。
Christmas Eve に現れる謎の列車で、少年が北極への旅に出る幻想的な絵本。
静かな夜に汽笛が鳴り、少年は北へ向かう旅に誘われる。
幻想的で写実的な作風が特徴のアメリカの作家・イラストレーター。寓話的な物語と精緻な画面構成で知られ、『The Polar Express』で1986年カルデコット賞を受賞した。
聖ゲオルギウスと竜の伝説を大胆で美しい挿絵とともに再話した絵本。勇気や自己犠牲といったテーマを中世的なイメージで描き、絵の力強さが物語の劇性を支えている。
民話や伝説を荘厳かつ繊細な筆致で描くアメリカのイラストレーター。力強い構図と豊かな色彩表現で知られ、『Saint George and the Dragon』で1985年にカルデコット賞を受賞した。
ルイ・ブレリオが英仏海峡横断飛行に挑む姿を描いた絵本。伝記的な事実を、明快で力強い絵語りにまとめている。
空を越える挑戦を、絵本ならではの躍動感で描く。
夫妻で共同制作を行った絵本作家・イラストレーター。歴史や伝記的題材を緻密に描く作風で知られ、『The Glorious Flight』で1984年にカルデコット賞を受賞した。
Marcia Brown が翻訳・絵を手がけた絵本。アフリカ系の民話をもとに、影と存在感を強い絵で描き出す。
影が、物語の主役になる。
多彩な画法と詩的表現で古典や民話を現代の絵本に再解釈してきたアメリカの児童書作家・イラストレーター。複数回のカルデコット受賞歴を持ち、1983年は『Shadow』で受賞した。
ボードゲームが現実を侵食し、子どもたちの日常をジャングルの混乱へ変えていく冒険絵本。
ゲームを始めた瞬間、家の中にジャングルが流れ込む。
精緻で写実的な描写と幻想的な物語性を併せ持つアメリカの作家・イラストレーター。遊び心のある奇想と現実感が評価され、『Jumanji』で1982年カルデコット賞を受賞した。
20ほどの動物寓話を集めた短い絵本で、どの話も短いながら人間のふるまいをやわらかく照らし返す。簡潔な言葉とユーモアの釣り合いがよい。
動物たちの小さな寓話が、人間の癖をそっと映し出す。
やさしい語り口と親しみやすいイラストで知られるアメリカの絵本作家。短編寓話を得意とし、寓意的で温かな物語性が評価された『Fables』で1981年にカルデコット賞を受賞した。
ニューイングランドの農家一家の一年を、収穫から市場までの循環として描く絵本。労働、季節、家族の営みが穏やかに結びついている。
一年分の実りが、ひとつの荷車に積まれて市場へ向かう。
アメリカの児童文学作家・イラストレーター。木版や手描きの素朴なタッチで知られ、農村の暮らしや季節感を題材にした作品で高く評価された。『Ox-Cart Man』で1980年カルデコット賞を受賞。
ネイティブ・アメリカンの少女と野生馬の結びつきを、静かな語りと豊かな絵で描く絵本。自然への敬意と、自由への憧れが素直に伝わる。
少女は野生馬の群れに引かれ、やがてその一員となる。
先住民の伝承や自然を題材にした物語で知られる作家兼イラストレーター。伝統文化と自然描写に重心を置いた作風で、『The Girl Who Loved Wild Horses』により1979年カルデコット賞を受賞した。
聖書のノアの方舟の物語を、細密で温かみのある絵で再構成した絵本。動物の行列や洪水の場面を丁寧に描き、言葉以上に絵の力が際立つ。
洪水の物語を、静かな筆致で見開きいっぱいに描く。
オランダ生まれの絵本作家・イラストレーター。細密で温かみのある動物画を得意とし、聖書の物語を丁寧に描いた『Noah's Ark』で1978年にカルデコット賞を受賞した。
アフリカ各地の部族や伝統をアルファベット順に紹介する図鑑的絵本。短い解説と精緻な挿絵が、文化の多様さを親しみやすく伝える。
アフリカの文化を、ひと文字ずつたどる。
夫婦で共同制作を行うイラストレーターの一員。民族的モチーフと緻密な装飾表現により、文化紹介的な作品でも高い評価を受ける。
アフリカ各地の部族や伝統をアルファベット順に紹介する図鑑的絵本。短い解説と精緻な挿絵が、文化の多様さを親しみやすく伝える。
アフリカの文化を、ひと文字ずつたどる。
夫婦で共同制作を行うイラストレーターの一員。レオと共にアフリカの伝統を視覚的に表現する作品で広く知られている。
西アフリカなどの口承伝承に基づく因果の連鎖をユーモラスに描いた絵本。小さな行動が次々と波及する構成と装飾的な絵が、物語の躍動感を高める。
小さな一歩が、世界を揺らす。
夫婦で共同制作を行うイラストレーターの一人。民族的モチーフや装飾的表現を取り入れた挿絵で知られる。
西アフリカなどの口承伝承に基づく因果の連鎖をユーモラスに描いた絵本。小さな行動が次々と波及する構成と装飾的な絵が、物語の躍動感を高める。
小さな一歩が、世界を揺らす。
夫婦で共同制作を行うイラストレーターの一人。レオと共に多様な文化的題材を装飾的に描き出すことで知られる。
プエブロの神話をもとに、太陽の精霊が人間の世界へもたらされるまでを描く絵本。
神話が、光の旅としてよみがえる。
民俗や神話を題材にした絵本で知られる作家・イラストレーター。力強い模様的な画面構成が特徴。
コーンウォールの民話をもとにした、絵本仕立ての語り直し。
コーンウォールの民話をもとにした、絵本仕立ての語り直し。
民話の再現や民俗的題材を暖かい筆致で描く絵本作家・イラストレーター。伝統的な雰囲気と親しみやすさを併せ持つ作品を多数発表。
日本の昔話をもとに、笑いと冒険がゆるやかに連なる物語を幻想的な挿絵で描いた絵本。地下世界への旅が、ユーモアと不思議さを両立させる。
笑い声が、ふしぎな旅の扉を開く。
多彩な民話の挿絵を手がけたイラストレーター。幻想的かつ詳細な絵で物語世界を豊かに表現する。
アーミニア系民話をもとに、狐と人びとのやり取りを反復でつないでいく絵本。穏やかな色調と構図が、日常のやさしさと交換の物語を静かに支える。
ひとつの願いが、次の交換を呼ぶ。
詩情あふれる絵と簡潔な語りで民話や再話を表現する絵本作家・イラストレーター。
西アフリカのアナンシ伝承をもとに、物語が人びとへ渡っていく起源を描く絵本。木版画風の表現と反復のリズムが、語りの力と文化伝承の価値を伝える。
物語は、物語の始まりを語る。
民話や伝承を素材にした絵本を手がける作家・イラストレーター。版画風の力強い挿絵で知られる。
小石集めが好きなロバの少年シルベスターが、願いをかなえる赤い小石を拾い、思わぬ恐怖から自分を岩に変えてしまう。やがて家族の愛に支えられて元の姿へ戻るまでを、ユーモアと切なさをあわせ持つ筆致で描いた絵本。
願いをかなえる小石が、ロバの少年の一日を思いがけない冒険へ変えていく。
アメリカの絵本作家・イラストレーターで、ユーモアと人情味にあふれた物語作りに定評がある。
王さまが空とぶ船を持って来た者に王女を嫁がせるとふれを出し、世界一のばかと呼ばれる若者が旅に出る。道中で出会う不思議な仲間たちの助けを借りながら、無理難題を一つずつ切り抜けていくロシア民話の絵本。
空とぶ船をめざす旅と、個性豊かな仲間たちの力が物語を前へ進める。
ユニークな水彩表現と繊細な筆致で知られる絵本作家・イラストレーター。民話的な物語を視覚的に豊かに表現する。
『Drummer Hoff』は、兵士たちがそれぞれ道具を持ち寄って大砲を組み立て、最後に発射するまでをリズミカルな押韻と繰り返しで綴る絵本。擬音語と視覚的ユーモアで子どもに親しまれ、エド・エンバリーの大胆な色使いと単純化された形が特徴。
アメリカのイラストレーター・絵本作家。視覚的にわかりやすい図像とリズム感のある語りで子ども向け絵本を多く手がける。
想像の遊びを共有する少女と少年の関係を、やわらかなユーモアで描く絵本。
想像の遊びを共有する少女と少年の関係を、やわらかなユーモアで描く絵本。
イラストレーター。力強い線描と表現主義的な画風で子どもの内面を描き、現実感と幻想の交錯を通じて登場人物の心理を表現することで知られる。
アルメニアの民話に基づく絵本。年老いた夫婦や村人たちが次々と旅人を受け入れる様子を温かくユーモラスに描き、寛容さや人助けの価値を伝える。素朴で親しみやすい絵柄が民話の雰囲気を支える。
絵本作家・イラストレーター。民話や伝統的な物語を簡潔で象徴的な画風で描き、温かみのある語り口と図像で知られる。
子どもが身の回りの友だちをパーティーに連れて行きたいと願う心情をユーモアと温かさをもって描いた絵本。友情や受容、社交の喜びと戸惑いをポップで装飾的なイラストで表現している。
イタリア出身のイラストレーター・舞台美術家。装飾的で劇的な色彩感覚を持ち、絵本や舞台のヴィジュアルを手がけた。独特のデザイン性で注目された。
いたずらをした少年マックスが想像の世界に入り、怪物たちの王となる短く力強い物語。怒りや孤独、帰属への欲求といった複雑な感情を子どもの視点で扱い、表現力豊かな絵で感情の起伏を可視化する名作。
アメリカの作家・イラストレーター。子どもの恐れや想像力を率直に描いた作品で知られ、代表作『Where the Wild Things Are』は世界的に高い評価を受けた。
雪の日に街を探検する少年ピーターの一日を描いた絵本。アフリカ系アメリカ人の子どもを主人公に据えた点で革新的であり、シンプルな文とコラージュ的なテクスチャーを用いたイラストで、日常の小さな発見と喜びを生き生きと伝える。
アメリカの作家・イラストレーター。都市の日常を子どもの視点で描き、コラージュ風のイラスト技法と多文化性の表現で高く評価された。『The Snowy Day』は画期的な作品として知られる。
ヒンドゥー系の寓話をもとにした絵本で、助けられた小さな鼠が、猫、犬、虎へと姿を変えながら自分の力を思い出していく。姿形が変わってもなお、身の回りの危うさと向き合う物語として読める。
姿を変えても、自分の本当の力まで失われるわけではない。
アメリカの版画家・絵本作家。簡潔で力強い図像表現と版画風の技法を用いて寓話や民話を絵本化し、カルデコット賞を複数回受賞した。
ロシアの民話をもとにした絵本で、バブーシュカが三人の王たちと出会いながらキリストの子を探し続ける姿を、冬の物語としてやわらかく描く。
取り逃がした一夜が、終わらない旅になる。
イラストレーター。大胆な色面とグラフィックな構図を用い、民話や童話を印象的に絵本化した作風で知られる。
メキシコのクリスマス行事ラス・ポサダスを、少女セシの初めての体験として描く絵本として親しまれている。伝統の高揚感と、子どもが選ぶピニャータへの期待が、やわらかな絵とともに伝わる。
九夜にわたるお祭りを前に、セシの胸は期待でふくらんでいく。
アメリカの絵本作家・イラストレーター。やさしい線と穏やかな色調で子どもの日常や伝統行事を描き、子どもの視点を大切にした作品群で知られる。
カンタベリー物語の一篇を、子ども向けの絵本として鮮やかに描き直した作品。誇り高い雄鶏とずる賢い狐の知恵比べを、古風で華やかな画面とともに、読み聞かせにも向くリズムで伝える。
カンタベリー物語の寓話を、色彩豊かな絵本として生き生きとよみがえらせた一冊。
アメリカの絵本作家・イラストレーター。古典や民話の再話を精緻な挿絵で表現し、豊かな図像表現で児童文学界に多数の名作を残した。
『Time of Wonder』は、小さな島で過ごす家族の夏を子どもの視点で描いた絵本。海や空、灯台、嵐といった海辺の自然の瞬間を繊細な水彩で捉え、日常の中に潜む驚きと安心感、成長のひとコマを静かに伝える作品。
アメリカの児童書作家・イラストレーター。水彩を用いた温かで写実的な挿絵で知られ、『Make Way for Ducklings』『Time of Wonder』などで高く評価され、カルデコット賞を受賞した。
木の持つ多様な役割を子どもの視点から讃える絵本。遊び場や鳥の巣、日陰をつくるなど生活に根ざした具体的な描写で、木が日常にもたらす喜びをやさしい文と穏やかな挿画で伝え、自然への愛着と保護の意識を育む。
児童書イラストレーター。『A Tree Is Nice』で第20回カルデコット賞を受賞。日常の中の自然を繊細に描く作風が評価される。
1956年のCaldecott Medal受賞作。カエルとネズミの求愛を歌にのせて語る。
カエルとネズミの求愛を歌にのせて語る
児童書画家・イラストレーター。『Frog Went A-Courtin'』で第19回カルデコット賞を受賞し、民謡や民話の味わいを生かした挿画で評価された。
1955年のCaldecott Medal受賞作。木のある暮らしの良さをやさしく伝える。
木のある暮らしの良さをやさしく伝える
児童書イラストレーター・作家。『Cinderella, or the Little Glass Slipper』で第18回カルデコット賞を受賞。古典の再話を独自の絵で表現することで知られる。
1954年のCaldecott Medal受賞作。セーヌ川での出来事から始まるマドレーヌと犬の友情。
セーヌ川での出来事から始まるマドレーヌと犬の友情
児童文学の作家兼イラストレーター。マドレーヌシリーズで広く知られ、『Madeline's Rescue』で第17回カルデコット賞を受賞。ユーモアと詩的なリズムが特徴。
1953年のCaldecott Medal受賞作。少年と森の大きな熊をめぐるふしぎな冒険。
少年と森の大きな熊をめぐるふしぎな冒険
グラフィックな表現を持つ児童書作家・イラストレーター。『The Biggest Bear』で第16回カルデコット賞を受賞。物語性のある挿画で知られる。
1952年のCaldecott Medal受賞作。見つけたものをめぐる子どもの発見と手放しの物語。
見つけたものをめぐる子どもの発見と手放しの物語
児童書イラストレーター。『Finders Keepers』で第15回カルデコット賞を受賞した。親しみやすい挿画で子どもの発見や遊びを描く。
1951年のCaldecott Medal受賞作。イースターの卵飾りをめぐる家族の伝統。
イースターの卵飾りをめぐる家族の伝統
児童書作家・イラストレーター。『The Egg Tree』で第14回カルデコット賞を受賞。民俗的なモチーフと家庭的な題材を温かく描く作風が特徴。
1950年のCaldecott Medal受賞作。スワローの帰還と、町の人々の歌を結ぶ物語。
スワローの帰還と、町の人々の歌を結ぶ物語
児童書の作家兼イラストレーター。『Song of the Swallows』で第13回カルデコット賞を受賞し、地域の伝統や民俗を色彩豊かに描いた作品で知られる。
1949年のCaldecott Medal受賞作。森の動物たちが冬支度をする様子を描く。
森の動物たちが冬支度をする様子を描く
夫妻による児童書作家・イラストレーターコンビ。『The Big Snow』で第12回カルデコット賞を受賞。写実的で温かみのある挿画で自然と季節を描く。
1948年のCaldecott Medal受賞作。初雪の日の景色と、冬を迎える人々の暮らし。
初雪の日の景色と、冬を迎える人々の暮らし
児童書イラストレーター。『White Snow, Bright Snow』で第11回カルデコット賞を受賞。繊細な色彩と温かい筆致で季節感のある風景を描く作風が特徴。
1947年のCaldecott Medal受賞作。小さな島の季節の移り変わりを描く。
小さな島の季節の移り変わりを描く
アメリカの児童書イラストレーター。詩的で実験的な表現を用いることで知られ、『The Little Island』の挿絵で1947年カルデコット賞を受賞した。
1946年のCaldecott Medal受賞作。アメリカ各地のわらべ歌とジングルを集めた絵本。
アメリカ各地のわらべ歌とジングルを集めた絵本
ミスカと共に活動した夫婦の児童書作家・イラストレーター。民謡や童謡を題材にした編集・挿絵で知られ、『The Rooster Crows』でカルデコット賞を受賞した。
1946年のCaldecott Medal受賞作。アメリカ各地のわらべ歌とジングルを集めた絵本。
アメリカ各地のわらべ歌とジングルを集めた絵本
モードとともに多くの児童書を制作したイラストレーター。共同作業による色彩豊かな挿絵と編集で知られ、『The Rooster Crows』の功績でカルデコット賞に名を連ねた。
1945年のCaldecott Medal受賞作。子どもの日々への感謝を綴るやさしい祈りの絵本。
子どもの日々への感謝を綴るやさしい祈りの絵本
児童書のイラストレーター。穏やかで親しみやすいタッチの挿絵を得意とし、『Prayer for a Child』の挿絵で1945年のカルデコット賞を受賞した。
1944年のCaldecott Medal受賞作。月を欲しがる王女レノアの願いをめぐる幻想譚。
月を欲しがる王女レノアの願いをめぐる幻想譚
イラストレーターであり彫刻家としても活動した作家。寓話的な題材とユーモラスな表現を得意とし、『Many Moons』でカルデコット賞を受賞した。
1943年のCaldecott Medal受賞作。田舎の家が都市の成長を見つめる物語。
田舎の家が都市の成長を見つめる物語
児童文学作家・イラストレーター。都市化や郷愁を題材にした作品で高い評価を受け、『The Little House』でカルデコット賞を受賞した。
1942年のCaldecott Medal受賞作。ボストンの街で子育てするアヒル一家の物語。
ボストンの街で子育てするアヒル一家の物語
児童書作家兼イラストレーター。都市風景と動物を親しみやすく描く作風で知られ、『Make Way for Ducklings』で1942年にカルデコット賞を受賞した。
1941年のCaldecott Medal受賞作。著者の祖先たちの暮らしをたどる家族の記憶。
著者の祖先たちの暮らしをたどる家族の記憶
アメリカの絵本作家・イラストレーター。家族や人物に対する温かな観察眼と巧みな線画で知られ、『They Were Strong and Good』でカルデコット賞を受賞した。
1940年のCaldecott Medal受賞作。リンカーンの少年時代から大統領までを描く伝記絵本。
リンカーンの少年時代から大統領までを描く伝記絵本
夫婦で活動した絵本作家チームの片割れ。夫エドガーと共同で幼年向け伝記や民話を挿絵つきで伝え、歴史絵本『Abraham Lincoln』で高く評価された。
1940年のCaldecott Medal受賞作。リンカーンの少年時代から大統領までを描く伝記絵本。
リンカーンの少年時代から大統領までを描く伝記絵本
夫婦で活動した絵本作家チームの一人。イングリとともに子ども向け伝記や民話を手がけ、『Abraham Lincoln』の挿絵で1940年のカルデコット賞に貢献した。
旧正月の市場へ向かう少女メイ・リーの一日を描く絵本。中国文化の祝祭感と、子どものまなざしの伸びやかさが魅力になっている。
旧正月のにぎわいへ、メイ・リーが一歩踏み出す。
旅行や現地での出会いを題材にした挿絵で知られるイラストレーター。中国で出会った少女をモデルにした『Mei Li』で1939年のカルデコット賞を受賞した。
聖書に登場する動物を、簡潔な本文と細密な挿絵でたどる絵本。神話性と観察眼が重なり、図鑑と物語のあいだを行き来する。
聖書の動物たちが、絵と短い物語で生き生きと立ち上がる。
アメリカの児童書イラストレーター。繊細な水彩画と詩的な表現で知られ、1938年の第1回カルデコット賞で『Animals of the Bible』の挿絵が高く評価された。