世界・海外・国外の文学賞

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アリス・ノートリー

アリス・エリザベス・ノートリー

Arisu Nōtorī

プロフィール

性別
女性
生誕
1945-11-08 (ビスビー(アリゾナ州))
死没
2025-05-19 (フランス・パリ) 79歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ニードルズ(カリフォルニア州) → ニューヨーク市(アッパー/ローワー・イーストサイド等) → シカゴ(イリノイ州) → ブライトリングシー、エセックス(イングランド) → パリ(フランス)

経歴

職業
詩人, 編集者, 講師
活動期間
1967年〜2025年
影響を受けた人物
ロバート・クリーリー, ジェラルド・マンリー・ホプキンス(該当文脈による影響), ジェラルド・ハル(全般的影響)
影響を与えた人物
アンセルム・ベリガン(息子、詩人), アイリーン・マイルズ, 多くの現代詩人(ワークショップ参加者や後進の詩人たち)
ノミネート
グリフィン詩賞(候補), ピューリッツァー賞(最終候補)

学歴

バーナード・カレッジ(コロンビア大学)
学部(文学)
学位: BA
期間: 1963–1967
卒業年: 1967
国: アメリカ合衆国
故郷ニードルズを離れて進学
アイオワ大学(アイオワ作家ワークショップ)
創作プログラム(フィクション/詩)
学位: MFA (修了年不明/在籍中に創作活動)
期間: 1967–1970
卒業年: 1970
国: アメリカ合衆国
アイオワ作家ワークショップ在籍。後に創作活動に専念。

受賞歴

ロサンゼルス・タイムズ書籍賞(詩部門)
1999
部門:
主催: ロサンゼルス・タイムズ
結果: winner
ピューリッツァー賞(最終候補)
1999
部門:
主催: ピューリッツァー賞委員会
結果: finalist
シェリー記念賞
2001
主催: ポエトリー・ソサエティ・オブ・アメリカ
結果: winner
アメリカ芸術文学アカデミーからの賞
2001
主催: アメリカ芸術文学アカデミー
結果: winner
レオノア・マーシャル詩賞
2007
主催: 不明(詩関連財団)
結果: winner
ルース・リリー詩賞
2015
主催: ポエトリー財団
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Mysteries of Small Houses

    幼少期の記憶と詩人としての成長を、断片的でありながら濃密な言葉でたどる詩集。私的な経験が、時代の空気とともに立ち上がる。

    記憶のかけらが、詩のかたちでひとつずつ輪郭を持ちはじめる。

    160ページ
    詩集記憶成長女性の経験
  1. 受賞作: Disobedience

    長い連作詩として構成された、自己観察と怒り、夢日記と都市生活が交差する作品。女性として、詩人として、パリで生きる感覚を、鋭くもユーモラスな言葉で掘り下げる。

    反抗は主題である前に、思考のかたちそのものになる。

    304ページ
    連作詩自己観察女性の経験パリの生活感
  1. 受賞作: 生涯業績 — 代表作: 'The Descent of Alette'

    『The Descent of Alette』などの長詩で知られるノットリーの業績は、フェミニズム的視座と神話的想像力を結び合わせた実験的言語の探求にある。私的記憶と歴史の交差を通じて新たな詩的形式を提示する。

    フェミニズム実験詩神話個人史

作品

代表作

ザ・ディセント・オブ・アレット(The Descent of Alette)

1996年

叙事詩的要素と実験的形式を併せ持つ代表作。リズムとメーターの再発明を試みた作品で、広く読まれ教えられている。

言語の実験叙事性自己と他者

カルチャー・オブ・ワン(Culture of One)

2011年

個人的な主題と詩の形式に対する独自のアプローチを示す近年のコレクション。

私的生活母性形式実験

イン・ザ・パインズ(In the Pines)

2007年

2007年刊。いくつかの詩が音楽作品に引用されるなど、他ジャンルとの交流も見られるコレクション。

喪失記憶変容
映像化・舞台化
  • [音楽] In the Pines(AroarAによる作品への引用) (2013)

光の墓(Grave of Light: New and Selected Poems, 1970-2005)

2008年 詩選集

長年の作品をまとめた代表的選集。初期から中期の重要作を収録。

生涯の軌跡形式の探求

全著作

  • 165 Meeting House Lane (1971)
  • Phoebe Light (1973)
  • Songs for the Unborn Second Baby (1979)
  • When I Was Alive (1980)
  • The Descent of Alette (1996)
  • Mysteries of Small Houses (1998)
  • Disobedience (2001)
  • Coming After (批評、2005)
  • In the Pines (2007)
  • Grave of Light: New and Selected Poems, 1970-2005 (2008)
  • Culture of One (2011)
  • Being Reflected Upon (2024)

翻案

  • いくつかの詩がカナダのインディ・ポップバンドAroarAによって楽曲に引用される(2013)

作風・主題

文体
形式的実験を多用した詩風引用や断片の活用母性や私的経験を公的言語へ転化する語り
頻出モチーフ
母性と家事生活喪失と死者との対話言語とリズムの再構築

健康

  • 脳卒中
    2025年(死因)
    2025年5月に脳卒中により逝去
  • 卵巣がん
    晩年(詳細不明)
    晩年に罹患していたが、死因は脳卒中と報じられている

評価・遺産

アリス・ノートリーは形式的実験と母性を中心とした主題で知られる先駆的なアメリカ詩人であり、数世代の詩人に影響を与えた。多数の詩集と主要賞受賞歴を有し、詩学における重要な位置を占める。

関連学会

  • 詩に関する学術団体や賞の関連コミュニティ

資料所蔵先

  • アリス・ノートリー文書(UCサンディエゴ特別コレクション)

大衆文化への影響

  • AroarAによる詩の音楽への引用(2013)
  • 作品を対象とした学術会議や回顧展が開催されることがある

引用

  • 私のワークショップは過去のものと似ているだろう。古い形式、課題、コピー、理論の実践など…
    出典: ワークショップ案内(1983年) (1983年)

豆知識

  • 40冊以上の本とチャプブックを刊行した多作な詩人である。
  • 母性や家庭生活を詩の主題として扱った先駆的存在と見なされる。
  • 晩年にパリ在住となり、長年にわたりアメリカとヨーロッパで活動を続けた。