世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

アントニオ・タブッキ

あんとにお・たぶっき

Antonio Tabucchi

プロフィール

性別
男性
生誕
1943-09-24 (ピサ)
死没
2012-03-25 (リスボン) 68歳
国籍
イタリア人, ポルトガル人
言語
イタリア語, ポルトガル語
居住地歴
ヴェッキアーノ → リスボン → トスカーナ → シエナ

経歴

職業
小説家, 短編作家, 大学教授
活動期間
1969年〜2012年
所属
シエナ大学, ジェノヴァ大学, ボローニャ大学
影響を受けた人物
フェルナンド・ペソア

学歴

ピサ大学
ポルトガル文学
期間: 1960年代
卒業年: 1969
国: イタリア
フェルナンド・ペソアの影響を受け修論を書く

受賞歴

メディシス賞(外国語部門)
1987
対象作品: インドの夜想曲
結果: 受賞
カンピエッロ賞
1994
対象作品: ペレイラはそれを維持す
結果: 受賞
アリストイオン賞
1994
対象作品: ペレイラはそれを維持す
結果: 受賞

受賞・候補エディション

メディシス賞 1回登壇
  1. 受賞作: Indian Nocturne (Nocturne indien)

    インドを横断する旅の物語。主人公が出会う人物や出来事を通じて、記憶とアイデンティティの不確かさを探る。夢と現実が入り混じる静かな筆致で存在の謎を描く短篇的長篇。

    Indian Nocturne (Nocturne indien)

    記憶アイデンティティ夢幻
  1. 受賞作: Sostiene Pereira

    1938年のリスボンを舞台に、新聞文化欄の編集者ペレイラが若い活動家との出会いを契機に検閲や権威主義と向き合い、良心と責任に目覚めていく過程を描く。権力と個人の道徳的選択を問いかける作品。

    独裁と検閲良心と責任個人と権力抵抗
  1. 受賞作: 生涯業績

    幻想と現実が交錯する叙情的かつ哲学的な作風が特徴。政治的・道徳的ジレンマを描く作品群やポルトガル文学への翻訳・研究活動が評価された。代表作『ペレイラの主張』は個人の良心と抵抗を描く重要作である。

    記憶政治と倫理アイデンティティポルトガル文化

作品

代表作

ペレイラはそれを維持す

1994年 小説

独裁政権下のポルトガルで新聞編集者ペレイラが若き反体制派と出会い、自身の信念を変える物語。

アイデンティティ自由良心
映像化・舞台化
  • [映画] ペレイラはそれを維持す / Roberto Faenza (1995)

インドの夜想曲

1984年 小説

インドで失踪した友人を追う主人公が自己のアイデンティティを探す。

アイデンティティ探求インド
映像化・舞台化
  • [映画] インドの夜想曲 / Alain Corneau (1989)

全著作

  • Piazza d'Italia
  • Il piccolo naviglio
  • Il gioco del rovescio e altri racconti
  • Donna di Porto Pim
  • インドの夜想曲
  • Piccoli equivoci senza importanza
  • Il filo dell'orizzonte
  • I volatili del Beato Angelico
  • Requiem: uma alucinação
  • ペレイラはそれを維持す
  • La testa perduta di Damasceno Monteiro
  • Si sta facendo sempre più tardi

作家による翻訳

  • フェルナンド・ペソア作品のイタリア語訳

作風・主題

文体
ポストモダンメタフィクション異名義の使用
頻出モチーフ
サウダージアイデンティティの探求ポルトガル愛

健康

  • 晩年
    長年の闘病の末死去

評価・遺産

フェルナンド・ペソアの専門家として知られ、ポルトガル文学に貢献。ノーベル文学賞候補。作品は18カ国語に翻訳。

大衆文化への影響

  • ノーベル賞候補としてメディアで言及

豆知識

  • ポルトガルに深い愛情を持ち、半年をリスボンで過ごす
  • 妻はポルトガル人マリア・ジョゼ・デ・ランカストレ
  • ペソアの作品をイタリア語に翻訳