プレミ・フライアーノ
ぷれみふらいあーの
イタリアの国際賞。文学・映画・演劇・ラジオ・テレビ分野の功績を顕彰する。
- 創設年
- 1973
- 主催
- Associazione Culturale Ennio Flaiano(エンニオ・フライアーノ文化協会)
- カテゴリー
- 戯曲・脚本・シナリオ
- 選考方式
- 推薦
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 賞のステータス
- 活動中
説明
Premi Flaiano(フライアーノ賞)は作家・脚本家エンニオ・フライアーノを記念して設立されたイタリアの国際的な賞で、創作(文学)、映画、演劇、ラジオ・テレビ分野での業績を顕彰する。1973年に初回が行われ、その後1974年以降は毎年ペスカーラのTeatro Monumentale Gabriele D'Annunzioで授賞式が行われている。2001年以降、映画部門はフライアーノ映画祭として発展し、6月〜7月にかけて1か月間にわたり複数の部門で上映や選考が行われる。映画部門ではFlaiano gold(最高賞)や監督・主演・撮影・音楽など多数の部門賞、特別賞やキャリア賞などがある。文学、詩、イタリア研究などの部門でも毎年受賞者が選ばれている。
賞品
- 主賞品
- Flaiano gold(最高賞)および分野別の賞(最優秀作品/監督/俳優等)、文学賞・詩賞・イタリア研究賞など
- 特別賞(Special Prize)
- キャリア賞(premio carriera)
- 映画祭での上映や国際的な認知
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| ノミネーション/推薦 | 主催団体および選考委員会が候補を選出 | — | 内部で候補を絞る(詳細な公開情報なし) |
| 分野別審査(専門審査員) | 文学部門・詩・イタリア研究などは専門審査員、映画部門は映画祭の審査員団が担当 | — | 審査員団による選考 |
| 最終選考と授賞式 | 必要に応じて特別審査員や委員会 | — | Teatro Monumentaleでの授賞式やフライアーノ映画祭期間中に発表 |
選考基準
- 創造的業績の卓越性
- 作品の芸術的価値と影響
- 国際的・文化的貢献
- 生涯功績(キャリア)や特別な業績
関連の賞
- David di Donatello
- Nastro d'Argento
- Venice Film Festival
- Rome Film Festival
- Premio Strega(イタリア文学賞)
公式情報
https://www.premiflaiano.com/過去の受賞者
ローマを舞台に、バングラデシュ系移民の青年が恋愛や家族、宗教、文化の葛藤を乗り越えながら成長していく様子をユーモアとリアリズムで描くコメディ・ドラマ。移民二世の視点からアイデンティティやローカル社会との摩擦を温かく描写する作品。
イタリアの若手俳優・映像作家。自身の経験を基にした作品で注目を集め、『Bangla』シリーズなどで評価されている。2022年のPremi Flaianoユース部門で最優秀男性演技賞を受賞。
イタリアの作家。短編や長編で社会的テーマや女性の視点を描く作品を発表しており、国内で高い評価を得ている。2019年のPremi Flaiano文学賞受賞者としてリストに記載されている。
イタリアの言語学者。生成文法や神経言語学の分野での研究業績があり、一般向けの著作でも知られる。2018年のPremi Flaiano文学部門で顕彰された。
イギリスの小説家。社会や政治を題材にした風刺的な長編で国際的に評価される。代表作に『What a Carve Up!』『The Rotters' Club』『Middle England』などがあり、文学分野で顕彰された。
工業地帯に暮らす二人の少女の友情と成長を中心に、家族、労働、経済的困窮を描くデビュー作。産業衰退下の街とそこで生きる人々の葛藤を繊細に描写する。
イタリアの小説家。デビュー作である『Acciaio』で注目を集め、若者の成長や労働者階級の現実を描いた作品で評価された。
カナダの短編作家。日常の細部に宿る複雑な人間関係を精緻に描き、深い心理描写で国際的に高く評価される。
1970年代のリビアを背景に、政治的抑圧と家庭内の緊張が交錯する中で成長する少年の視点を通して、記憶と失われた日常を描く長篇小説。
リビア出身の作家。亡命や家族の喪失、抑圧された政治状況を題材にした作品で国際的に高い評価を受ける。
イタリアの小説家・脚本家。都市と人間の心理を繊細に描き、長年にわたりイタリア文学に大きな影響を与えた作家。
ローマの多文化地区ピアッツァ・ヴィットーリオを舞台に、移民と地元住民の交流や摩擦をユーモアと皮肉を交えて描く群像小説。言語や文化の衝突、偏見と寛容が主要な主題となっている。
アルジェリア出身でイタリアを拠点に活動する作家・ジャーナリスト。移民や多文化共生をユーモアと皮肉を交えて描く作品で知られる。
スペインの作家・ジャーナリスト。探偵ペペ・カルバーヨ(Pepe Carvalho)シリーズなどの犯罪小説で知られる。
イタリアの小説家。山岳や第二次世界大戦の体験を題材にした叙情的な作品で知られる。代表作に『Il sergente nella neve(雪の中の軍曹)』などがある。