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第0回(1994年) 受賞
マリー・ンディアイ
マリー・ンディアイ
Marie NDiaye
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1967-06-04 (ピティヴィエ、ロワレ県、フランス)
- 国籍
- フランス
- 言語
- フランス語
- 居住地歴
- パリ郊外(育ち) → ベルリン(短期間の滞在)
経歴
- 職業
- 小説家, 劇作家, 脚本家, 随筆家
- 活動期間
- 1984年〜
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2001 | プルミエ賞(Prix Femina) | ロージー・カルプ (Rosie Carpe) | — | Prix Femina 運営団体 | winner |
| 2009 | プリ・ゴンクール(Prix Goncourt) | 三人の強い女性(Trois femmes puissantes) | — | Académie Goncourt | winner |
| 2012 | グラン・プリ・デュ・テアトル(Académie française) | — | — | アカデミー・フランセーズ | winner |
| 2015 | ネリー・ザックス賞(Nelly Sachs Prize) | — | — | ネリー・ザックス賞選考委員会 | winner |
| 2023 | オーストリア国民賞(Austrian State Prize for European Literature) | — | — | オーストリア政府 | winner |
| 2016 | マン・ブッカー国際賞(長編)ロングリスト | ラディヴィーヌ(Ladivine) | — | マン・ブッカー賞運営 | longlisted |
| 2017 | Best Translated Book Award(最終候補) | ラディヴィーヌ(Ladivine) | — | BTBA 運営 | shortlisted |
| 2018 | インターナショナル・ダブリン文学賞(International Dublin Literary Award)最終候補 | ラディヴィーヌ(Ladivine) | — | International Dublin Literary Award 運営 | shortlisted |
受賞・候補エディション
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第98回(2001年) 受賞受賞作: Rosie Carpe
家族から切り離されたロージー・カルプが、グアドループでの不安定な生活のなかで、母として、娘として生き直そうとする。
家族から切り離されたロージー・カルプが、グアドループでの不安定な生活のなかで、母として、娘として生き直そうとする。
338ページ家族グアドループ母性社会的困窮
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第107回(2009年) 受賞受賞作: Trois femmes puissantes
三人の異なる女性を主人公にした連作短編集で、移民や家族、暴力、孤独に直面する女性たちの生き様を冷静かつ力強い文体で描く。登場人物たちの内面と困難な現実を対照的に描写し、強さと脆さの共存を浮かび上がらせる。
三人の異なる女性を主人公にした連作短編集で、移民や家族、暴力、孤独に直面する女性たちの生き様を冷静かつ力強い文体で描く。
316ページ女性移民とアイデンティティ家族強さと脆さ短編
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第1回(2011年) 受賞受賞作: Drie sterke vrouwen
三編で構成される短編集。移民や家族関係、権力や暴力に翻弄される女性たちの運命を抑制の効いた筆致で描き、強さと脆さ、孤独と抵抗の諸相を鋭く浮かび上がらせる。
女性移民家族暴力アイデンティティ
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第28回(2015年) 受賞受賞作: 生涯の業績(代表作を含む)
家族や社会的疎外、アイデンティティを主題とした小説・戯曲で評価された。実験的な言語運用と緻密な心理描写を通じて現代社会の緊張を浮き彫りにし、国際文学界への貢献が受賞の理由となった。
アイデンティティ家族社会的疎外人種
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第58回(2023年) 受賞受賞作: 生涯業績
本賞は単一の作品に対してではなく、受賞者の長年にわたる創作活動と欧州文学への総合的な貢献を称えるものです。本件における「作品」は個別の書籍ではなく、受賞者が残した代表作群とその文学的影響を総括したものとして扱われます。
生涯業績欧州文学国際的影響文化交流
作品
代表作
Quant au riche avenir
1985年 小説若年で発表された初期小説。作者が十代で執筆・出版した処女作。
Comédie classique
1988年 小説(実験的小説)約200ページにわたって一文のみで構成された実験的な作品。
Rosie Carpe
2001年 小説家族とアイデンティティを巡る物語。2001年にPrix Feminaを受賞。
- ロージー・カルプ(英訳)
Trois femmes puissantes
2009年 短編集/連作短編三つの短編を通じて女性たちの強さと苦闘を描く作品。2009年にPrix Goncourtを受賞。
- 三人の強い女性(英訳)
Ladivine
2013年 小説世代と家族史を巡る物語。国際的な候補リストに何度も挙がった作品。
- ラディヴィーヌ(英訳)
La vengeance m’appartient
2022年 小説復讐と個人の内面を描く近作。英訳版も刊行されている。
- 復讐は私のもの(英訳)
全著作
- Quant au riche avenir (1985)
- Comédie classique (1988)
- La femme changée en bûche (1989)
- En famille (1991)
- Un temps de saison (1994)
- La Sorcière (1996)
- Rosie Carpe (2001)
- Tous mes amis (短編集, 2004)
- Autoportrait en vert (2005)
- Mon cœur a l'étroit (2007)
- Trois femmes puissantes (2009)
- Ladivine (2013)
- La Cheffe, roman d'une cuisinière (2016)
- La vengeance m’appartient (2022)
翻案
- 『ホワイト・マテリアル』脚本(共作)
- 『Saint Omer』脚本(共作、2022年、フランス代表作に選出)
作品の翻訳
- 三人の強い女性(英訳:Three Strong Women)
- ラディヴィーヌ(英訳:Ladivine)
- ザ・シェフ(英訳:The Cheffe)
- 復讐は私のもの(英訳:Vengeance is Mine)
作風・主題
- 文体
- 緻密で観察眼の鋭い文体時に実験的な語りの構造感情の逸脱と不在を描く冷静な筆致
- 頻出モチーフ
- 家族の崩壊アイデンティティとルーツ暴力とその余波ディアスポラと移民経験
評価・遺産
マリー・ンディアイはフランス現代文学を代表する作家の一人であり、2009年のPrix Goncourt受賞や劇作『Papa doit manger』がコメディ・フランセーズのレパートリーに加わるなど、文学的・演劇的領域で幅広い影響を与えている。作品は家族・アイデンティティ・暴力を巡る深い洞察で評価され、国際的にも多くの翻訳と受賞歴を持つ。
大衆文化への影響
- 脚本参加した映画『Saint Omer』(2022年)がフランスのアカデミー賞国際部門代表に選出
引用
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「私はフランスを醜悪だと感じる。選挙直後、私たちはベルリンに住むことを選んだが、それは無関係ではない。」
出典: Les Inrockuptibles(インタビュー, 2009年8月30日) (2009年)
豆知識
- 17歳で処女作『Quant au riche avenir』を出版した。
- 劇『Papa doit manger』は現存する女性作家による作品としてコメディ・フランセーズのレパートリーに加わった数少ない例の一つである。
- 兄に政治学者のパップ・ンディアイ(Pap Ndiaye)がいる。
- 映画『White Material』(2009)や『Saint Omer』(2022)で脚本に参加している。