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サンドロ・ヴェロネーシ

サンドロ・ヴェロネーシ

Sandro Veronesi

プロフィール

性別
男性
生誕
フィレンツェ, イタリア
国籍
イタリア
言語
イタリア語

経歴

職業
小説家, 作家, ジャーナリスト
活動期間
1984年〜
所属
ファンダンゴ・リブリ(Fandango Libri)創設者の一人, ウェブラジオ Radiogas(創設)

学歴

フィレンツェ大学
建築学部
学位: 学位(建築)
国: イタリア
建築の学位取得後に作家の道へ進む

受賞歴

プレミオ・ストレーガ(Premio Strega)
2006
対象作品: 『カオス・カルモ(Caos calmo)』
主催: Premio Strega 関係団体
結果: 受賞
プレミオ・ストレーガ(Premio Strega)
2020
対象作品: 『イル・コリブリ(Il colibrì)/The Hummingbird』
主催: Premio Strega 関係団体
結果: 受賞
プレミオ・ヴィアレッジョ(Premio Viareggio)
2000
対象作品: 『過去の力(La forza del passato)』
主催: Premio Viareggio 関係団体
結果: 受賞
プレミオ・カンピエッロ(Premio Campiello)
2000
対象作品: 『過去の力(La forza del passato)』
主催: Premio Campiello 関係団体
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: La forza del passato

    主人公が家族の過去と向き合い、過去の出来事が現在の生活や人間関係にどのように影響を与えるかを描く物語。記憶と贖罪、親子関係が主要なテーマとなっている。

    家族記憶アイデンティティ過去と現在
  1. 見知らぬ男との偶然の出会いから、主人公の家族と過去にひそむ秘密が崩れ始める小説。父親、結婚、記憶という安定したはずの土台が、ひとつの告白で揺らいでいく。

    過去の一言が、いまある生活の輪郭を一気に崩していく。

    283ページ
    家族記憶心理劇サスペンス
  1. 受賞作: Caos calmo

    『Caos calmo(静かな混沌)』は、妻の死によって人生が揺らいだ主人公が、日常の細部に身を置いて観察と内省を繰り返す中で喪失と再生の道をたどる物語である。抑制の効いた筆致と観察的な視点で、悲嘆や孤独、希望の芽生えを繊細に描く。

    喪失再生家族日常観察
  2. 受賞作: Il colibrì

    連続する喪失と救済を通して一人の男性の生涯を描く物語。断片的な出来事が積み重なり主人公の内面を照らす構成で、家族関係や悲嘆、回復の微妙な過程を繊細な筆致で描き出す。

    家族喪失再生個人史
  1. 受賞作: Zeldzame aarden

    家族や失われた土地を巡る物語を通じて、個人の過去と社会の変容を描く長篇。ユーモアと悲哀を帯びた視点で現代イタリア社会の内面を掘り下げ、再生と喪失を問う作品。

    家族喪失再生イタリア社会

作品

代表作

『イル・コリブリ』

2019年 小説

中年の主人公たちを巡る複数のエピソードが交錯し、記憶と喪失、再生を扱う長篇小説。2020年にプレミオ・ストレーガを受賞。

記憶喪失再生家族関係
翻訳
  • 英語版の情報あり

『カオス・カルモ(Caos calmo)』

2005年 小説

妻を亡くした主人公ピエトロが日常の境界を見直し、娘の学校の前に居座るという非典型的な行動を通して再生を模索する物語。2006年のプレミオ・ストレーガ受賞作。

喪失と悲嘆日常の断片化再出発
映像化・舞台化
  • [映画] 『カオス・カルモ(Caos calmo)』 / Antonello Grimaldi (2008)
翻訳
  • 英語訳『Quiet Chaos』

『過去の力(La forza del passato)』

2000年 小説

死んだ父親についての記憶と再検証を通して息子が自己と父の真実を問い直す物語。プレミオ・ヴィアレッジョとプレミオ・カンピエッロを受賞。

家族の秘密記憶自己認識

『Gli sfiorati』

1990年 小説

再編された家族を舞台に世代間の緊張やローマの混沌とした都市生活を描く。実験的な要素と幻想的な描写が混在する作品。

世代間の葛藤都市の断片家族

『Il resto del cielo』

1984年 詩集

25篇の短い詩からなる詩集。作者にとって唯一の詩作品集であり、コミュニケーションの問題や対立の共存をテーマにする。

コミュニケーション対立の共存

全著作

  • 『Il resto e il cielo』 (1984)
  • 『Per dove parte questo treno allegro』 (1988)
  • 『Gli sfiorati』 (1990)
  • 『Venite venite B-52』 (1995)
  • 『La forza del passato』 (2000)
  • 『Ring City』 (2001)
  • 『No Man's Land』 (2003)
  • 『Caos calmo』 (2005)
  • 『Brucia Troia』 (2007)
  • 『XY』 (2010)
  • 『Baci scagliati altrove』 (2011)
  • 『Terre rare』 (2014)
  • 『Non dirlo. Il Vangelo di Marco』 (2015)
  • 『Il colibrì』 (2019)
  • 多数のノンフィクションおよびエッセイ集(例:Cronache italiane、Occhio per occhio、Live)

翻案

  • 小説『Caos calmo』の映画化(2008)

作品の翻訳

  • 『La forza del passato』英訳: The Force of the Past(訳者: Alastair McEwen)
  • 『Caos calmo』英訳: Quiet Chaos

作風・主題

文体
内面描写を重視する文体意識の流れ的な語り比喩的・象徴的表現の使用
頻出モチーフ
父と子の関係喪失と悲嘆記憶と再生都市生活の断片

評価・遺産

サンドロ・ヴェロネシは現代イタリア文学を代表する作家の一人であり、家族や記憶、喪失を主題にした作品群で知られる。プレミオ・ストレーガを二度受賞するなど高い評価を受け、映像化や国際翻訳も多数ある。

大衆文化への影響

  • 『Caos calmo』は映画化され、一般文化にも影響を与えた

豆知識

  • Fandango Libri(出版社)を共同で創設した。
  • 2010年、新刊の宣伝のためにイタリア語版ウィキペディアに架空の記事を挿入したと報道され、謝罪している。