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第3回(2015年) 受賞受賞作: Tram 83
架空都市を舞台に、バー『Tram 83』を中心に群像劇として展開する長編。音楽・闇経済・暴力が交錯する夜の世界を通じて、都市の欲望と混沌を鮮烈な文体で描き出し、ポストコロニアリズム的な社会の断面を浮き彫りにする。
都市文学ポストコロニアリズム暴力音楽
フィストン・ムワンザ・ムジラ
フィストン・ムワンザ・ムジラ
Fiston Mwanza Mujila
ペンネーム:
フィストン・ナッサー・ムワンザ・ムジラ(公式のフルネーム表記)
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1981 (ルブンバシ(コンゴ民主共和国))
- 国籍
- コンゴ民主共和国
- 言語
- フランス語
- 居住地歴
- グラーツ、オーストリア
経歴
- 職業
- 小説家, 詩人, 劇作家, 研究者, 講師
- 活動期間
- 2009年〜
- ノミネート
- マン・ブッカー国際賞 ロングリスト(2016)
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2009 | フランコフォニー大会 文学金メダル | 「The Night」 | — | フランコフォニー大会 | winner |
| 2015 | Etisalat文学賞(Etisalat Prize for Literature) | 『Tram 83』 | — | Etisalat Prize 運営委員会 | winner |
| 2016 | 文学協会大賞(Belles-Lettres 部門) | 『Tram 83』 | Belles-Lettres | Grands prix des associations littéraires | winner |
| 2017 | ドイツ国際文学賞(International Literature Award) | 『Tram 83』 | — | ドイツ国際文学賞 運営委員会 | winner |
| 2024 | 全米図書賞 翻訳文学部門(最終候補) | (英訳)『La Danse du Vilain』 | Translated Literature | National Book Foundation | finalist |
フランコフォニー大会 文学金メダル
2009
対象作品:
「The Night」
主催:
フランコフォニー大会
結果:
winner
Etisalat文学賞(Etisalat Prize for Literature)
2015
対象作品:
『Tram 83』
主催:
Etisalat Prize 運営委員会
結果:
winner
文学協会大賞(Belles-Lettres 部門)
2016
対象作品:
『Tram 83』
部門:
Belles-Lettres
主催:
Grands prix des associations littéraires
結果:
winner
ドイツ国際文学賞(International Literature Award)
2017
対象作品:
『Tram 83』
主催:
ドイツ国際文学賞 運営委員会
結果:
winner
全米図書賞 翻訳文学部門(最終候補)
2024
対象作品:
(英訳)『La Danse du Vilain』
部門:
Translated Literature
主催:
National Book Foundation
結果:
finalist
受賞・候補エディション
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第3回(2015年) 受賞受賞作: Tram 83
匿名のアフリカ大都市を舞台に、バー「Tram 83」を中心とした夜の世界とその住人たちの交錯を詩的かつ激烈な文体で描く。欲望と暴力、資本主義の論理に翻弄される人物群の運命が断片的に紡がれ、社会の矛盾と人間の業が鮮烈に浮かび上がる。
都市文学資本主義批判欲望と暴力移民ナイトライフ
ナショナル・ブック賞(翻訳文学)
1回登壇
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第7回(2024年) 候補受賞作: The Villain's Dance
混沌と暴力が日常を侵食するコンゴを背景に、音楽と身体のリズムが物語を駆動する。熱気とユーモアを帯びた文体が、社会の断片を一気に走らせる。
踊りのリズムが、混乱した世界の脈動になる。
207ページコンゴ音楽暴力リズム社会
作品
代表作
『Le Fleuve dans le Ventre / Der Fluß im Bauch』
2013年 詩集(二言語) 114ページ独特のリズムと音感を持つ詩篇を集めた二言語詩集。フランス語原文とドイツ語訳を併載し、身体と河をめぐる象徴的イメージが展開される。
身体川音楽性
『Tram 83』
2014年 長編小説 224ページ中央アフリカの架空都市を舞台に、夜の酒場「Tram 83」を中心として繰り広げられる暴力と欲望、音楽と生の喧騒を描く。リズミカルで音楽的な文体が特徴で、ポストコロニアルな混沌を鮮烈に表現する。
都市夜の文化腐敗音楽ポストコロニアリズム
翻訳
- 英語(Roland Glasser 訳)
- イタリア語版
- カタルーニャ語版
- オランダ語版
- スウェーデン語版
- スペイン語版
- ドイツ語版
『La Danse du Vilain』
2020年 小説(要約)都市と暴力、個人の欲望と集団の歴史が交錯する物語。英訳はRoland Glasserによって出版され、国際的な評価を得た。
暴力都市記憶
翻訳
- 英語訳(Roland Glasser 訳)
全著作
- Le Fleuve dans le Ventre / Der Fluß im Bauch(2013)
- Tram 83(フランス語初版 2014、英訳 2015)
- Et les moustiques sont des fruits à pépins / Te voir dressé sur tes deux pattes ne fait que mettre de l’huile au feu(劇、2015)
- La Danse du Vilain(2020)
作品の翻訳
- 『Tram 83』 - 英語版(Roland Glasser 訳)、イタリア語、カタルーニャ語、オランダ語、スウェーデン語、スペイン語、ドイツ語
- 『La Danse du Vilain』 - 英語訳(Roland Glasser)
作風・主題
- 文体
- リズミカルで音楽的な文体断片的かつテンポの速い語り
- 頻出モチーフ
- 夜の酒場音楽肉体と欲望都市の荒廃
評価・遺産
ムジラはアフリカ現代文学の重要な新声として評価され、特に『Tram 83』は国際的に翻訳され高く評価された。ヨーロッパや英語圏での受容によりコンゴ出身作家としての注目を高めた。
大衆文化への影響
- 『Tram 83』の英訳は国際的なレビューで取り上げられ、現代アフリカ文学の紹介作品となった。
豆知識
- 出生地はコンゴ民主共和国ルブンバシ。
- 2015年のEtisalat賞を受賞(2016年3月に授賞式)。
- 『Tram 83』は多言語に翻訳され国際的に評価された。
- グラーツ(オーストリア)在住でアフリカ文学を教える。