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受賞作: I Hadn't Meant to Tell You This (I Hadn't Meant to Tell You This)
友情や家族の秘密が交差する思春期の物語。社会的背景の違いや誤解を通じて登場人物が互いに影響を与えあい、共感と成長を経験する姿を繊細に描く。
友情家族思春期アイデンティティ -
第79回(2013年) 受賞受賞作: Each Kindness
学校を舞台にした絵本で、小さな親切が持つ重みと、その機会を失ったときに残る後悔を静かに描く。主人公が新しい転校生に対して取った行動を振り返ることで、思いやりや共感の大切さを子どもに考えさせる教育的な物語。
思いやりいじめ共感教育人間関係 -
第91回(2019年) 受賞受賞作: The Day You Begin
異なることや孤立感を抱える子どもたちが、自分の経験や声を共有する勇気を見つける様子を描く絵本。新しい環境で感じる不安や恥ずかしさに寄り添い、他者との共感とつながりを促す温かな物語。
多様性自己肯定感包摂勇気共感
ジャクリーン・ウッドソン
ジャクリーン・ウッドソン
Jacqueline Woodson
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1963-02-12 (アメリカ合衆国・オハイオ州コロンバス)
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- オハイオ州コロンバス → オハイオ州ネルソンヴィル → サウスカロライナ州グリーンビル → ニューヨーク州ブルックリン(子ども時代から) → ニューヨーク州ブルックリン・パークスロープ(現住所)
経歴
- 職業
- 作家, 児童文学・ヤングアダルト作家
- 活動期間
- 1990年〜2025年
- 影響を受けた人物
- ジェームズ・ボールドウィン, ヴァージニア・ハミルトン, ニッキ・ジョヴァンニ, トニ・モリソン, ローザ・ガイ, ルイーズ・メリウェザー, 高校の英語教師(ミスター・ミラー)
- 影響を与えた人物
- アン・ナ(作家)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| アデルファイ大学 | — | — | — | — | アメリカ合衆国 |
| ザ・ニュー・スクール | — | — | — | — | アメリカ合衆国 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014 | ナショナル・ブック・アワード(ヤング・ピープルズ・リテラチャー) | Brown Girl Dreaming | Young People's Literature | ナショナル・ブック・ファンデーション | winner |
| 2006 | ニューべリー・オナー | Show Way | — | アメリカ図書館協会(ALSC) | honor |
| 2008 | ニューべリー・オナー | Feathers | — | アメリカ図書館協会(ALSC) | honor |
| 2009 | ニューべリー・オナー | After Tupac and D Foster | — | アメリカ図書館協会(ALSC) | honor |
| 2015 | ニューべリー・オナー | Brown Girl Dreaming | — | アメリカ図書館協会(ALSC) | honor |
| 2018 | オーストリッド・リンドグレーン記念賞 | — | — | オーストリッド・リンドグレーン記念財団 | winner |
| 2020 | ハンス・クリスチャン・アンデルセン賞 | — | — | 国際児童図書評議会(IBBY) | winner |
| 2020 | マッカーサー・フェローシップ(MacArthur Fellowship) | — | — | マッカーサー財団 | winner |
| 2006 | マーガレット・A・エドワーズ賞 | — | — | ヤングアダルト図書サービス部(YALSA)/アメリカ図書館協会 | winner |
| 2001 | コレッタ・スコット・キング賞(受賞・オナー含む) | Miracle's Boys | — | アメリカ図書館協会(ALA) | winner |
受賞・候補エディション
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第8回(1996年) 受賞受賞作: From the Notebooks of Melanin Sun
少年メラニン・サンが家族の変化と向き合う姿を、日記形式でたどるヤングアダルト小説。自分の気持ちを言葉にすることが、世界の見え方を変えていく。
言葉にすることで、揺れる家族関係が見えてくる。
160ページヤングアダルト家族自己発見人種
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第21回(2000年) 受賞受賞作: Miracle's Boys
家族の喪失と再生をテーマにしたヤングアダルト小説。三兄弟が互いに支え合いながら過去と向き合い、希望と和解へと歩む心の物語。
133ページ家族成長喪失希望
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第32回(2001年) 受賞受賞作: Miracle's Boys
都市部で育つ兄弟たちの喪失と再生を描くYA小説。家族の絆や許し、責任をテーマに、若者たちの視点から人間関係の複雑さと回復力を描写する。
家族喪失と回復成長都市生活アイデンティティ -
第46回(2015年) 受賞受賞作: Brown Girl Dreaming
詩の形式で綴られた自伝的作品。1960〜70年代における著者の幼少期や家族、言葉とアイデンティティの形成を美しいリズムとイメージで描き、読者にルーツと誇りを問いかける。
自伝詩人種成長家族 -
第52回(2021年) 受賞受賞作: Before the Ever After
元プロスポーツ選手の父が受けた外傷性脳障害が家族に与える影響を、少年の視点から詩的に描く中編小説。記憶、喪失、家族のつながりと癒しが主題となっている。
家族喪失記憶健康とスポーツ
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第22回(2012年) 受賞受賞作: 児童・若年読者向け文学への功績
本賞は1991年に創設され、児童およびヤングアダルト向け文学の分野に重要な貢献をした著者に贈られる。受賞は特定の単一作品ではなく、受賞者の業績全体に対して行われる。
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第94回(2015年) 候補受賞作: Brown Girl Dreaming
詩のかたちで綴られる回想録として、南部とニューヨークを行き来した少女時代と、黒人として生きる感覚の芽生えを描く。
言葉が、自分の居場所を探す道になる。
368ページ成長記憶詩公民権時代
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第15回(2015年) 栄誉受賞作: Brown Girl Dreaming
著者の子ども時代や成長過程を詩形式で綴った回想記。人種や家族、故郷への思いを率直に描き、若い読者の共感を呼ぶ作品。
回想録人種とアイデンティティ詩
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第16回(2018年) 受賞受賞作: Brown Girl Dreaming
ジャクリーン・ウッドソンが、サウスカロライナとニューヨークで過ごした子ども時代を自由詩で綴る自伝的作品。公民権運動の時代に黒人の少女として育つ経験、家族の記憶、言葉を獲得して作家になるまでの道のりが、短い詩の連なりとして描かれる。
二つの土地のあいだで揺れながら、少女は言葉の中に自分の居場所を見つけていく。
336ページ自伝自由詩人種とアイデンティティ家族公民権運動
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第23回(2018年) 受賞受賞作: Brown Girl Dreaming
詩の連作で綴る自伝的作品。幼少期の記憶や家族との関係、アメリカにおける人種的な経験が率直に描かれ、言葉と声の力を通じてアイデンティティの形成を示す。
家族人種とアイデンティティ記憶詩
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第33回(2020年) 受賞受賞作: Brown Girl Dreaming
アフリカ系アメリカ人の少女時代を、詩でたどる自伝的作品。
アフリカ系アメリカ人としての少女時代を詩的に綴った自伝的詩集。
368ページ家族人種とアイデンティティ成長詩
作品
代表作
Miracle's Boys
2000年 ヤングアダルト小説3人の兄弟が家族の喪失と困難に向き合いながら成長する物語。都市の現実と家族の絆を描く。
- [テレビ・ミニシリーズ] Miracle's Boys(ミニシリーズ) / Spike Lee 他 (2005)
Show Way
2006年 児童書(絵本)黒人女性たちの世代を超えた物語を、家族の歴史と希望の象徴である「ショー・ウェイ」という織り模様で語る絵本。
Feathers
2007年 ミドルグレード小説思いやりと希望をテーマにした学校生活を描く短めの小説。あるクラスに転校生が来たことで起きる変化を描く。
After Tupac and D Foster
2008年 ミドルグレード/ヤングアダルト1990年代のブルックリンを舞台に、友情とアイデンティティ、音楽の影響を描く物語。
Brown Girl Dreaming
2014年 ヴァースノヴェル(詩的自伝)作者の少年時代と成長を詩的なヴァースで描いた自伝的作品。人種、家族、帰属意識の形成を描く。
Another Brooklyn
2016年 成人向け小説1970年代のブルックリンを背景に、友情と失われた青春、記憶を巡る物語。
Red at the Bone
2019年 成人向け小説3世代にわたる黒人家族を描き、家族史やトラウマ、アメリカ現代史の影響を織り込む作品。
全著作
- Last Summer with Maizon (1990)
- Maizon at Blue Hill (1992)
- Between Madison and Palmetto (1993)
- I Hadn't Meant to Tell You This (1994)
- From the Notebooks of Melanin Sun (1995)
- Miracle's Boys (2000)
- Show Way (2006)
- Feathers (2007)
- After Tupac and D Foster (2008)
- Brown Girl Dreaming (2014)
- Another Brooklyn (2016)
- Red at the Bone (2019)
翻案
- Miracle's Boys(テレビ・ミニシリーズ、2005)
作風・主題
- 文体
- 詩的で簡潔なヴァースノヴェルの手法詳細な風景描写と場面の即時性若年読者に向けた直接的で感情に訴える文体
- 頻出モチーフ
- 家族と世代のつながり人種と歴史自己探求とアイデンティティ希望と回復
評価・遺産
ジャクリーン・ウッドソンは、児童文学とヤングアダルト文学の領域で多様性と共感を拡げた重要な作家である。人種、ジェンダー、家族、経済的背景を織り込んだ作品群は教育現場でも評価され、多数の主要賞を受賞している。
関連学会
- アメリカ図書館協会(ALA)
- ヤングアダルト図書サービス部(YALSA)
資料所蔵先
- ジャクリーン・ウッドソン・ペーパーズ(サウスフロリダ大学)
大衆文化への影響
- Miracle's Boys のテレビ化(2005)はテレビ視聴者層にも作品を広めた
引用
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私は自分が慣れ親しんだコミュニティや、慣れ親しんだ人々について書きたかった。色彩豊かなコミュニティについて、女の子について、友情について書きたかった。
出典: インタビュー(Jennifer M. Brown、Publishers Weekly) (2002年) -
子どもや若者に向けて書くとき、書き方はより直接的で『今』を表現する必要がある。思春期はすべてが大きく、全てが重要に感じられるのだ。
出典: NPR インタビュー (2004年)
豆知識
- コロンバス(オハイオ州)生まれ
- パートナーは医師のジュリエット・ウィドフ(Juliet Widoff)
- 子どもが2人いる
- 2015–2017年にYoung People's Poet Laureateを務めた
- 2018–2019年にLibrary of CongressのNational Ambassador for Young People's Literatureを務めた