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マーカス・フランク・ズサック

マーカス・フランク・ズサック

Markus Zusak

プロフィール

性別
男性
生誕
1975-06-23 (オーストラリア・シドニー)
国籍
オーストラリア, ドイツ系
言語
英語
居住地歴
シドニー(オーストラリア)

経歴

職業
作家, 小説家
活動期間
1999年〜

学歴

エンギンデイン高校
国: オーストラリア
在学後、一時的に英語教師として戻ったことがある
ニューサウスウェールズ大学
英語・歴史
学位: Bachelor of Arts; Diploma of Education
国: オーストラリア
英語と歴史を専攻

受賞歴

マーガレット・エドワーズ賞
2014
対象作品: 『Fighting Ruben Wolfe』『When Dogs Cry』『The Messenger』『本泥棒』
主催: アメリカ図書館協会(YALSA)
結果: Winner
The Sydney Morning Herald 若手オーストラリア人作家賞(Young Australian Novelist of the Year)
2006
主催: The Sydney Morning Herald
結果: Winner
児童書賞(Older Readers)
2001
対象作品: 『Fighting Ruben Wolfe』
主催: オーストラリア児童書評議会(CBCA)
結果: Honor
児童書賞(Older Readers)
2002
対象作品: 『When Dogs Cry』
主催: オーストラリア児童書評議会(CBCA)
結果: Honor
児童書賞(Older Readers)
2003
対象作品: 『The Messenger(メッセンジャー)』
主催: オーストラリア児童書評議会(CBCA)
結果: Winner
ニューサウスウェールズ州プレミア文学賞(エセル・ターナー賞)
2003
対象作品: 『The Messenger(メッセンジャー)』
部門: Young People's Literature
主催: New South Wales Premier's Literary Awards
結果: Winner
マイケル・L・プリンツ賞
2007
対象作品: 『本泥棒』
主催: YALSA / アメリカ図書館協会
結果: Honor
ドイツ児童文学賞(Jugendjury)
2007
対象作品: 『本泥棒』
部門: Jugendjury
主催: Deutscher Jugendliteraturpreis
結果: Winner
ドイツ児童文学賞(Jugendjury)
2009
対象作品: 『本泥棒』
部門: Jugendjury
主催: Deutscher Jugendliteraturpreis
結果: Winner
Cybils賞
2006
対象作品: 『本泥棒』
部門: Young Adult Fiction
主催: Cybils
結果: Finalist
キャスリーン・ミッチェル賞
2006
主催: Kathleen Mitchell Trust
結果: Winner
ナショナル・ジュイッシュ・ブック・アワード(児童・ヤングアダルト部門)
2006
対象作品: 『本泥棒』
主催: ユダヤ書籍評議会
結果: Winner
エナ・ノエル奨励賞
2008
主催: IBBY Australia(ALIA関連)
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: I Am the Messenger
  2. 受賞作: The Book Thief

    ナチス・ドイツを舞台に、少女リーゼルが読み書きを覚え、言葉と本を盗みながら戦争の中で人間らしさをつなぎとめようとする。死の視点で語られる、破壊と温かさが同居する物語。

    戦争読書喪失抵抗人間性
  1. 受賞作: Der Joker (The Messenger)

    日常の中で予期せぬ出来事が主人公に投げかけられる物語。成長や責任、他者への思いやりといったテーマを通じて読者に問いを投げかけるヤングアダルト作品。

    成長責任友情
  2. 受賞作: Die Bücherdiebin (The Book Thief)

    第二次世界大戦下のドイツを舞台に、本と物語が人々に与える力を描く歴史小説。友情や喪失、希望を通じて読者に深い感動を与える作品。

    戦争希望文学の力

作品

代表作

本泥棒

2005年 歴史小説、ヤングアダルト 552ページ

第二次世界大戦期のドイツを舞台に、死神が語り手となって語られる少女リーゼル・メミンガーの成長と喪失の物語。言葉と本の力、友情、家族、戦争の残酷さが描かれる。

戦争死と生言葉と言語の力友情成長(Coming of age)
映像化・舞台化
  • [映画] 本泥棒(映画) / Brian Percival (2013)
翻訳
  • 40以上の言語に翻訳された国際的ベストセラー

メッセンジャー(I Am the Messenger)

2002年 ヤングアダルト、現代小説

平凡な配達人エド・ケネディが奇妙なカードを受け取り、それに導かれて他者を助ける使命を果たすうちに自己理解を深めていく物語。ユーモアと人間ドラマを併せ持つ。

責任自己発見善意と行動
映像化・舞台化
  • [テレビシリーズ] メッセンジャー(テレビシリーズ) (2023)
翻訳
  • 英語版のほか多言語に翻訳

クレイの橋

2018年 家族小説、文学作品

クレイ兄弟と父親の過去を巡る壮大な家族の物語。建設する橋を巡る象徴的なモチーフを通して、喪失と癒やし、記憶が描かれる。

家族喪失と癒やし記憶
翻訳
  • Junior Library Guild 選定作品

The Underdog

1999年 ヤングアダルト

ズサックの処女作にあたる短編的な物語で、ルーベン・ウルフ兄弟らを中心に家族や貧困、成長を描く。

家族成長友情

Fighting Ruben Wolfe

2000年 ヤングアダルト

ウルフ兄弟の関係とボクシングを通じて家族や誇り、挫折を描く。

兄弟愛闘志家族

When Dogs Cry(Getting the Girl)

2001年 ヤングアダルト

家族・友情・初恋をテーマに、若者の心の動きを繊細に描いた物語。

恋愛家族成長

Three Wild Dogs and the Truth

2024年 ノンフィクション、回想録的エッセイ

ズサックがメモワール風に綴った短いエッセイ集。個人的な記憶や日常の断片を扱う。

回想個人的記憶創作の過程

全著作

  • The Underdog(1999)
  • Fighting Ruben Wolfe(2000)
  • When Dogs Cry(2001)
  • I Am the Messenger / The Messenger(2002)
  • 本泥棒(The Book Thief)(2005)
  • Bridge of Clay(2018)
  • Three Wild Dogs and the Truth(2024)

翻案

  • 本泥棒(映画、2013)
  • メッセンジャー(テレビシリーズ、2023)

作品の翻訳

  • 『本泥棒』日本語版
  • 『メッセンジャー』日本語版

作風・主題

文体
詩的で叙情的な語り口比喩や象徴を多用する死を語り手に据えるユニークな視点
頻出モチーフ
本と読み書き色彩イメージ死と運命家族の絆

評価・遺産

ズサックは『本泥棒』などの作品を通じて世界的な評価を得た。作品は40以上の言語に翻訳され、映画化やテレビ化も行われ、ヤングアダルト文学における重要な作家の一人と見なされている。

関連学会

  • Young Adult Library Services Association(YALSA)に評価される作家の一人
  • Children's Book Council of Australia による選定歴あり

大衆文化への影響

  • 『本泥棒』の映画化(2013)
  • 『メッセンジャー』のテレビシリーズ化(2023)

引用

  • 私は言葉を憎み、言葉を愛した。そして言葉を正しく使えたと願っている。
    出典: 『本泥棒』 (2005年)

豆知識

  • 両親は移民で、母はドイツ出身、父はオーストリア出身である。
  • シドニーで生まれ育ち、Engadine High Schoolに通った。
  • 妻はMika Zusak、子どもが3人いる。
  • 2014年にマーガレット・エドワーズ賞を受賞した。
  • 2013年に『本泥棒』が映画化された。