世界・海外・国外の文学賞

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ピーター・コンスタンティン

ピーター・コンスタンティン

Pītā Konsutantīn

プロフィール

性別
男性
生誕
1963 (イングランド、ロンドン)
国籍
アメリカ合衆国, イギリス
言語
英語, ドイツ語, ロシア語, フランス語, 現代ギリシャ語, 古代ギリシャ語, イタリア語, アルバニア語, オランダ語, スロベニア語
居住地歴
ギリシャ:アテネ(幼少期〜青年期) → アメリカ合衆国(1983年以降)

経歴

職業
文学翻訳者, 著者, 編集者
活動期間
1990年〜
影響を受けた人物
トーマス・マン, アントン・チェーホフ, フョードル・ドストエフスキー, アイザック・バベル

受賞歴

PEN/Book-of-the-Month Club 翻訳賞
1998
対象作品: トーマス・マン:初期短編6篇(訳)
主催: PEN アメリカ
結果: 受賞
National Translation Award
1999
対象作品: 『発見されざるチェーホフ』(訳)
主催: American Literary Translators Association
結果: 受賞
Koret Jewish Book Award
2002
対象作品: 『アイザック・バベル全集』(編集・訳)
主催: Koret 財団
結果: 受賞
National Jewish Book Award(引用)
2002
対象作品: 『アイザック・バベル全集』(編集・訳)
主催: National Jewish Book Council
結果: 引用(citation)
Hellenic Association of Translators of Literature Prize
2005
対象作品: Stylianos Harkianakis『Mother』(訳)
主催: ギリシャ文学翻訳者協会
結果: 受賞
Helen and Kurt Wolff 翻訳賞
2007
対象作品: Benjamin Lebert『The Bird Is a Raven』(訳)
主催: Goethe-Institut(協賛)
結果: 受賞
名誉博士(人文博士:Doctor of Humane Letters)
2016
主催: コネチカット大学
結果: 授与

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Bird is a Raven

    ベンヤミン・レバートの作品の英訳。青年期の混乱やアイデンティティの模索を独白的な語りで描き、ユーモアと哀愁が交錯する。翻訳は原作の語り口と比喩を生き生きと英語に移している。

    青春アイデンティティ孤独

作品

代表作

トーマス・マン:初期短編6篇(訳)

1997年 文学翻訳(短編)

トーマス・マンの初期短編集を英語に翻訳し、作家の初期作における主題と文体の特徴を丁寧に再現した作品。

人間心理社会批評初期モダニズム

発見されざるチェーホフ(訳)

1998年 文学翻訳(短編)

チェーホフのあまり知られていない短編を英語へ訳出し、原作の諧謔や繊細な心理描写を伝えることを重視した選集。

ロシア社会人間の孤独ユーモアと悲哀

アイザック・バベル全集(編集・訳)

2002年 文学編集・翻訳(短篇・連作)

編集者として選集を編み、バベルの短篇・連作を英訳で提示した決定版的仕事。評価され多数の賞を受けた。

戦争と暴力ユダヤ人の経験都市と軍隊

The Bird Is a Raven(訳)

2006年 文学翻訳(小説)

Benjamin Lebert の長編を英語に翻訳。現代若者の感情や行動を生き生きと訳出した。

成長アイデンティティ青年期の混乱

全著作

  • Japanese Street Slang(1992)
  • Japanese Slang: Uncensored(1994)
  • Thomas Mann: Six Early Stories(1997、訳)
  • The Undiscovered Chekhov(1998–2001、各版)
  • The Complete Works of Isaac Babel(2002、編集・訳)
  • The Bird Is a Raven(2006、訳)
  • The Essential Writings of Machiavelli(2007、訳)

翻案

  • 舞台翻訳:チェーホフ作品など(1998年以降)

作風・主題

文体
原文の文体と音調を尊重する忠実な翻訳志向古典的・現代的な語り口の再現に注意を払う言語間のニュアンスを丁寧に伝える筆致
頻出モチーフ
言語そのものへの関心作家の声の再現異文化間の橋渡し

評価・遺産

ピーター・コンスタンティンは多数の言語からの翻訳で知られる国際的に評価された文学翻訳者であり、原文の文体や音調を忠実に再現することで高い評価を得ている。学術的編集や舞台翻訳でも実績があり、翻訳界における重要な存在である。

引用

  • 私は常に言語そのものに興味を持ってきた。トーマス・マン、チェーホフ、ドストエフスキー、バベルといった巨匠と仕事をすることは特にやりがいがあり、翻訳者は彼らの効果を再現しようと翻訳を精力的に練り上げなければならない。
    出典: Contemporary Authors(略歴、2007) (2007年)

豆知識

  • 1963年ロンドン生まれ。母はオーストリア出身、父はトルコ系およびギリシャ系の血を引くイギリス人。
  • 幼少期をギリシャのアテネで過ごし、1983年にアメリカへ移住。
  • 多言語からの文学翻訳を専門とし、編集や舞台翻訳の実績もある。
  • 2016年にコネチカット大学から名誉博士号を受章。