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第22回(1984年) 受賞受賞作: The Name of the Rose
ウンベルト・エーコによる歴史的ミステリ長篇の英訳。中世修道院を舞台に、写本や宗教的論争を巡る謎解きと連続殺人が絡み合い、記号学的・哲学的な問いを織り交ぜた物語を英語読者に紹介する翻訳。
歴史ミステリ記号学宗教中世知の探求 -
第30回(1990年) 受賞受賞作: Foucault's Pendulum
ウンベルト・エーコの長篇の英訳。陰謀論や象徴学、秘儀的知識を巡る知的なゲームが次第に現実を侵食していく様を描く複雑な小説で、引用や言葉遊びの多い原文を英語読者に読みやすく解きほぐした翻訳である。
陰謀論象徴学知識と権力ポストモダン文化批評
ウィリアム・ウィーバー
ウィリアム・ウィーバー
Wiriamu Wīhā
別名:
William Fense Weaver
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1923-07-24 (バージニア州)
- 死没
- 2013-11-12 (ニューヨーク州ラインべック) 90歳
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語, イタリア語
- 居住地歴
- ローマ、イタリア → ニューヨーク州、アメリカ合衆国
経歴
- 職業
- 翻訳家, 文学教授, オペラ解説者
- 活動期間
- 1950年〜2013年
- 所属
- バード大学
- 所属団体
- アメリカ芸術アカデミー会員
- 影響を受けた人物
- エルサ・モランテ, アルベルト・モラヴィア
- 影響を与えた人物
- ジェフリー・ブロック
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| プリンストン大学 | — | — | B.A. | — | アメリカ合衆国 |
| サピエンツァ・ローマ大学 | — | — | — | 1949年(大学院研究) | イタリア |
プリンストン大学
学位:
B.A.
卒業年:
1946
国:
アメリカ合衆国
summa cum laude(最優秀卒業)
サピエンツァ・ローマ大学
期間:
1949年(大学院研究)
卒業年:
1949
国:
イタリア
大学院研究
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1969 | 全米図書賞(翻訳部門) | 宇宙コミックス | Translation | 全米図書財団 | 受賞 |
| 1984 | PEN/ブック・オブ・ザ・マンス・クラブ翻訳賞 | 薔薇の名前 | — | PENアメリカ | 受賞 |
| 1990 | PEN/ブック・オブ・ザ・マンス・クラブ翻訳賞 | フーコーの振り子 | — | PENアメリカ | 受賞 |
| 1991 | PEN/ラルフ・マンハイム翻訳メダル | — | — | PENアメリカ | 受賞 |
全米図書賞(翻訳部門)
1969
対象作品:
宇宙コミックス
部門:
Translation
主催:
全米図書財団
結果:
受賞
PEN/ブック・オブ・ザ・マンス・クラブ翻訳賞
1984
対象作品:
薔薇の名前
主催:
PENアメリカ
結果:
受賞
PEN/ブック・オブ・ザ・マンス・クラブ翻訳賞
1990
対象作品:
フーコーの振り子
主催:
PENアメリカ
結果:
受賞
PEN/ラルフ・マンハイム翻訳メダル
1991
主催:
PENアメリカ
結果:
受賞
受賞・候補エディション
PEN/ラルフ・マンハイム翻訳メダル
1回登壇
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第4回(1991年) 受賞受賞作: 生涯の翻訳業績(イタリア現代文学の英訳)
イタリア現代作家の主要作品を英訳し、イタリア文学の英語圏での普及に貢献した。原文の文体を活かしつつ英語読者に読みやすい訳語を用いる点が評価されている。
イタリア文学現代小説翻訳
作品
代表作
薔薇の名前(ウンベルト・エーコ作英訳)
1980年 歴史ミステリー小説 500ページ14世紀のイタリアのベネディクト会修道院を舞台に、連続殺人事件を追うウィリアム・オブ・バークレイの物語。ウィーバーの英訳は高く評価された。
信仰と理性殺人書物
映像化・舞台化
- [映画] 薔薇の名前 / Jean-Jacques Annaud (1986)
見えない都市(イトーロ・カルヴィーノ作英訳)
1972年 幻想小説 165ページマルコ・ポーロがクビライ・ハーンに語る想像上の都市群を描いた作品。
都市想像現実
デュス:伝記
1984年 伝記 350ページイタリアの女優エレオノーラ・ドゥーゼの生涯を描いた伝記。
演劇女性イタリア文化
全著作
- 宇宙コミックス
- 薔薇の名前
- フーコーの振り子
- 見えない都市
- デュス:伝記
作家による翻訳
- イタリア文学多数の英訳
作風・主題
- 文体
- 原作のリズムとカデンスを追求した翻訳スタイル自然で流暢な英語
- 頻出モチーフ
- イタリア文化の微妙なニュアンス
健康
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重篤な病気晩年(2000年代)ウンベルト・エーコの『クイーン・ロアナの神秘の炎』の翻訳を断念
評価・遺産
現代イタリア文学を英語圏に紹介した重要な翻訳家。カルヴィーノ、エーコ、レビらの作品を翻訳し、数々の賞を受賞。バード大学教授としても活躍。
引用
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カルヴィーノはヒット作家ではなく、古典作家だった。
出典: インタビュー (2002年) -
カルヴィーノの翻訳は聴覚的な演習でもあり、言葉の演習でもある。イタリア語の名詞を英語の名詞に置き換えるのではなく、カデンス、リズムを追うことだ。
出典: エモリー大学インタビュー -
イタリア語から英語への翻訳で最も難しいのは、大きな言葉ではなく、シンプルなもの、例えば『buon giorno』だ。
出典: パリ・レビュー (2002年)
豆知識
- 第二次世界大戦中、イタリアでアメリカ野戦衛生隊の救急車運転手を務めた。
- 12歳から寄宿学校に通った。
- メトロポリタン・オペラのラジオ放送で解説者を務めた。