ロサンゼルス・タイムズ ブック賞 ろさんぜるす・たいむず ぶっくしょう
第32回(2011年)
受賞者
12名ボスニア戦争を背景に、記憶の断片と移住後の人生をつなぎ直す自伝的小説。
戦火に引き裂かれた時間の断片から、ひとりの人生が立ち上がる。
(詳細情報が少ない作家)Art Seidenbaum賞の受賞作『Shards』で知られる。
クラレンス・ダロウの弁護活動を通して、近代アメリカの司法と政治の緊張を描く評伝。
法廷の名人ダロウの生涯が、時代そのものの肖像として立ち上がる。
伝記作家。アメリカの法律家クラレンス・ダローの評伝でLos Angeles Times Book Prize(Biography)を受賞。
直感と熟慮という二つの思考の働きを解き明かし、判断の癖を見直す思考書。
人はなぜ誤るのか。その問いを、思考の二重構造から読み解く。
心理学者で行動経済学の先駆者。『Thinking, Fast and Slow』で認知バイアスや意思決定のメカニズムを広く普及させた。
仮想空間と神秘体験、家族の断絶を行き来しながら、現代の意識のあり方を描く長編。
テクノロジーと精神性が交差する地点で、現実の輪郭が揺らぐ。
アメリカの作家。実験的な語り口で現代社会を描く作品を発表している。
少女ラチェルの視点から、部族社会のしきたりと家族の責任を追うグラフィック・ノベル。
剣と継承の物語のなかで、ひとりの若者が自分の立ち位置を探す。
アメリカの漫画家。長編シリーズ『Finder』など、SF的・社会的要素を持つ作品で知られる。
大陸横断鉄道をめぐる利権と政治を、アメリカ近代史の骨格として描き直す通史。
鉄道は進歩の象徴だったのか、それとも権力の装置だったのか。
アメリカ史の研究者として著名。インフラと社会変革の関係を解明した著作で評価される。
ケネディ暗殺の日に遡るタイムトラベルを軸に、歴史改変の誘惑と代償を描く長編。
過去を変えられるなら、未来は救えるのか。
ホラーやサスペンスを中心に数多くのベストセラーを持つアメリカの小説家。幅広いジャンルで活躍。
抑制と衝動のあいだで揺れる意識を、澄んだ言葉でたどる詩集。
ためらいと決意、その両方がひとつの声のなかで響き合う。
アメリカの詩人。内省的で鋭い言語感覚を持ち、現代詩で高い評価を受ける。
経済思想の形成を、歴史上の人物たちの試行錯誤を通してたどる大著。
経済はどのようにして人類の運命を変える学問になったのか。
経済や人物伝を手がけるノンフィクション作家。科学と経済の歴史を物語る手法で知られる。
恋愛をめぐる期待と現実のずれを、軽やかな会話で描く青春小説。
出会いのきまり文句ではなく、少し不器用な本当の気持ちから物語が始まる。
ヤングアダルトを中心に作品を発表するアメリカの作家。青年期の心理を描くことに定評がある。
読者と作家を結ぶオンラインの創作・共有プラットフォーム。セルフパブリッシングや読者参加型の取り組みでInnovator's Awardを受賞。