ロサンゼルス・タイムズ ブック賞 ろさんぜるす・たいむず ぶっくしょう
第41回(2020年)
受賞者
16名黒人女性たちの性愛、欲望、信仰、コミュニティを主題にした短編集。家族や宗教的期待、世代間の葛藤を率直かつ繊細に描く物語群。
アメリカの短編作家。短編集『The Secret Lives of Church Ladies』で注目を集める。
ジョン・スタインベックの生涯と作品を通じて、その政治性や私生活、文学的意義を検証する包括的な伝記。作家の社会的影響と個人的葛藤を描き出す。
作家・伝記作家。ジョン・スタインベックの伝記で知られる。
幼なじみの友情と人生の変化、喪失を巡る物語。過去と現在が交錯し、人生の選択や死別の意味を繊細に掘り下げる作品。
スコットランド出身の作家。友情と喪失を描いた小説で受賞。
アメリカ社会の不平等を「カースト制度」という枠組みで再解釈し、歴史的背景と現代への影響を比較文化的に分析する。制度的差別の成り立ちと持続を明らかにする研究書。
ジャーナリスト。社会構造を歴史的文脈で分析する著作で知られる。
第一次世界大戦に従軍したアフリカ人兵士の視点から、戦争の暴力と精神的崩壊を詩的かつ激烈に描く長編。英訳で英語圏にも広く紹介された。
フランス語圏の作家。戦争とトラウマを扱った作品で国際的評価を受ける。
(訳者としての貢献)フランス語原作の英訳を通じて、戦争と記憶の物語を英語圏に紹介する翻訳作品。
詩人・翻訳家。David Diop の英訳(翻訳者)としてクレジットされている。
19世紀から20世紀にかけて、黒人女性が投票権獲得や市民権運動で果たした役割を詳細に描き、従来の歴史叙述で見落とされがちな貢献を照らし出す歴史書。
アメリカ史研究者。黒人女性の政治的活動と市民権の歴史を再評価する研究で知られる。
元犯罪者の主人公が家族を守るために“最後の仕事”に手を染めるハードボイルドなクライム小説。暴力と道徳の葛藤、郊外社会の陰影を描く。
アメリカのクライム小説作家。力強いプロットと登場人物描写で評価される。
喪失と追悼を主題に据えた詩集。死別や記憶に対する言語的営為を通じて、悲嘆と再生を探る詩的実践が展開される。
詩人。個人的な喪失と記憶を扱う詩集で知られる。
過去の行いによる因果に縛られた四人のネイティブ・アメリカン男性が超自然的な復讐に直面するホラー。文化的アイデンティティと罪意識、集団的記憶を扱う。
ホラー作家。先住民の視点を取り入れた物語で知られる。
研究者としてのキャリアと個人的体験を交錯させた回想録。宇宙探査や学問に向き合う姿勢、科学者としての挑戦と挫折が綴られる。
天文学者・研究者。科学と個人史を結び付けた著作で知られる。
詩的な表現を取り入れたYA小説。冤罪や刑事司法制度、人種差別に巻き込まれた若者の怒りと希望、自己表現を力強く描く作品。
活動家。若者向け文学を通じて社会問題に言及する共同著作で評価された。
(共著)詩とイラストを交え、差別や不正義に向き合う若者の内面を描くYA作品。芸術的表現による抵抗と成長がテーマ。
YA作家。共同執筆による社会派YA作品で知られる。
書籍業界の慈善団体。Innovator's Awardを受賞。