Rožančeva nagrada(ロジャンチェヴァ・ナグラダ)
ろじゃんちぇゔぁ なぐらだ
スロベニア語のエッセイ集に贈られる年次文学賞。1993年創設。
- 創設年
- 1993
- 主催
- ドルシュトヴォ・マリャナ・ロジャンツァ(Društvo Marjana Rožanca)
- カテゴリー
- 評論・批評
- 選考方式
- 選考
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 9月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
Rožanc Award(Rožančeva nagrada)はスロベニアで最も優れたスロベニア語のエッセイ集に対して毎年授与される文学賞。1993年に創設され、作家・劇作家・ジャーナリストのMarjan Rožancの名にちなんで命名された。受賞作は審査委員会により選出され、受賞発表は例年9月前後に行われる。
賞品
- 主賞品
- 最優秀エッセイ集への表彰(賞金は公表されていない)
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 選考 | 選考委員会(Slovene Writers' Association等による審査) | — | 受賞者は通常9月頃に発表される |
選考基準
- スロベニア語で書かれたエッセイ集であること
- 文学的価値・独創性・表現の完成度
- 社会的・文化的な含意や批評性
応募のヒント
推奨
- スロベニア語で一冊のエッセイ集としてまとめる
- テーマの一貫性と作品全体の完成度を高める
- 出版社や応募要項(提出形式・ページ数等)を事前に確認する
- 校正を行い言語表現の精度を高める
- 過去受賞作を読み、選考傾向を把握する
注意
- 断片的な抜粋だけを提出する
- 機械翻訳のままで提出する
- 応募規定を無視する(フォーマットや提出期限など)
- 応募書類に誤字・脱字や不備があるまま提出する
関連の賞
- Kresnik Award (最優秀小説賞)
- Prešeren Award (スロベニア国民芸術賞)
- Jenko Award (詩賞)
公式情報
http://www.culture.si/en/Ro%C5%BEanc_Award過去の受賞者
書物と読書をめぐるエッセイ集。書物が果たしてきた文化的・歴史的役割や読書体験の変容をたどり、文学と知の伝播に関する批評的な考察を展開する作品群。
死と時間、存在の意味を主題にしたエッセイ集。早死や生の有限性といったテーマを通じて、個人の経験と社会的文脈を結びつけながら人間の有限性や記憶の在り方を思索的に掘り下げる作品群。
市民性と公共性をテーマにしたエッセイ集。著者の医師としての視点や社会観察を背景に、個人と共同体の責任、民主主義の課題や市民のあり方を批判的に考察する論考が収められている。
医師であり作家。医学的視点と社会観察を織り交ぜたエッセイで知られ、現代社会や市民性に関する批評を展開する。
詩と詩論の境界を問い直すエッセイ集。タイトルに示される「詩的であるとは何か」という根源的な問いから出発し、地下や周縁に位置する声や時間性、記憶と表現の関係を抒情的かつ批評的に綴る論考群。
スロベニアの詩人・エッセイスト。詩やエッセイを通じて詩論的な考察や文学の周縁を扱う作品で知られる。
『Nujnost poezije』は詩の必然性をテーマにしたエッセイ集で、詩が個人や社会に果たす役割、言語と存在の関係、表現の倫理を幅広く検討する。詩作の実践と理論を往還しながら、現代における詩の可能性と必要性を論じる文章が並ぶ。
詩人であり文学批評家。詩作と詩論の両面で活動し、現代詩の理論的考察にも貢献している。
『Vrnitev k Itaki』はグローバリゼーションの過程がスロベニア社会や個人のアイデンティティに及ぼす影響を考察するエッセイ集である。経済的・文化的変容、移動と帰属、伝統と近代化の葛藤などを歴史的背景を踏まえて分析し、地域社会の再思考を促す論考を収める。
社会・文化・宗教の問題について論じる論客で、公共的議論に寄与する随筆や評論を執筆している。
『Konci in kraji』は場所と記憶を巡るエッセイ集で、風景や日常の断片から個人史や文化的記憶を照射する。詩的な言語で場所の意味を再構築し、フェミニンな視点や身体性に根ざした繊細な観察が通奏低音のように響く作品群である。
詩人として知られ、詩作と共に随筆や批評でも活動する。言語感覚と場所性に基づく観察が特徴的である。
『Svet je drama』は演劇的視点から社会現象を読み解く随筆集で、舞台と日常の接点、演劇表現の社会的役割、政治と演劇の関係などを論じる。著者の豊富な現場経験に根ざした観察と批評が、演劇の公共性と批評機能を明らかにする。
劇作家・演出家として知られる演劇人。舞台芸術に関する論考や演劇実践を通じて、演劇の社会的意義を問い続けた。
本書は近代および現代美術に関する論考を集めたエッセイ集で、展示実践や美術史、芸術と社会の関係を理論的かつ実践的な視点から考察する。特に東欧を含む地域固有の文脈と国際的な美術潮流の接点に光を当てる洞察が特徴である。
現代美術のキュレーター・批評家。展覧会企画や美術批評を通じて、東欧を含む国際的な美術文脈の理解に貢献した。
『Berlin』は都市ベルリンを軸にした随想集で、都市の記憶・移動・文化的交流をテーマとする。詩的な散文で場所と個人の関係や壁の記憶、転換期の人々の姿を描き、現代都市におけるアイデンティティの揺らぎや再構築を照射する。
詩人として広く知られる作家で、詩作のみならず随筆や批評でも高い評価を受ける。言語感覚と都市的経験をモチーフにした作品が多い。
『Duša Evrope』はヨーロッパの精神と歴史をめぐる随想集で、国民の記憶や文化的差異、歴史の傷痕を通して現代ヨーロッパのアイデンティティと倫理を問い直す。文学的視座と歴史認識を融合させた文章群が特徴である。
スロベニアを代表する作家の一人。小説・戯曲・随筆を手がけ、歴史と個人の関係を深く描くことで国際的にも評価されている。
『Smešna žalost preobrazbe』は変容と変化を主題にしたエッセイ集で、社会的・個人的な変貌をユーモアと哀感を交えて綴る。歴史的背景や日常的観察を織り交ぜ、喪失と再生、慣習とアイデンティティの揺らぎを鋭く洞察する文群である。
スロベニアの作家・随筆家。文学的感受性を生かした観察と洞察に富む随筆で知られる。
『Tistim zunaj』は1990–2003年のエッセイと論考を集めた随筆集で、宗教・哲学・公共性に関する論点を外部の読者に向けて平易に解説する。著者は思想的伝統を踏まえつつ、近代社会の価値観、信念と理性の関係、個人と共同体のあり方を問い直す筆致を示す。
スロベニアの思想家・随筆家。哲学的・宗教的な問題を公共向けに論じる論考で知られ、近代社会の価値や公共性に関する議論に貢献している。
『Spoštovanje in bit』は存在と尊厳を主題に据えたエッセイ集で、個人と共同体、宗教的価値、倫理的責任を巡る考察を収める。著者は哲学的・宗教的背景を踏まえつつ、現代社会における他者への尊重と人間の存在意義を多角的に問い、読者に倫理的反省を促す文体をとる。
スロベニアの作家・思想家。文化や宗教、社会問題についての随想や評論を発表し、存在や尊厳に関する哲学的考察で知られる。
演劇や舞台芸術についての随筆・批評を集めた作品。劇作家としての視点から演劇と社会・表現の関係を照らし出す論考が中心。
劇作家・作家として演劇作品やエッセイを発表する人物。舞台芸術への深い関心を作品に反映させている。
自然と文化、変容を主題とする随筆集。生態や個人の変容に注目した観察と論考がまとめられている。
自然や文化に関する観察的なエッセイを多く手掛ける作家。軽妙かつ深い視点で日常と自然を捉える。
哲学的・思想的エッセイを収めた随筆集。存在や共同性、現代社会の問いを哲学的視点から考察する論考が中心。
哲学者として思想や倫理に関する著作を発表している。哲学的観点から社会や文化を考察するエッセイも執筆する。
文化や個人的記憶を結びつける随想集。象徴的なイメージを用いながら社会と個人の関係性を探るエッセイ群。
詩人として知られ、随筆や文化的考察も発表する作家。自然や記憶を題材にした作品が多い。
短いスケッチやメモを集めた随筆集。翻訳や文学論、日常の観察を軽妙に綴り、断片的ながら示唆に富む思考が並ぶ。
翻訳と文学批評に関わる作家。短い随筆や注記を通して文学や日常の観察を綴る。
偏見や認知のあり方を文化・文学の観点から検討する随筆集。社会的・思想的分析を通じて現代の認識慣習を問い直す。
文学理論や文化批評を行う研究者・批評家。文学や社会に関する深い分析で知られる。
文学や文化における痛みや苦悩を主題に据えた随筆集。テクスト分析や批評的考察を通じて現代の精神的問題を掘り下げる視点を示す。
文学研究・批評の分野で活動する作家。文学史や現代文化に関する論考を多く発表している。
多様な主題を横断する随筆集。社会・文化・個人的回想に関する短い考察や観察をまとめ、批評的視点と私的経験が交錯するテクスト群。
スロベニアの主要な作家・劇作家。随筆や評論でも高く評価されている。
宗教や信仰、言語表現の関係を思索する随筆集。信仰と文学、言葉の限界を巡る論考を収め、私的経験と思想を織り交ぜて考察する。
スロベニアの詩人・作家。宗教や信仰、言葉と表現の関係を扱う作品で知られる。
歴史や個人的記憶、社会的問題をめぐる随想を集めた随筆集。物語性と批評性を併せ持ち、スロベニアの過去と個人の経験を照射する視点が特徴。
スロベニアを代表する作家の一人。小説や劇作、エッセイを手掛け、歴史や記憶を主題にした作品で知られる。