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第35回(2000年) 受賞受賞作: 生涯業績
断片的で内的独白に富む語りを通じ、植民地戦争や社会的変容の影響を受けた個人のトラウマと記憶を描く。医学的洞察と文学的技巧が融合した強烈な心理描写が特徴である。
戦争の記憶個人のトラウマポルトガル史意識の流れ
アントニオ・ロボ・アントゥネス
アントニオ・ロボ・アントゥネス
António Lobo Antunes
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1942-09-01 (リスボン, ポルトガル)
- 国籍
- ポルトガル
- 言語
- ポルトガル語
- 居住地歴
- リスボン(ポルトガル) → アンゴラ(軍務・滞在) → ドイツ(就労) → ベルギー(就労)
経歴
- 職業
- 小説家, 短編作家, 精神科医
- 活動期間
- 1979年〜
- 影響を受けた人物
- ウィリアム・フォークナー, ルイ=フェルディナン・セリーヌ
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| リスボン大学 | 医学部 | 医学科 | Medical Doctor | — | ポルトガル |
リスボン大学
医学部
/ 医学科
学位:
Medical Doctor
国:
ポルトガル
医師(精神科)としての専門化を行った
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1985 | ポルトガル作家協会賞 | — | — | — | 受賞 |
| 1999 | ポルトガル作家協会賞 | — | — | — | 受賞 |
| 1996 | France Culture 賞 | — | — | — | 受賞 |
| 1997 | France Culture 賞 | — | — | — | 受賞 |
| 1999 | ロサリア・デ・カストロ賞 | — | — | — | 受賞 |
| 2000 | オーストリア国民文学賞(欧州文学賞) | — | — | — | 受賞 |
| 2003 | オヴィド賞 | — | — | — | 受賞 |
| 2003 | ラテン連合国際賞 | — | — | — | 受賞 |
| 2005 | エルサレム賞 | — | — | — | 受賞 |
| 2007 | カモンイス賞 | 業績賞(総合的業績) | — | — | 受賞 |
| 2008 | フアン・ルルフォ賞 | — | — | — | 受賞 |
| 2008 | 芸術文化勲章(コマンドゥール) | — | — | フランス政府 | 授与 |
| 2014 | インターナショナル・ノニーノ賞 | — | — | — | 受賞 |
ポルトガル作家協会賞
1985
結果:
受賞
ポルトガル作家協会賞
1999
結果:
受賞
France Culture 賞
1996
結果:
受賞
France Culture 賞
1997
結果:
受賞
ロサリア・デ・カストロ賞
1999
結果:
受賞
オーストリア国民文学賞(欧州文学賞)
2000
結果:
受賞
オヴィド賞
2003
結果:
受賞
ラテン連合国際賞
2003
結果:
受賞
エルサレム賞
2005
結果:
受賞
カモンイス賞
2007
対象作品:
業績賞(総合的業績)
結果:
受賞
フアン・ルルフォ賞
2008
結果:
受賞
芸術文化勲章(コマンドゥール)
2008
主催:
フランス政府
結果:
授与
インターナショナル・ノニーノ賞
2014
結果:
受賞
受賞・候補エディション
オーストリアの欧州文学国家賞
1回登壇
オヴィド賞(オヴィディウス賞)
1回登壇
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第2回(2003年) 受賞受賞作: 業績(受賞対象:全体の業績)
本賞はロボ=アントゥネスの複雑で情感に富む長編群に対して贈られた。彼は植民地戦争や個人的トラウマを背景に、断片的で内省的な語りを通じてポルトガル社会の深層を描き出している。
戦争と記憶家族ポルトガル社会トラウマ
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第22回(2005年) 受賞受賞作: 受賞業績(全作品)
アンチュネスの業績は、ポルトガル社会と個人の心理的軋轢を長大な小説群で描き出す点にある。植民地戦争や社会的混乱に伴うトラウマを背景に、内的独白と断片化された語りで個人の自由と記憶の複雑さを探り、権力と主体性の関係を深く問い続ける。
個人の自由記憶とトラウマポスト植民地主義社会批評
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第19回(2007年) 受賞受賞作: 生涯業績(小説)
ポルトガル語文学への長年の功績を讃える生涯顕彰で、個別の書籍に対応する受賞本はない。
作品単体ではなく、文学的な歩みそのものが評価された。
生涯功労文学賞ポルトガル語
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第6回(2008年) 次点受賞作: Eu hei-de amar uma pedra
FIL文学賞(ロマンス諸語)
1回登壇
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第18回(2008年) 受賞受賞作: 生涯の業績
受賞はアントニオ・ロボ・アントゥネスの長年にわたる小説活動を讃えるもので、植民地戦争や記憶、トラウマを巡る内的独白的な長篇群によってポルトガル語文学に強い影響を与えた点が評価された。
受賞はアントニオ・ロボ・アントゥネスの長年にわたる小説活動を讃えるもので、植民地戦争や記憶、トラウマを巡る内的独白的な長篇群によってポルトガル語文学に強い影響を与えた点が評価された。
記憶植民地戦争トラウマ内省
作品
代表作
ファド・アレクサンドリーノ
1983年 小説ポルトガルの歴史と個人の記憶を重層的な語りで描く代表作。複数の視点と内面的独白を用いる。
記憶歴史戦争の影響
翻訳
- Fado Alexandrino(英語訳)
アス・ナウス(帆船たち)
1988年 小説個人と国の記憶を結び付ける長編。過去と現在の意識の流れを用いて語られる。
郷愁歴史意識家族
翻訳
- 英語訳あり(The Return of the Caravels)
尋問者の手引き
1996年 小説権力と記憶、個人の責任を問う作品。作家特有の重い文体で描かれる。
権力記憶良心
翻訳
- 英語訳あり(The Inquisitors' Manual)
石が水より軽くなるまで
2016年 小説記憶と老い、死に対する内省を扱った近年の重要作。作家の晩年のテーマが色濃く出ている。
老い記憶死
翻訳
- 英語訳あり(Until Stones Become Lighter Than Water)
D'este viver aqui neste papel descripto:戦時の手紙集
2005年 手紙集 / ノンフィクションアンゴラでの軍務中に書かれた手紙の再編集。作家自身の戦時体験が見える資料集。
戦争個人的体験記憶
映像化・舞台化
- [映画] 手紙(Letters from War) / Ivo M. Ferreira (2016)
翻訳
- 一部翻訳あり
全著作
- Memória de Elefante (1979)
- Os Cus de Judas (1979)
- Conhecimento do Inferno (1980)
- Fado Alexandrino (1983)
- As Naus (1988)
- O Manual dos Inquisidores (1996)
- Até Que as Pedras Se Tornem Mais Leves Que a Água (2016)
翻案
- 映画『手紙(Letters from War)』(監督:イヴォ・M・フェレイラ、2016年) — 作家の手紙集が原作
作品の翻訳
- 『Os Cus de Judas』英訳: South of Nowhere / The Land at the End of the World
- 『Fado Alexandrino』英訳: Fado Alexandrino
- 『As Naus』英訳: The Return of the Caravels
- 『Até Que as Pedras Se Tornem Mais Leves Que a Água』英訳: Until Stones Become Lighter Than Water
作風・主題
- 文体
- 長文で重層的な文体意識の流れに近い語り比喩と断片的な記憶の連鎖
- 頻出モチーフ
- 記憶死戦争ポルトガルの歴史
健康
-
認知症(進行性)2024–喫煙習慣と執筆の継続を断念せざるを得なくなったと報じられている。
評価・遺産
ポルトガル現代文学を代表する作家の一人。重厚な文体と戦争・記憶をめぐる主題で国際的に評価され、多数の主要文学賞を受賞している。
大衆文化への影響
- 手紙集を原作とする映画『手紙(Letters from War)』(2016年)
引用
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(原文・出典に基づく正確な引用は省略)
出典: 主要著作およびインタビュー(出典参照)
豆知識
- 医師(精神科)としての経歴があり、軍医としてアンゴラで従軍した経験がある。
- 2007年にカモンイス賞(Camões Prize)を受賞。
- 作品は30以上の言語に翻訳されていると報告されている。