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第13回(1997年) 金賞受賞作: Harry Potter and the Philosopher's Stone
孤児の少年ハリーが魔法学校に招かれ、友情や勇気、成長を通じて己を発見していくファンタジー長篇。想像力豊かな世界観が魅力。
ファンタジー友情冒険成長 -
第14回(1998年) 金賞受賞作: Harry Potter and the Chamber of Secrets
シリーズ第二作。学校生活の中で起きる怪奇と謎解きを通して、勇気や友情、正義について描き出すファンタジー長篇の続編。
ファンタジーミステリー友情 -
第15回(1999年) 金賞受賞作: Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
シリーズ第三作。過去と現在が絡み合う謎解きと成長の物語で、友情や正義、恐れに立ち向かう主人公の姿を描く。
ファンタジーミステリー成長
J・K・ローリング
ジェイ・ケイ・ローリング
J. K. Rowling
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1965-07-31 (イングランド グロスタシャー州イェート)
- 国籍
- イギリス
- 言語
- 英語
- 宗教
- キリスト教
- 居住地歴
- イェート(出生) → タットシル/ウィンターボーン(幼少期) → エディンバラ(長期滞在・執筆) → パースシャー(私有地) → ロンドン、ケンジントン(私邸)
経歴
- 職業
- 小説家, 慈善家, 脚本家
- 活動期間
- 1997年〜
- 所属
- 王立文学協会(フェロー), 王立エディンバラ協会 名誉会員(HonFRSE), 王立エディンバラ医師会 名誉フェロー(FRCPE)
- 所属団体
- 王立文学協会 フェロー, 王立エディンバラ協会 名誉会員(HonFRSE)
- 影響を受けた人物
- ジェシカ・ミットフォード, ジェーン・オースティン, C.S.ルイス, J.R.R.トールキン, ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
- 影響を与えた人物
- 21世紀の児童文学・ヤングアダルト向けファンタジー作家群
- ノミネート
- 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』 — ウィットブレッド賞(Whitbread/コスタ賞)ノミネート
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| エクセター大学 | — | フランス語(学士) | BA | 1983–1987 | イギリス |
| モレイ・ハウス(教育学院) | — | 教職課程 | PGCE | 1995–1996 | イギリス |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2006 | ブリティッシュ・ブック・アワード(Book of the Year) | ハリー・ポッターと謎のプリンス | 大人向け賞(Book of the Year) | ブリティッシュ・ブック・アワード運営団体 | Winner |
| 2000 | オフィサー・オブ・ザ・オーダー・オブ・ザ・ブリティッシュ・エンパイア(OBE) | — | — | 英国王室(勲章) | Appointed |
| 2017 | コンパニオン・オブ・オナー(CH) | — | — | 英国王室(勲章) | Appointed |
| 2001 | ヒューゴー賞(Hugo Award) | ハリー・ポッターと炎のゴブレット | — | 世界SF大会(World Science Fiction Convention) | Winner |
| 2003 | プリンセス・アストゥリアス賞(調和賞) | — | — | プリンセス・アストゥリアス財団 | Recipient |
| 2009 | レジオンドヌール(シュヴァリエ) | — | — | フランス共和国(勲章) | Recipient |
| 2011 | BAFTA(Outstanding British Contribution to Cinema) | ハリー・ポッター映画シリーズ(キャスト・クルーと共有) | — | 英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA) | Recipient (shared) |
| 2017 | ローレンス・オリヴィエ賞(最優秀新作戯曲) | Harry Potter and the Cursed Child(ハリー・ポッターと呪いの子) | — | ソサエティ・オブ・ロンドン・シアター | Winner |
| 2021 | British Book Awards(Crime & Thriller 賞) | コーモラン・ストライクシリーズ 第5作 | Crime & Thriller | ブリティッシュ・ブック・アワード運営団体 | Winner |
受賞・候補エディション
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第9回(1998年) 受賞受賞作: Harry Potter and the Philosopher's Stone
『Harry Potter and the Philosopher's Stone』はJ・K・ローリングの児童ファンタジー第1作。孤児の少年ハリーがホグワーツ魔法魔術学校に招かれ、自分の出生と運命を知りながら友情と勇気を育て、邪悪な力に立ち向かう冒険譚の始まり。
『Harry Potter and the Philosopher's Stone』はJ・K・ローリングの児童ファンタジー第1作。
ファンタジー友情冒険成長 -
第10回(1999年) 受賞
ホグワーツで起こる不穏な事件を追いながら、ハリーたちが秘密の部屋の謎に迫る第二巻。友情と不安、成長と恐怖がいっそう濃くなる続編。
ホグワーツの奥に眠る秘密が、再び少年たちを動かす。
512ページファンタジー友情秘密自己発見 -
第17回(2006年) 受賞受賞作: Harry Potter and the Half-Blood Prince
ヴォルデモートの復活が周知となり、魔法界全体に暗い影が広がる中で、ハリーとダンブルドアの関係も深まっていく。シリーズ後半の転換点として、戦いと喪失の気配が濃くなる一冊。
光が弱まるほど、物語は深く沈んでいく。
607ページファンタジー魔法学校成長戦い友情
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第29回(1999年) 受賞受賞作: Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
ハリー・ポッターシリーズ第3作。時間の操作や友情、成長の試練を描く冒険譚で、シリーズの中でも評価の高い一冊。児童文学部門の受賞作である。
ファンタジー成長友情冒険
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第14回(1999年) 受賞受賞作: Harry Potter à l'école des sorciers児童文学ファンタジー
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第19回(2004年) 受賞受賞作: Harry Potter and the Order of the Phoenix
『ハリー・ポッター』シリーズ第5作。魔法と政治が衝突する時期に、主人公ハリーの成長と仲間との絆が試される大作。ファンタジーとサスペンスの要素を併せ持つ。
ファンタジーヤングアダルト成長
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受賞作: ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (Harry Potter and the Order of the Phoenix)
シリーズ第5作。ヴォルデモートの復活を認めない魔法省の圧力や内部抗争の中で、ハリーは孤立と内面的な葛藤に向き合う。学校内での新たな抑圧に対抗するためダンブルドア軍団が結成され、友情と犠牲、権威への抵抗が描かれる。
魔法権威と抵抗友情成長
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第1回(2005年) 受賞受賞作: Harry Potter and the Half-Blood Prince
ハリー・ポッターシリーズ第6作。ヴォルデモートとの対立が深まり、登場人物たちの秘密や過去が明らかになる。友情や愛情、犠牲と成長を描くシリーズの転換点的な長編。
魔法友情善と悪成長犠牲 -
第1回(2005年) 受賞受賞作: Harry Potter and the Half-Blood Prince
ハリー・ポッターシリーズ第6作。魔法界に暗雲が立ち込め、登場人物の内面と絆、犠牲が深く描かれる。ヤングアダルト層を越えて幅広い読者に衝撃を与えた作品。
魔法成長友情闘い
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第10回(2008年) 受賞受賞作: Harry Potter and the Deathly Hallows
ハリー・ポッターシリーズの最終巻。仲間との絆や犠牲、ヴォルデモートとの最終決戦を通じて物語の決着と余韻を描く。
YA魔法友情戦い -
第19回(2017年) 受賞受賞作: Harry Potter and the Cursed Child (translation)
舞台劇の原作に基づく物語の翻訳。原作世界の続編的設定で親子の葛藤や時間操作というテーマを扱う舞台作品の翻訳刊行。
ファンタジー演劇時間操作親子関係
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第38回(2008年) 受賞受賞作: Harry Potter (series)
魔法学校ホグワーツを舞台に、友情・勇気・喪失と成長を描く長大な児童・YAシリーズ。世界的な文化現象となった作品群。
成長友情魔法学校英雄譚
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第4回(2012年) 受賞受賞作: The Casual Vacancy
小さなイングランドの町を舞台に、ある議会の空席を巡る争いが住民の確執や秘密を暴き出す群像劇。階級や教育、家族を巡る社会問題に切り込む大人向けの作品。
社会問題階級家族地方政治
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第34回(2013年) 受賞受賞作: The Cuckoo's Calling
ロバート・ガルブレイス名義で発表された、ロンドンを舞台にした探偵小説。
私立探偵が追うのは、ただの事件ではなく、複雑に絡んだ人間関係だ。
mysteryinvestigationLondondetective
作品
代表作
ハリー・ポッターと賢者の石
1997年 ファンタジー、児童文学 223ページ孤児の少年ハリー・ポッターが自分が魔法使いであることを知り、ホグワーツ魔法魔術学校で友人とともに成長しながら、両親の死の真相や自身の運命に向き合う最初の物語。
- [映画] ハリー・ポッターと賢者の石(映画) / Chris Columbus (2001)
- 日本語訳: 『ハリー・ポッターと賢者の石』
ハリー・ポッターと秘密の部屋
1998年 ファンタジー 251ページホグワーツの2年目、学校内で起きる不可解な事件と秘密の部屋の謎にハリーたちが挑む物語。
- [映画] ハリー・ポッターと秘密の部屋(映画) / Chris Columbus (2002)
- 日本語訳: 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
1999年 ファンタジー 317ページハリーの三年目、脱獄したシリウス・ブラックを巡る謎と過去の真実が明らかになる。
- [映画] ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(映画) / Alfonso Cuarón (2004)
- 日本語訳: 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
2000年 ファンタジー 636ページホグワーツの三校対抗試合を巡る事件と、より大きな悪の復活を示す重要な転換点の物語。
- [映画] ハリー・ポッターと炎のゴブレット(映画) / Mike Newell (2005)
- 日本語訳: 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
2003年 ファンタジー 896ページ政治的対立と圧力が強まる中、ハリーと仲間たちが成人世界の複雑さと戦う長編。
- [映画] ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(映画) / David Yates (2007)
- 日本語訳: 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
ハリー・ポッターと謎のプリンス
2005年 ファンタジー 607ページシリーズ第6作。過去の断片と遺された記憶を通じてヴォルデモートの起源が明らかになり、犠牲と告白、最後の戦いへの伏線が整う重層的な物語。
- [映画] ハリー・ポッターと謎のプリンス(映画) / David Yates (2009)
- 日本語訳: 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
ハリー・ポッターと死の秘宝
2007年 ファンタジー 607ページシリーズ完結編。ハリーは友人と共にヴォルデモートに対抗する旅を続け、自己犠牲と贖罪を通して決着を迎える。
- [映画(2部作)] ハリー・ポッターと死の秘宝 パート1/パート2(映画) / David Yates (2010)
- [映画] ハリー・ポッターと死の秘宝 パート2(映画) / David Yates (2011)
- 日本語訳: 『ハリー・ポッターと死の秘宝』
ザ・カジュアル・ヴェイカンシー
2012年 現代小説、ブラック・コメディ 503ページ成人向けの小説。架空の村を舞台に、政治的・社会的な争いや人間関係の暗部を描く。
- [テレビ(ミニシリーズ)] The Casual Vacancy(BBC/HBO ミニシリーズ) (2015)
- 日本語訳: 『ザ・カジュアル・ヴェイカンシー』
カッコーの呼び声(ロバート・ギャルブレイス名義)
2013年 犯罪小説 464ページ元軍人の私立探偵コーモラン・ストライクが主人公のハードボイルド風推理小説。作者名は当初ロバート・ギャルブレイスの名で公表された。
- [テレビシリーズ] Strike(コーモラン・ストライク) (2017)
- 日本語訳: 『カッコーの呼び声』
The Ickabog
2020年 児童文学 96ページ子ども向けのファンタジー童話。怪物イッカボグの秘密と勇気を描く物語。COVID-19ロックダウン中にオンラインで先行公開された。
- 日本語訳あり
The Christmas Pig
2021年 児童文学 272ページ失われたぬいぐるみを取り戻す少年とクリスマスの魔法をめぐる心温まる冒険物語。
- 日本語訳あり
全著作
- 1997年: ハリー・ポッターと賢者の石
- 1998年: ハリー・ポッターと秘密の部屋
- 1999年: ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
- 2000年: ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- 2003年: ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
- 2005年: ハリー・ポッターと謎のプリンス
- 2007年: ハリー・ポッターと死の秘宝
- 2012年: The Casual Vacancy(成人向け)
- 2013年: カッコーの呼び声(Robert Galbraith名義)
- 2020年: The Ickabog(児童向け)
- 2021年: The Christmas Pig(児童向け)
翻案
- ハリー・ポッター映画シリーズ(2001–2011)
- 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』(2016年初演)
- テレビドラマ『Strike』(コーモラン・ストライクシリーズの映像化)
作品の翻訳
- ハリー・ポッターシリーズは84言語に翻訳(2023年時点)
- 多数の言語への翻訳版が存在(日本語版は早期に出版)
作風・主題
- 文体
- 読みやすく明快な語り口児童文学的な寓話性と古典からの引用やアーサー王伝説的モチーフの利用物語重視のプロット志向
- 頻出モチーフ
- 死と犠牲友情と忠誠成長(ビルドゥングスロマン)学校生活・寮制度
健康
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抑うつ(重度の鬱)1993–1994(母の死後、初期執筆期間)創作に影響を与え、物語中のデメントールなどのモチーフに反映された。治療とセラピーにより回復。
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強迫性障害(10代に報告)ティーンエイジャー時代(断片的)自身の思考や行動に影響を与えたと本人が述べているが、成人後の影響は限定的。
評価・遺産
『ハリー・ポッター』シリーズは世界的な商業的成功と文化的影響をもたらし、児童文学とヤングアダルト向けファンタジーのリバイバルを促した。映画・舞台・商品化を含む巨大なメディアフランチャイズを形成し、慈善活動や公共的発言での影響力も大きい。一方で近年のトランスジェンダーに関する発言は評価と批判を生み、公的イメージに影響を与えた。
関連学会
- 王立文学協会(Fellow)
大衆文化への影響
- ハリー・ポッター映画シリーズ(大衆文化の一部)
- 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』、テーマパーク、ファン文化(ファンフィクション等)
引用
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何かをせずに生きることは不可能だ。もし何かをせずに生きるなら、それは生きているのと同じではない。失敗は避けられないが、それが想像力を育む。
出典: ハーバード大学 卒業記念講演( (2008年) -
私は魔法や魔術を信じているわけではないが、想像力と物語の力を信じている。
出典: インタビュー・公的発言(要旨) (2008年)
豆知識
- 本名はJoanne Kathleen Rowling(ジョアン・ローリング)。
- ペンネームRobert Galbraithで成人向けの推理小説を発表。
- 2000年にVolant Charitable Trustを設立、2005年にLumosを共同設立するなど積極的な慈善活動を行っている。
- 初期は生活保護を受けながら『ハリー・ポッター』の執筆を続けていた。