ロサンゼルス・タイムズ ブック賞 ろさんぜるす・たいむず ぶっくしょう
第34回(2013年)
受賞者
12名ジンバブエからの移民少女の視点で、喪失と成長を描くデビュー小説。
故郷を離れた先で、名前を失った子どもたちの時間が始まる。
ジンバブエ出身の作家。移民や故郷の喪失をテーマにした作品で国際的評価を受ける。
シモン・ボリバルの生涯を通して、ラテンアメリカ独立史を描く伝記。
解放者の人生をたどることは、大陸の歴史をたどることでもある。
伝記・歴史に関する著作で知られる作家。ラテンアメリカ史や指導者の評伝を手がける。
ハリケーン・カトリーナ後の病院で起きた医療判断と死を検証する調査報道ノンフィクション。
災害の現場で、人命をめぐる判断はどこまで追い込まれるのか。
医療と災害をめぐる報道で知られる記者。現場取材に基づく緻密なルポで評価される。
東京の少女の手記と、孤島に暮らす小説家の視点が交差する、記憶と時間の物語。
手紙と日記が、離れた場所にいる二人を結びつける。
日系カナダ人のバックグラウンドを持つ作家で、文化的アイデンティティを題材にした作品で知られる。
ヨーロッパの若い女性の体験をたどる、Ulli Lust の自伝的グラフィック・メモワール。
旅と記憶の断片が、ひとりの女性の成長をかたちづくる。
オーストリア出身の漫画家。自伝的な作品で国際的評価を得ている。
1914年のヨーロッパを、第一次世界大戦へと向かう政治判断の連鎖から描き直す歴史書。
戦争は偶然ではなく、積み重なった選択の先に立ち上がる。
ヨーロッパ史を専門とする歴史家。20世紀前半の国際史研究で知られる。
ロバート・ガルブレイス名義で発表された、ロンドンを舞台にした探偵小説。
私立探偵が追うのは、ただの事件ではなく、複雑に絡んだ人間関係だ。
J.K.ローリングの筆名で発表されたミステリー。私立探偵コーモラン・ストライクを主人公にしたシリーズで知られる。
Ron Padgett の詩を集成した、広い射程を持つ選集。
軽やかさとユーモアが、長い詩歴の中でひとつにまとまる。
アメリカの詩人で、現代詩の文脈で長年評価されてきた詩集の選集が評価された。
環境と人口の未来を、世界各地の現場から考えるルポルタージュ。
地球の限界を見つめながら、まだ選べる未来を探す。
環境問題や人口問題を扱うノンフィクション作家。地球の未来を問いかける著作で知られる。
Boxers と Saints をまとめた、Boxer Rebellion を描く二部構成のグラフィック・ノベル。
同じ歴史を、異なる立場から二つの物語で照らし返す。
アメリカのグラフィックノベル作家。歴史や民族を題材にした作品で教育的側面も持つ。
ヤングアダルトの人気作家であり、オンラインでの読書コミュニティ形成に貢献。Innovator's Award受賞。
カリフォルニア南部を舞台に人間ドラマを描く作家。地域文学への貢献が評価されRobert Kirsch賞を受賞。