世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ジョン・グリーン

ジョン・グリーン

John Green

プロフィール

性別
男性
生誕
1977-08-24 (インディアナ州インディアナポリス, アメリカ合衆国)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
エピスコパリアン(聖公会)

経歴

職業
作家, ビデオブロガー(Vlogger), 慈善活動家
活動期間
2005年〜
所属団体
フォーラム・オブ・ヤング・グローバル・リーダーズ(World Economic Forumのプログラム)
影響を受けた人物
イリーン・クーパー(Ilene Cooper), エイミー・クロウス・ローゼンソー(Amy Krouse Rosenthal)

学歴

ケニオン大学
英語・宗教学(ダブルメジャー)
学位: BA
期間: 1995–2000
卒業年: 2000
国: アメリカ合衆国

受賞歴

マイケル・L・プリンツ賞
2006
対象作品: 『アラスカを探して(Looking for Alaska)』
主催: ヤングアダルト図書サービス協会(ALAの部門)
結果: 受賞
エドガー賞(エドガー・アラン・ポー賞)
2009
対象作品: 『紙の町(Paper Towns)』
部門: ヤングアダルト小説部門
主催: ミステリー作家協会
結果: 受賞
オデッセイ賞(オーディオブック部門)
2013
対象作品: 『きみがくれた物語(The Fault in Our Stars)』
主催: アメリカ図書館協会(ALA)
結果: 受賞
アメリカ図書館協会 - Amazing Audiobooks for Young Adults
2018
対象作品: 『ウミガメはどこまで行く(Turtles All the Way Down)』
主催: アメリカ図書館協会(ALA)
結果: 受賞
Goodreads Choice Award(ベストノンフィクション)
2021
対象作品: 『人間中心の惑星:The Anthropocene Reviewed』
主催: Goodreads
結果: 受賞
CDC U.S. TB Elimination Champion
2024
主催: アメリカ疾病予防管理センター(CDC)
結果: 表彰

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Looking for Alaska

    マイルズはアラスカという謎めいた少女に惹かれ、寄宿学校での生活のなかで友情、喪失、そして自分自身への向き合い方を学んでいく。事件の余韻の中で、若者たちの感情の揺れが静かに積み重なる青春小説。

    寄宿学校で、少年は謎めいた少女と喪失の意味に向き合う。

    221ページ
    寄宿学校友情喪失恋愛自己発見
  2. 受賞作: An Abundance of Katherines

    コリンはケイサリンという名の恋人に十九回も振られたあと、親友との旅のなかで自分の将来を説明する理論を作ろうとする。ユーモアと数学への執着が重なり、関係性を見直していくロードノベル。

    十九回振られた少年が、理論と旅で次の一歩を探す。

    272ページ
    恋愛友情数学自己発見ロードノベル
  1. 受賞作: The Fault in Our Stars

    がんと向き合う若者たちの恋と生を描いた感動作。喪失と希望、ユーモアと悲しみが混在する語り口で幅広い読者に支持された。

    恋愛生と死

作品

代表作

『アラスカを探して(Looking for Alaska)』

2005年 ヤングアダルト・ロマンス/成长小説 221ページ

寄宿学校を舞台にした青春小説。主人公が謎めいた少女アラスカとの出会いとその死を通して成長する物語。

喪失友情成長
映像化・舞台化
  • [テレビ(配信ミニシリーズ)] 『Looking for Alaska(テレビシリーズ)』 (2019)

『キャサリンたちの豊富(An Abundance of Katherines)』

2006年 ヤングアダルト・コメディ文学 227ページ

天才肌だが落ち込みがちな高校生が、同じ名の少女たちと繰り返す恋愛を通して自己理解を深める物語。

アイデンティティ恋愛ユーモア

『紙の町(Paper Towns)』

2008年 ヤングアダルト・ミステリ/成長小説 305ページ

隣人の少女マルゴを探す高校生の冒険と、想像と現実のギャップを描く青春ミステリ。

幻想と現実自己発見
映像化・舞台化
  • [映画] 『Paper Towns(映画)』 / Jake Schreier (2015)

『きみがくれた物語(The Fault in Our Stars)』

2012年 ヤングアダルト・ロマンス 313ページ

甲状腺癌の少女ヘイゼルと骨肉腫の生存者オーガスタスの恋と喪失を描く感動的な物語。

病と死共感
映像化・舞台化
  • [映画] 『The Fault in Our Stars(映画)』 / Josh Boone (2014)
  • [映画(インド語版)] 『Dil Bechara(ディル・ベチャラ)』 (2020)

『ウミガメはどこまでも(Turtles All the Way Down)』

2017年 ヤングアダルト/心理小説 286ページ

強迫性障害や不安を抱える16歳の少女アザが自己と向き合いながら事件に関わる物語。

精神疾患自己受容
映像化・舞台化
  • [映画(配信)] 『Turtles All the Way Down(映画)』 / Hannah Marks (2024)

『人間中心の惑星:The Anthropocene Reviewed』

2021年 エッセイ/ノンフィクション 352ページ

ポッドキャストを基にした随筆集で、人間活動の様々な側面(製品や現象)を五つ星で評することで人間性を描く。

現代性人間中心主義回想

全著作

  • Looking for Alaska(2005)
  • An Abundance of Katherines(2006)
  • Let It Snow: Three Holiday Romances(2008)
  • Paper Towns(2008)
  • Will Grayson, Will Grayson(2010)
  • The Fault in Our Stars(2012)
  • Turtles All the Way Down(2017)
  • The Anthropocene Reviewed(2021)
  • Everything Is Tuberculosis(2025)

翻案

  • 『The Fault in Our Stars』映画(2014)
  • 『Paper Towns』映画(2015)
  • 『Looking for Alaska』配信ミニシリーズ(2019)
  • 『Turtles All the Way Down』映画(2024)
  • 『Let It Snow』映画(Netflix、2019)

作風・主題

文体
現実主義的で親しみやすいヤングアダルト向けの語り口ウィットと感情を織り交ぜた散文
頻出モチーフ
喪失と死思春期の自己探求病と脆さユーモアによる救済

健康

  • 不安障害
    生涯にわたる
    創作や公的活動に影響を与え、作品の主題にも反映されている
  • 強迫性障害(OCD)
    生涯にわたる
    小説『Turtles All the Way Down』などで直接扱われている

評価・遺産

ジョン・グリーンはヤングアダルト文学の主要な作家かつインターネット文化の影響力ある人物として知られる。作品は世界中で翻訳され、多数の映画・ドラマ化や教育的プロジェクト(Crash Course)を通じて広い影響を与えた。近年はグローバルヘルス活動(結核対策など)でも注目を集めている。

関連学会

  • アメリカ図書館協会(関連賞などで関与)

大衆文化への影響

  • Nerdfighteria(オンラインコミュニティ)
  • Vlogbrothers / Crash CourseなどのYouTubeプロジェクト

引用

  • (プリンツ賞受賞の知らせを受けて)「おそらく私が経験した中で最も純粋な喜びの瞬間だった」
    出典: 受賞に関するインタビュー(2006) (2006年)
  • 「本を書いている間、人々が肩越しに見ているような強いプレッシャーを感じることがある」
    出典: Turtles All the Way Down に関する発言(インタビュー) (2017年)

豆知識

  • 著作は55以上の言語に翻訳され、累計で5,000万部以上の発行部数を誇る(概数)
  • 弟はHank Green(ハンク・グリーン)で、共にVlogbrothersやCrash Courseなどを運営している
  • 『The Fault in Our Stars』は2014年に映画化され、世界興行収入は約3億ドルを超えた