-
第46回(2015年) 受賞受賞作: When I Was the Greatest
ブルックリンを舞台に、友情と暴力、選択の重さを描くヤングアダルト小説。若者たちの絆と葛藤を通じて成長と赦しのテーマを探る現代劇。
ヤングアダルト友情成長都市生活暴力 -
第56回(2025年) 受賞受賞作: Twenty-four Seconds from Now...
時間と決断の瞬間を切り取るような青春小説。スポーツや競技の緊張感を通して、若者たちの友情、選択、成長の瞬間を描き出す物語で、躍動感ある描写が特徴。
YAスポーツ友情成長
ジェイソン・レイノルズ
ジェイソン・レイノルズ
Jeison Reinoruzu
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1983-12-06 (ワシントンD.C.)
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- オクソン・ヒル(メリーランド州) → ワシントンD.C. → ブルックリン(ニューヨーク州)
経歴
- 職業
- 作家, 詩人
- 活動期間
- 2001年〜
- 影響を受けた人物
- クイーン・ラティファ, トゥパック, ビギー(The Notorious B.I.G.), リチャード・ライト, ジェームズ・ボールドウィン, ウォルター・ディーン・マイヤーズ
- 影響を与えた人物
- トミ・アディエミ, イヴ・ユーイング, アンジー・トーマス
- ノミネート
- ナショナル・ブック・アワード(児童文学)ファイナリスト(Ghost, 2016), ナショナル・ブック・アワード(児童文学)ファイナリスト(Look Both Ways, 2019)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ビショップ・マクナマラ高校 | — | — | — | 1990s | アメリカ合衆国 |
| メリーランド大学 | — | 英文学 | BA in English | 2000s | アメリカ合衆国 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015 | ジョン・ステップトー新人賞(John Steptoe New Talent Award) | When I Was the Greatest | — | アメリカ図書館協会 | Winner |
| 2016 | ナショナル・ブック・アワード(児童文学部門) | Ghost | — | National Book Foundation | Finalist |
| 2016 | ウォルター・ディーン・マイヤーズ賞(Walter Dean Myers Award) | All American Boys | — | We Need Diverse Books | Winner |
| 2016 | コレッタ・スコット・キング賞(Coretta Scott King Award) | The Boy in the Black Suit | Honor | アメリカ図書館協会 | Honor |
| 2016 | カークス賞(Kirkus Prize) | As Brave as You | — | Kirkus Reviews | Winner |
| 2017 | NAACPイメージ・アワード(若年層向け文学部門) | As Brave as You | — | NAACP | Winner |
| 2018 | エドガー賞(最優秀ヤングアダルト作品) | Long Way Down | — | Mystery Writers of America | Winner |
| 2018 | ニューベリー名誉賞(Newbery Honor) | Long Way Down | Honor | アメリカ図書館協会 | Honor |
| 2021 | カーネギー賞(Carnegie Medal) | Look Both Ways | — | CILIP(英国) | Winner |
| 2023 | マーガレット・A・エドワーズ賞(Margaret A. Edwards Award) | When I Was the Greatest; All American Boys; Long Way Down | — | アメリカ図書館協会 | Winner |
| 2024 | マッカーサー賞(MacArthur Fellowship) | — | — | マッカーサー財団 | Winner |
| 2024 | マイケル・L・プリンツ賞(Michael L. Printz Award) | The Collectors: Stories | — | アメリカ図書館協会(YALSA) | Winner |
| 2025 | コレッタ・スコット・キング作家賞(Coretta Scott King Author Award) | Twenty-Four Seconds from Now...: A LOVE Story | — | アメリカ図書館協会 | Winner |
受賞・候補エディション
-
第38回(2017年) 受賞受賞作: Long Way Down
Jason Reynolds の『Long Way Down』は、兄を殺された少年が復讐へ向かう一分間のエレベーターの旅を描く詩小説である。短い場面の連鎖を通して、暴力の連鎖と感情の重さが浮かび上がる。
復讐に向かう一分間のエレベーターの旅を描く詩小説。
詩小説復讐暴力兄弟成長
-
第97回(2018年) 候補受賞作: Long Way Down
『Long Way Down』は、兄を銃で殺された少年ウィルが復讐のためにエレベーターで下へ向かう、わずかな時間を描く韻文小説。階ごとに現れる死者たちとの対話を通じて、暴力の連鎖、喪失、家族への愛、選択の重さが鋭く浮かび上がる。
下へ向かうエレベーターの中で、復讐の物語は別の問いへ変わっていく。
320ページ銃暴力復讐喪失兄弟韻文小説
-
第12回(2020年) 受賞受賞作: Stamped: Racism, Antiracism, & You
Jason ReynoldsによるStamped: Racism, Antiracism, & Youは、読者投票で強い支持を集めた話題作。
Jason ReynoldsによるStamped: Racism, Antiracism, & Youは、読者投票で強い支持を集めた話題作。
話題作読者人気
-
第86回(2021年) 受賞受賞作: Look Both Ways
学校からの帰り道に起こる小さな出来事を題材にした十編の短編連作集。各話が独立しつつも都市生活や友情、恐れ、希望といったテーマで互いに響き合い、登場人物たちの成長を描く群像的な作品。
学校からの帰り道に起こる小さな出来事を題材にした十編の短編連作集。
日常のドラマコミュニティ成長友情都会生活
-
第31回(2021年) 受賞受賞作: ロング・ウェイ・ダウン(Long Way Down)
兄の死を受け、復讐を決意した少年ウィルがエレベーターで階を下りる短い間に起こる出来事と出会いを、ヴァース(詩)形式で描く。暴力の連鎖、喪失、決断の重さを若者の視点で鋭く問いかける作品。
暴力と復讐喪失と悲嘆成長と選択家族青年期
-
第25回(2024年) 受賞受賞作: The Collectors: Stories
収集というテーマを手がかりに、十人のYA作家が異なる形式と語り口で挑む短編集。奇妙さや実験性を前面に出しながら、所有、記憶、アイデンティティ、関係性のずれを一冊に束ねている。
十の物語が、集めることの不思議さをそれぞれのかたちで照らし出す。
272ページ短編集収集実験的な語りアイデンティティ若者多様性
作品
代表作
When I Was the Greatest
2014年 ヤングアダルト小説ベッドフォード=スタイヴェサントを舞台にした若者の成長物語。地域の友情と対立を描く。
Ghost
2016年 ミドルグレード/ヤングアダルトトラックチーム所属の少年を主人公にしたシリーズ第1作。自分の過去と向き合いながら走る物語。
As Brave as You
2016年 ヤングアダルト/ミドルグレード兄弟が夏を祖父の元で過ごし、家族や勇気について学ぶ物語。ユーモアと温かさが特徴。
Long Way Down
2017年 詩体小説(小説・詩)兄が射殺された若者が復讐と暴力の連鎖に直面する、詩の形式で綴られた小説。
- [舞台] Long Way Down(演劇版) / Martine Kei Green-Rogers (2018)
- [グラフィック・ノベル] Long Way Down(グラフィック・ノベル版) / Danica Novgorodoff (2020)
Look Both Ways: A Tale Told in Ten Blocks
2019年 児童・ミドルグレード十のブロックを舞台にした十の短編で構成される物語。下校中の中学生たちの視点を描く。
Miles Morales: Spider-Man
2017年 コミック原作小説マーベルのキャラクター、マイルズ・モラレスを題材にした小説。家族とアイデンティティを描く。
全著作
- Let Me Speak
- Self
- My Name Is Jason. Mine Too.: Our Story. Our Way
- When I Was the Greatest
- The Boy in the Black Suit
- All American Boys
- As Brave as You
- Ghost
- Patina
- Sunny
- Lu
- Miles Morales: Spider-Man
- Long Way Down
- For Every One
- Look Both Ways: A Tale Told in Ten Blocks
- Stamped: Racism, Antiracism, and You
- Ain't Burned All the Bright
- There Was a Party for Langston
- Twenty-four Seconds from Now
翻案
- Long Way Down の舞台化(ケネディセンター)
- Long Way Down のグラフィック・ノベル版(Danica Novgorodoff)
作風・主題
- 文体
- 口語的でリズミカルな詩的文体登場人物の本当の声を重視する語り
- 頻出モチーフ
- 都市生活と日常暴力とその連鎖家族とコミュニティ
評価・遺産
若年層向け文学において黒人の声を中心に据えた作品群で高い評価を得ている。学校図書館や教育現場での採用も多く、児童・ヤングアダルト文学における重要な現代作家と見なされる。
関連学会
- アメリカ図書館協会
大衆文化への影響
- テレビ番組『Antiques Roadshow』に出演(2021年)
- 図書館関係行事やナショナル・アンバサダーとしての活動(Library of Congress のナショナル・アンバサダー 2020–2022)
引用
-
(子どもたちは)監視されていない時間に世界を学ぶ。それが本書で描きたかったことだ。
出典: 『Look Both Ways』刊行時のインタビュー (2019年)
豆知識
- 17歳までほとんど本を読まなかったが、ラップ音楽から書くことに影響を受けた。
- 高校を2000年に卒業し、大学で英語の学士号を取得。
- コレッタ・スコット・キング賞、カーネギー賞、プリンツ賞など多数受賞。
- 熱心なアフリカ系アメリカ文学コレクターで、アンティーク関連の番組にも出演。