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第6回(1996年) 受賞
ピエール・ジョリス
ぴえーる・じょりす
Pierre Joris
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1946-07-14 (フランス・ストラスブール)
- 死没
- 2025-02-27 (アメリカ合衆国・ニューヨーク市(ブルックリン、ベイリッジ)) 78歳
- 国籍
- ルクセンブルク, アメリカ合衆国
- 言語
- 英語, フランス語
- 居住地歴
- ルクセンブルク(幼年期) → フランス・ストラスブール(出生地) → アメリカ合衆国(ニューヨーク、ビンガムトン、サンディエゴ等) → フランス(パリ) → アルジェリア(コンスタンティーヌ勤務) → イギリス(ロンドン)
経歴
- 職業
- 詩人, 随筆家, 編集者, 翻訳者, 編者(アンソロジスト), 大学教員
- 活動期間
- 1967年〜2025年
- 所属
- ニューヨーク州立大学アルバニー校(英語学科、教員), コンスタンティーヌ大学(英語学科、教員), フランス・ラジオ/フランス・カルチュール(編集)
- 影響を受けた人物
- ポール・ツェラン, モーリス・ブランショ, 前衛詩運動、各国の詩人・翻訳者
- 影響を与えた人物
- 現代英語圏の翻訳者・詩人(複数世代), 北アフリカ文学の英訳・紹介に携わる研究者
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| バード大学 | — | — | AB (Bachelor of Arts) | 1967頃 | アメリカ合衆国 |
| エセックス大学 | 翻訳理論と実践 | 大学院 | MA | 1972–1975 | イギリス |
バード大学
学位:
AB (Bachelor of Arts)
期間:
1967頃
国:
アメリカ合衆国
バード大学で学士号(優等)取得(正確な卒業年は不明)
エセックス大学
翻訳理論と実践
/ 大学院
学位:
MA
期間:
1972–1975
卒業年:
1975
国:
イギリス
文学翻訳の修士号取得
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020 | バッティ・ウェーバー賞(生涯文学業績) | — | — | ルクセンブルク文化機関 | 受賞 |
| 2005 | PEN Poetry Translation Award | 『Lightduress』の英訳(ポール・ツェラン作品) | — | PEN America | 受賞 |
| 1994 | PEN Center USA West Literary Award for Translation | 『pppppp: Kurt Schwitters 選集』(共訳・編) | — | PEN Center USA West | 受賞(共同受賞) |
| 1996 | PEN Oakland / Josephine Miles Literary Award(共同編集による賞) | 『Poems for the Millennium』第1巻(共編) | — | PEN Oakland | 受賞(編者として関与) |
バッティ・ウェーバー賞(生涯文学業績)
2020
主催:
ルクセンブルク文化機関
結果:
受賞
PEN Poetry Translation Award
2005
対象作品:
『Lightduress』の英訳(ポール・ツェラン作品)
主催:
PEN America
結果:
受賞
PEN Center USA West Literary Award for Translation
1994
対象作品:
『pppppp: Kurt Schwitters 選集』(共訳・編)
主催:
PEN Center USA West
結果:
受賞(共同受賞)
PEN Oakland / Josephine Miles Literary Award(共同編集による賞)
1996
対象作品:
『Poems for the Millennium』第1巻(共編)
主催:
PEN Oakland
結果:
受賞(編者として関与)
受賞・候補エディション
PEN賞(詩の翻訳賞)
1回登壇
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第10回(2005年) 受賞受賞作: Lichtzwang
ポール・ツェランの詩集『Lichtzwang』の英訳。断片的で実験的な言語運用、喪失と記憶の主題を深く掘り下げるツェランの詩群を英語で提示し、戦後詩における言語の可能性を探る翻訳書である。
ドイツ語詩戦後詩喪失と記憶詩の翻訳
ナショナル・トランスレーション賞
1回登壇
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第9回(2015年) 受賞受賞作: Breathturn into Timestead (ポール・ツェラン詩集の英訳)
ポール・ツェランの詩を収めた英訳。言語の断片化や沈黙、記憶と喪失をめぐる詩的探究が特徴で、原詩の難解さを保持しつつ英語で詩的音感と暗示を再構築する翻訳が高く評価された。
現代詩記憶と喪失言語の限界詩的実験
バッティ・ウェーバー賞
1回登壇
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第12回(2020年) 受賞受賞作: 生涯業績(全作品)
2020年のバッティ・ウェーバー賞は、ピエール・ジョリスの詩作・翻訳・評論にわたる長年の多言語的な文学活動と国際的な文化貢献を総合的に評価して贈られたものである。特定作品ではなく、総体としての業績が対象となった。
ルクセンブルク文学生涯業績多言語文学/翻訳
PEN/ラルフ・マンハイム翻訳メダル
1回登壇
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第14回(2021年) 受賞受賞作: 生涯の翻訳業績
詩と随筆、批評の分野での翻訳活動を含む生涯の翻訳業績を称える。詩的な感性と批評的視点を併せ持つ翻訳で、文化横断的な文学交流に貢献した点が評価された。
翻訳詩ヨーロッパ文学生涯業績文化交流
作品
代表作
Breccia: Selected Poems 1972-1986
1987年 詩集(選集)1972年から1986年までの詩を選集した作品。実験的言語運用と移動・不在の主題が見られる。
移動ディアスポラ言語の境界
Poasis: Selected Poems 1986-1999
2001年 詩集(選集)1986年から1999年の詩を集めた選集。断片的で実験的な詩作が特徴。
断片性翻訳と受容都市と記憶
A Nomad Poetics
2003年 評論・エッセイノマド的詩学や移動する書き手としての立場を論じたエッセイ集。
ノマディズム翻訳理論越境
Barzakh (Poems 2000-2012)
2014年 詩集2000年から2012年の詩を収めた詩集。文化間の〈間-性〉を示唆する題が印象的。
境界文化間対話精神的探求
Interglacial Narrows (Poems 2015–2021)
2023年 詩集2015年から2021年の詩を収めた晩年の詩集。気候・時間・記憶を巡る断章が含まれる。
時間記憶地理的想像力
The Book of U — Le livre des cormorant
2017年 詩 / 絵本(協働)ニコール・ペイラフィットとの協働による視覚詩的作品。多言語・多媒体的な表現。
コラボレーション視覚詩多言語性
全著作
- The Fifth Season(詩集、1971)
- Breccia: Selected Poems 1972-1986(詩集、1987)
- Poasis: Selected Poems 1986-1999(詩集、2001)
- A Nomad Poetics(随筆、2003)
- Barzakh (Poems 2000-2012)(詩集、2014)
- Interglacial Narrows(詩集、2023)
翻案
- いくつかの詩作品は舞台・ダンス・マルチメディア公演で上演
作家による翻訳
- ポール・ツェランの主要作品(英訳)
- サファー・ファシー等の現代北アフリカ・中東詩の翻訳
作品の翻訳
- いくつかの詩集はチェコ語・スペイン語・ドイツ語などに翻訳・刊行
作風・主題
- 文体
- 実験的・断片的な詩形多言語混交(英仏など)翻訳的視点を取り入れたエッセイ・詩
- 頻出モチーフ
- 移動/ノマディズム境界・〈間〉記憶と都市翻訳と声の多様性
健康
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癌罹患期間は明確でないが晩年に治療を受けていた(2025年没)最終的に死因となり、活動終期に影響を与えた
評価・遺産
ピエール・ジョリスは翻訳者・詩人・編者として国際的に評価され、ポール・ツェランの英訳を含む重要な翻訳業績と、移動する詩人としてのノマド的詩学で知られる。多文化間の交流を促進し、北アフリカ文学や前衛詩の紹介に貢献した。
豆知識
- ニコール・ペイラフィット(パフォーマンスアーティスト)と結婚していた。
- 息子に映画監督のマイルズ・ジョリス=ペイラフィットとプロデューサーのジョセフ・マスタントゥオノがいる。
- ポール・ツェランの大規模な英訳で知られる。
- 生涯で80冊以上の著作を発表したとされる。
- 2020年にルクセンブルクのバッティ・ウェーバー賞を受賞。