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メグ・ロソフ

メグ・ロソフ

Meg Rosoff

プロフィール

性別
女性
生誕
1956-10-16 (ボストン、マサチューセッツ、アメリカ合衆国)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
ユダヤ教
居住地歴
ボストン(出生) → ニューヨーク(1980年代、出版・広告で勤務) → ロンドン(1989年以降在住)

経歴

職業
作家, 小説家, 児童文学作家, コピーライター(過去)
活動期間
1980年〜
所属
ロイヤル・ソサエティ・オブ・リテラチュア(フェロー), ホームートン・カレッジ、ケンブリッジ(フェロー)

学歴

ハーバード大学
期間: 1974–1977、卒業を1980年に完了
卒業年: 1980
国: アメリカ合衆国
1974年から1977年に在学後、ロンドンでの学びを経て1980年に学位を完了したとされる
セント・マーティン美術学校(Saint Martin's School of Art)
彫刻(学部) / 彫刻
期間: 1977頃
国: イギリス
ロンドンに移り彫刻を学ぶため在籍したが、正式な学位取得年は資料で明示されていない

受賞歴

ガーディアン児童文学賞(Guardian Children's Fiction Prize)
2004
対象作品: How I Live Now(邦題なし)
主催: The Guardian(ガーディアン紙)
結果: 受賞
マイケル・L・プリンツ賞(Michael L. Printz Award)
2005
対象作品: How I Live Now
主催: アメリカ図書館協会(YALSA)
結果: 受賞
ブランフォード・ボース賞(Branford Boase Award)
2005
対象作品: How I Live Now
部門: デビュー長編小説
主催: Branford Boase Award(主催団体)
結果: 受賞
カーネギー賞(Carnegie Medal)
2007
対象作品: Just in Case
主催: CILIP(英国図書館員協会)
結果: 受賞
アストリッド・リンドグレーン記念賞(Astrid Lindgren Memorial Award)
2016
対象作品: 作品全集に対する功績
部門: 生涯功労
主催: ストックホルム市およびアストリッド・リンドグレーン基金
結果: 受賞
Premio Letteratura Ragazzi(イタリア)
2021
対象作品: The Great Godden
主催: Premio Letteratura Ragazzi(イタリアの独立書店組合)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: How I Live Now

    『How I Live Now』はアメリカ人の少女がイギリスの田舎で親戚と過ごす中、突然の戦争や混乱に巻き込まれ、生き延びるために奮闘する物語。愛と喪失、サバイバルを通して成長と連帯の意味を問いかける。

    戦争サバイバル成長家族と愛
  1. 受賞作: How I Live Now

    ダイジーはアメリカから英国の親戚の農場へ送られ、そこにいるいとこたちとの暮らしに少しずつ馴染んでいくが、世界は戦争の拡大で急速に崩れていく。閉ざされた状況の中で、家族との絆と生き延びる意志が試される物語。

    戦争が日常を壊していくなか、遠い親戚の家で少女は居場所を探す。

    211ページ
    戦争生存家族喪失初恋
  1. 受賞作: Just in Case

    もしもの備えを通じて、愛や死、未来への不安を繊細に描くYA小説。軽やかなユーモアの裏で、人生をどう引き受けるかが静かに問われる。

    備えすぎる少年が、未来のかたちを考える。

    256ページ
    YA喪失家族恋愛人生訓
  1. 受賞作: was wäre wenn (Just in Case)

    若者の不安や選択をユーモアと切なさを交えて描くYA小説。偶然と決断が主人公の人生をどう変えるかを問う内容で読者の共感を得る。

    思春期選択アイデンティティ
  1. 受賞作: How I Live Now

    戦時下のイギリスを舞台に、離れて暮らす若者たちの友情と生きる力を描くYA小説。混乱と喪失の中で成長する主人公たちの姿を通して、希望と人間関係の強さを描写する。映画化もされた代表作。

    YA友情戦争・混乱成長

作品

代表作

How I Live Now

2004年 ヤングアダルトフィクション

イギリスでの内戦と隔離を背景にしたヤングアダルト小説。アメリカ出身の少女が一族と暮らす英国の田園地帯での体験と喪失、成長を描く。

成長家族戦争とその影響生存
映像化・舞台化
  • [映画] How I Live Now(映画) / Kevin Macdonald (2013)

Just in Case

2006年 ヤングアダルトフィクション

運命と偶然、恐怖心に向き合う青年の物語。ユーモアと哲学的な問いを織り交ぜた作風で評価された。

運命恐怖自己探求

What I Was

2007年 ヤングアダルトフィクション

記憶と自己認識、過去の自分との対峙を描く小説。批評家から高い評価を受けた。

記憶アイデンティティ過去との和解

Picture Me Gone

2013年 ヤングアダルト / ミステリ要素を含むフィクション

過去に結びついた事件と家族の秘密を巡るミステリ調のヤングアダルト小説。アメリカでナショナルブック賞の最終候補になった。

家族の秘密記憶アイデンティティ

The Great Godden

2020年 ヤングアダルトフィクション

家族、友情、故郷を巡る長編。批評界で注目され、複数の賞にノミネートされた。

友情家族帰郷

全著作

  • How I Live Now (2004)
  • Just in Case (2006)
  • What I Was (2007)
  • The Bride's Farewell (2009)
  • There Is No Dog (2011)
  • Picture Me Gone (2013)
  • Jonathan Unleashed (2016)
  • The Great Godden (2020)
  • Friends Like These (2022)
  • Meet Wild Boars(絵本、2005)
  • Jumpy Jack and Googily(絵本、2008)
  • Wild Boars Cook(絵本、2010)

翻案

  • How I Live Now(小説→映画、2013年公開)

作風・主題

文体
簡潔で機知に富んだ文体ユーモアと暗さを併せ持つ語り若者の内面に鋭く迫る描写
頻出モチーフ
家族の絆成長と喪失記憶とアイデンティティユーモアによる救済

健康

  • 乳がん
    2004(診断)、以降の治療・経過あり
    自身の闘病経験や家族の喪失が創作テーマや執筆の動機に影響を与えた

評価・遺産

メグ・ロソフはヤングアダルト文学を中心に国際的な評価を得た作家であり、『How I Live Now』や『Just in Case』などで主要な児童・ヤングアダルト文学賞を多数受賞した。2016年にはアストリッド・リンドグレーン記念賞を受賞し、児童文学界における重要な人物と見なされている。

関連学会

  • ロイヤル・ソサエティ・オブ・リテラチュア(フェロー)
  • ホームートン・カレッジ、ケンブリッジ(フェロー)

大衆文化への影響

  • 『How I Live Now』は2013年に映画化され、国際的に公開された。
  • 作品は学校の読書リストや青少年向け賞の対象として広く取り上げられる。

引用

  • タイトルは『綴りの間違った無神論者が教会の前で「THERE IS NO DOG」と書いた看板を掲げて歩いている』という冗談から来ている。
    出典: 著者インタビュー(Book Nerd 等) (2012年)

豆知識

  • 1989年以降ロンドン在住。
  • 最初の長編小説『How I Live Now』の刊行週に自身も乳がんと診断された。
  • 2016年にアストリッド・リンドグレーン記念賞(賞金約£430,000)を受賞した。
  • 元は出版社や広告代理店でコピーライターとして働いていた。