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第7回(1969年) 受賞受賞作: Selected Translations 1948-1968
W. S. Merwinが1948年から1968年に訳した詩や短篇を集めた選集。多言語の詩作を詩人自身の感性で英語化し、翻訳者としての技量と詩的解釈を示す多彩な訳詩を収録している。
翻訳詩アンソロジー詩
ウィリアム・スタンリー・マーヴィン
ウィリアム・スタンリー・マーヴィン
W. S. Merwin
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1927-09-30 (アメリカ合衆国 ニューヨーク市)
- 死没
- 2019-03-15 (アメリカ合衆国 ハワイ州 マウイ島 ハイク) 91歳
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 宗教
- 幼少期は長老派(Presbyterian)、後年は禅仏教に傾倒
- 居住地歴
- ニューアーク(幼少)→ユニオンシティ(ニュージャージー) → スクラントン(ペンシルベニア) → スペイン(滞在) → ロンドン(滞在) → ニューヨーク(グリニッジ・ヴィレッジ) → マサチューセッツ州 ケンブリッジ/ボストン(滞在) → ハワイ州 マウイ島 ハイク(晩年の居住)
経歴
- 職業
- 詩人, 翻訳者, 編集者, 随筆家
- 活動期間
- 1952年〜2019年
- 影響を受けた人物
- R. P. ブラックマー(指導教員), ロバート・グレーヴス(スペイン滞在時に交流), ロバート・ベイカー・エイトケン(禅の師), 禅仏教思想
- 影響を与えた人物
- 後進のアメリカ詩人(ベトナム戦争-era詩人世代等)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| プリンストン大学 | — | 英文学 | B.A. | 1944–1948 | アメリカ合衆国 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1952 | ヤール・ヤンガー詩人賞(Yale Younger Poets Prize) | 『A Mask for Janus』 | — | イェール大学(Yale University) | winner |
| 1971 | ピューリッツァー賞(詩) | 『The Carrier of Ladders』 | — | ピューリッツァー賞委員会 | winner |
| 1979 | ボリンゲン賞(詩) | — | — | イェール大学図書館(授与機関) | winner |
| 1993 | レノア・マーシャル詩賞(Lenore Marshall Poetry Prize) | 『Travels』 | — | 連合詩団体(記録上の授与団体) | winner |
| 1993 | タニング賞(The Tanning Prize) | — | — | アメリカ詩人アカデミー(Academy of American Poets) | winner |
| 2005 | ナショナル・ブック賞(詩) | 『Migration: New and Selected Poems』 | — | ナショナル・ブック財団 | winner |
| 2009 | ピューリッツァー賞(詩) | 『The Shadow of Sirius』 | — | ピューリッツァー賞委員会 | winner |
| 2010 | アメリカ合衆国詩人桂冠(United States Poet Laureate) | — | — | アメリカ議会図書館(Library of Congress) | appointed (2010–2011) |
| 2004 | ゴールデン・リース(Struga Poetry Evenings Golden Wreath) | — | — | ストゥルガ詩祭 | winner |
| 2004 | ラナン生涯功労賞(Lannan Lifetime Achievement Award) | — | — | ラナン財団 | winner |
| 2013 | ジャパン–米国友好翻訳賞(Japan–U.S. Friendship Commission Prize for the Translation of Japanese Literature) | 『与謝蕪村句集(編訳)』 | — | 日本–米国友好翻訳賞委員会(共同) | winner (with Takako Lento) |
| 2013 | ズビグニェフ・ヘルベルト国際文学賞(Zbigniew Herbert International Literary Award) | — | — | ヘルベルト財団(Fundacja im. Zbigniewa Herberta) | winner |
受賞・候補エディション
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第52回(1971年) 受賞受賞作: The Carrier of Ladders
『The Carrier of Ladders』は、時間や記憶、歴史と自然の交差を詩的に探る作品集。象徴的なイメージと簡潔で切れ味のある言語によって、内面世界と外界の接点を静かに、しかし深く照射する詩群である。
記憶自然時間象徴主義 -
第91回(2009年) 受賞受賞作: The Shadow of Sirius
『The Shadow of Sirius』は、失われたものへの深い瞑想を軸に、老い、死、自然、環境破壊への痛惜を簡潔な自由詩で綴る。陳述と沈黙を往復する抑制された言語で個人的喪失と地球規模の喪失を重ね合わせ、余白の美学を示す。
喪失自然老い環境瞑想
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第27回(1979年) 受賞受賞作: The Carrier of Ladders
重層的で象徴的なイメージの詩集。時間と記憶、自然の相互作用を探り、音とイメージを緻密に磨き上げることで独特の詩世界を構築している。
自然喪失記憶環境
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第4回(1990年) 受賞受賞作: 業績(詩作・翻訳)
本賞はマーヴィンの長年にわたる詩作と翻訳活動を称えるものである。彼の作品は自然や沈黙、喪失に対する深い感受性を示し、形式にとらわれない自由な詩形で現代詩の幅を広げた。
自然環境無常翻訳
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第13回(1998年) 受賞受賞作: 受賞は生涯業績に対するもので、特定作品の受賞はなし
ルース・リリー詩賞は特定の詩集ではなく詩人の通算の業績を顕彰する賞であるため、ここでは特定作品の概要は提示していない。
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第13回(2003年) 受賞受賞作: The Carrier of Ladders
象徴的なイメージと簡潔な語りを通して記憶や時間、自然との関係を探る詩集。暗喩と間(ま)の感覚が重なり、沈黙や喪失の層を感じさせる作品群で、Merwinの重要な位置を示す代表作の一つである。
自然記憶時間沈黙喪失
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第93回(2004年 第2回開催) 生涯功労賞
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第158回(2004年 第4回開催) 生涯功労賞
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第40回(2005年) 受賞受賞作: 生涯業績(Golden Wreath受賞)
Merwinの詩は簡潔で瞑想的、自然の細部と記憶の深層を静かに見つめる。Golden Wreathはその長年にわたる詩的業績と国際的影響、自然と人間の関係を詩的に探求した仕事を称えるものである。
自然瞑想喪失と再生翻訳
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第21回(2006年) 受賞受賞作: Migration
自然や喪失、移動をモチーフにした詩集。沈黙や時間の流れを通して存在を探る詩群で、抒情と象徴に富む作品。
詩自然記憶
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第9回(2006年) 受賞受賞作: Present Company
『Present Company』は現在性や対話をテーマに、沈黙と省略を伴う簡潔な言語で自然や人間関係を見つめる詩集である。環境への感受性と内的な回想が静かに交差し、余白を重視した詩作が展開される。
自然沈黙記憶環境内省
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第1回(2013年) 受賞受賞作: 生涯の文学的業績
詩人としての長年の創作に対する表彰。自然・記憶・喪失を主題にした瞑想的な詩群が国際的に評価され、言語や環境への洞察が受賞理由とされた。
詩自然記憶倫理
作品
代表作
『A Mask for Janus』
1952年 詩処女詩集。早期の詩作を収めた作品集で、後の作風への端緒を示す。
『The Drunk in the Furnace』
1960年 詩自伝的要素が強まった初期の重要作。神話や伝説的主題から個人的な語りへと変化する過程を示す。
『The Carrier of Ladders』
1971年 詩1971年のピューリッツァー賞受賞作。成熟した詩風を示す主要詩集。
『Folding Cliffs: A Narrative』
1998年 詩(詩による長篇/物語詩)ハワイの歴史と伝説を題材にした長篇詩。物語的な構成を持つ試み。
『Migration: New and Selected Poems』
2005年 詩新旧詩篇を収めた選集。2005年のナショナル・ブック賞受賞作。
『The Shadow of Sirius』
2008年 詩2009年のピューリッツァー賞受賞作。自然、老い、喪失を扱った短篇詩集。
『Garden Time』
2016年 詩視力を失いつつあった時期に書かれた晩年の詩集。老いと現在を生きることを主題にする。
全著作
- 『A Mask for Janus』 (1952)
- 『The Drunk in the Furnace』 (1960)
- 『The Carrier of Ladders』 (1971)
- 『Folding Cliffs: A Narrative』 (1998)
- 『Migration: New and Selected Poems』 (2005)
- 『The Shadow of Sirius』 (2008)
- 『Garden Time』 (2016)
翻案
- ドキュメンタリー『Even Though the Whole World Is Burning』
- PBS放送用1時間版『To Plant a Tree』
作家による翻訳
- 『プルガトリオ』(ダンテ翻訳)等
- 『Lazarillo de Tormes』(スペイン語からの翻訳)
- 『与謝蕪村句集』(共訳、Takako Lentoと)
作風・主題
- 文体
- 無駄な句読点を排した間接的な語り簡潔で瞑想的な叙述
- 頻出モチーフ
- 自然(特に樹木や動植物)老いと喪失仏教的省察記憶と歴史
健康
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視力喪失(晩年)2010年代〜晩年視力低下により執筆方法を変え、妻に口述筆記を依頼して詩作を継続した
評価・遺産
二度のピューリッツァー賞受賞やナショナル・ブック賞など多数の主要賞を受けた20世紀後半から21世紀初頭の重要なアメリカ詩人。ハワイの自然保全にも深く関わり、Merwin Conservancyを通じて邸宅と熱帯雨林の保全に努めた。
記念館・博物館
- マーヴィン保全団体(The Merwin Conservancy) ハワイ州 マウイ島 ハイク 2010年開館
関連学会
- アカデミー・オブ・アメリカン・ポエッツ(関連)
資料所蔵先
- イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 貴重書・原稿ライブラリ(W.S. Merwin papers)
大衆文化への影響
- ドキュメンタリー映画『Even Though the Whole World Is Burning』
- PBSで放送された『To Plant a Tree』
豆知識
- 幼少期に父は長老派の牧師であった。
- 出身地ユニオンシティでは2006年に彼の名を冠した通りが作られた(W. S. Merwin Way)。
- ピューリッツァー賞を1971年と2009年の二度受賞している。
- 2010年に第17代アメリカ合衆国ポエット・ロリアート(Poet Laureate)に任命された。